約9割の学生が「夏インターンシップ参加企業の選考に進みたい」意向を持つことが明らかに
大学4年の6月までに就活を終了したい学生は全体の8割強 「25年卒(現大学3年生)夏のインターンシップ」に関する調査
*1当調査における「インターンシップ」には、オープンカンパニーなども含まれます。
調査結果サマリー
87.2%の学生が、インターンシップに参加した企業の選考に進みたい意向を持つことが明らかに
インターンシップに参加した理由のトップは、「業界理解を深めるため」(69.3%)
57.6%の学生が、大学3年生の秋頃(9~11月)までに希望業界を絞っている
84.8%の学生が、大学4年の6月までに就活を終了したいと考えている
73.6%の学生が、1社以上の選考を受けている*2 *2 2024年1月調査時点
インターンシップの情報収集を始めた時期で最も多かったのは「大学3年生4月」(27.9%)
主な調査結果
▶インターンシップの参加状況と選考の意思決定
「dodaキャンパス」に登録している25年卒(現大学3年生、修士1年生含む)を対象に、インターンシップに参加した企業数について聞いたところ、1位は「4~6社」(20.4%)、2位は「10社以上」(18.5%)となりました。【図1参照】 また、インターンシップ参加企業のうち、1社以上(「1社」から「6社以上」と回答した学生の合計)の選考に進みたい学生は全体の87.2%となり、約9割の学生がインターンシップに参加した企業の選考に進みたい意向を持つことがわかりました。【図2参照】
インターンシップ後に参加したイベントの1位は「会社説明会」(76.1%)、2位は「早期選考会」(56.9%)という結果になりました。
▶インターンシップに参加した理由
インターンシップ参加学生に参加理由を聞いたところ、1位は「業界理解を深めるため」(69.3%)、2位「企業理解を深めるため」(55.3%)となりました。【図3参照】 また、インターンシップ前にやっておけばよかったことの1位は「自己分析」(60.8%)、参加して良かったことの1位は「志望動機が明確になった」(44.7%)という結果になりました。
▶希望業界を絞った時期
就職先の希望業界を絞った時期の1位は「大学3年生秋頃(9~11月)」(27.2%)、2位は「まだ絞れていない」(21.9%)となりました。また、「大学入学前」から「大学3年生秋頃(9~11月)」と回答した学生は全体の57.6%となり、半数以上の学生が大学3年生秋頃までに自分の行きたい業界を絞っていることが明らかになりました。【図4参照】
▶就活を終了したい時期
いつまでに就活を終了したいかについては、「大学4年の6月まで」(35.9%)が最多となりました。また、「すでに就活を終えている」から「大学4年生6月まで」と回答した学生の合計は全体の84.8%となり、8割を超える学生が大学4年の6月までに就活を終えたい様子が伺える結果となりました。【図5参照】
▶選考を受けている企業数(2024年1月調査時点)
2024年1月の調査時点で選考を受けている企業数の1位は「0社」(26.4%)が最多だったものの、全体の73.6%の学生が1社以上の選考を受けている状態であることがわかりました。【図6参照】
▶インターンシップの情報収集を始めた時期
インターンシップの情報収集を始めた時期のトップは「大学3年生4月から」(27.9%)となりました。【図7参照】
【dodaキャンパス編集長 岡本 信也 コメント】
今回の調査では、全体を通じてインターンシップ参加企業の選考に進みたいと考える学生が多くいることがわかりました。また、半数を超える学生が、「大学3年生の秋頃(9~11月)までに希望業界を絞っている」という結果からも、これまで以上にインターンシップ参加の重要性が高まっていることが伺えます。
一方で、8割以上の学生が「大学4年の6月までに就活を終了したい」と回答しており、学業や大学生活、アルバイトなどとの両立面から、就活の長期化を避けたいと考える学生が多いと言えるでしょう。
インターンシップまでにやっておけばよかったことの上位に、「自己分析」や「参加目的の整理・明確な目標を立てておく」が挙げられました。納得感のある就活を行うためには、就活本番期に入る大学低学年時から、自身のキャリア観を醸成するための学びや幅広い経験を積むことも大切になってくるでしょう。
【解説者プロフィール】 dodaキャンパス編集長 岡本 信也
2006年、インテリジェンス(現パーソルキャリア)に入社。人材紹介事業に従事し、主に商社・不動産領域の法人営業として採用支援などを経験。その後、転職メディア事業において、中堅、中小企業を担当する法人営業組織のマネジメントに従事。
2018年からベネッセi-キャリアに出向し、新卒オファーサービス「dodaキャンパス」の立ち上げを経験後、同事業部の営業部長を経て、2023年4月に事業本部長、dodaキャンパス編集長に就任。
【調査概要】
調査期間:2024年1月22日(月)~1月28日(日)
調査対象:dodaキャンパス会員の大学3年生、修士1年生(25年卒)
調査方法:Webアンケート回答方式
有効回答数:401人
■doda発 新卒オファーサービス「dodaキャンパス」について< https://campus.doda.jp/ >
「dodaキャンパス」は、学生が自身の努力や学び・経験などをデータベースに蓄積し、個性を可視化することにより、企業が自社のキャリア教育プログラムやインターン・採用選考等のオファーを送ることができる「doda発 新卒オファーサービス」です。2023年5月時点で約99万1,000人の学生が登録をしており、国内最大級の学生データベースを保有しています。
■株式会社ベネッセi-キャリアについて< https://www.benesse-i-career.co.jp/ >
株式会社ベネッセホールディングスとパーソルキャリア株式会社が2015年4月に設立した合弁会社です。株式会社ベネッセコーポレーションの大学教育事業部門とパーソルキャリア株式会社の新卒就職支援部門が一緒になりました。両社の力を最大限に活用して、大学の教育支援、学生の就活支援、および企業の採用支援を行う事業を推進しています。大学生向け教育事業と新卒学生に特化した就職支援事業を合わせることで、学生の力を伸ばし、学生が自分を活かせる職場に出会い、自らの力で社会に貢献できる人材になることを支援してまいります。教育事業と就職支援事業の一体的な運営を通じて「まなぶ と はたらく をつなぐ」ことを目指します。
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