【経理部門のAI活用実態調査】約4社に1社が、現在AIを活用したシステムを導入・運用中〜20代は50代を25.4ポイント上回る割合でAIの重要性を認識〜
AIを活用して効率化したい経理業務TOP3は、1位「領収書・請求書のデータ化」、2位「仕訳業務」、3位「書類作成」
すべての経済活動のデジタル化を目指す株式会社LayerX(本社:東京都中央区、代表者:代表取締役CEO 福島良典、以下 LayerX)は、経理業務の効率化や自動化の現状を把握するため、「経理部門のAI活用実態調査を実施しました。
サマリー
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24.3%の経理部門が業務にAIを活用したシステムを導入
経理担当者のAI活用シーンTOP3は、1位「文章のチェック・校正」2位「紙の書類のデータ化」3位「文章の要約」 -
57.8%の経理担当者が、今後のAIの導入・活用が重要と回答
20代は50代と比べて「重要である」と回答する割合が25.4ポイント高い -
半数以上の経理担当者が、今後AIなどが代替する経理業務が増えると回答
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今後AIで効率化したい経理業務TOP3は、1位「領収書・請求書のデータ化」2位「仕訳業務」3位「書類作成」
すべての調査結果のダウンロードは以下より可能です。(無料)
調査概要
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調査時期:2024年8月30日から2024年9月2日
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調査方法:インターネット調査
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調査対象:経理・財務担当者 474名
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留意事項:小数点第二位以下四捨五入
調査結果詳細
1. 24.3%の経理部門が業務にAIを活用したシステムを導入
経理担当者のAI活用シーンTOP3は、1位「文章のチェック・校正」2位「紙の書類のデータ化」3位「文章の要約」
経理担当者に、AIを活用した機能を有するシステム(※)を導入しているかを質問したところ、24.3%が「導入している」と回答し、約4社に1社が経理部門の業務にAIを活用したシステムを導入していることが分かりました。
※『AIを活用した機能を有するシステム』とは、経費精算の自動化や仕訳の自動分類、レシートや請求書画像のテキストデータ化(OCR)、チャットボット対応など、AIを使って業務を自動化・効率化するシステムを指します。
また、AIを活用したシステムを導入していると回答した経理担当者に対し、どのような場面で活用しているかを質問したところ、1位「文章のチェック・校正」(47.8%)、2位「紙の書類のデータ化」(44.3%)、3位「文章の要約」(39.1%)となりました。
2. 57.8%の経理担当者が、今後AIの導入・活用が重要と回答
20代は50代と比べて「重要である」と回答する割合が25.4ポイント高い
今後、経理業務において、AIの導入やAIの活用はどの程度重要だと考えているかを質問したところ、16.2%が「とても重要だと思う」、41.6%が「やや重要だと思う」と回答し、合わせて57.8%が「重要だと思う」と回答しました。
また、AIの重要性に関する認識を20代と50代で比較したところ、20代の経理の71.3%が「重要だと思う」と回答したのに対し、50代の経理では45.9%が「重要だと思う」と回答。50代に比べて20代の方が、「AIを重要だ」と認識している割合が25.4ポイント高いことが分かりました。
3. 半数以上の経理担当者が、今後AIなどが代替する経理業務が増えると回答
AIなどのテクノロジーの発展により、今後自動化や効率化が進み、担当者が直接行わなくなる経理業務が増えると思うかを質問したところ、16.5%が「とてもあると思う」、44.1%が「ややあると思う」と回答し、合わせて60.6%が「今後AIが代替し、担当者が直接行わなくなる経理業務が増えると思う」と回答しました。
4. 今後AIで効率化したい経理業務TOP3は、1位「領収書・請求書のデータ化」2位「仕訳業務」3位「書類作成」
AIを活用して将来的に効率化したいと思う経理業務を質問したところ、1位は「領収書・請求書のデータ化」(40.9%)、2位は「仕訳業務」(38.8%)、3位は「書類作成」(26.4%)となりました。
すべての調査結果のダウンロードは以下より可能です。(無料)
バクラクとは
バクラクは、請求書処理、経費精算、法人カードなどの支出管理をなめらかに一本化するサービスです。電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応しており、業務効率化と法令対応の両立をシームレスに実現します。累計10,000社以上導入。
株式会社LayerX 概要
LayerXは「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに掲げ、SaaS+Fintechを軸に、AIを中心としたソフトウェア体験を社会実装するスタートアップです。法人支出管理や人的資源管理などの業務効率化クラウドサービス「バクラク」を中心に、デジタルネイティブなアセットマネジメント会社を目指す合弁会社「三井物産デジタル・アセットマネジメント」、大規模言語モデル(LLM)関連技術を活用し企業や行政における業務効率化・データ活用を支援する「AI・LLM事業」などを開発・運営しています。
設立:2018年8月
代表者:代表取締役CEO 福島良典 / 代表取締役CTO 松本勇気
所在地:東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア5階
資本金(準備金含む):132.6億円
コーポレートサイト:https://layerx.co.jp/
採用サイト:https://jobs.layerx.co.jp/
お問い合わせ:https://layerx.co.jp/contact
事業サイト:
・バクラク:https://bakuraku.jp/
・Ai Wrokforce:https://getaiworkforce.com
・三井物産デジタル・アセットマネジメント:https://corp.mitsui-x.com/
・オルタナ(ALTERNA):https://alterna-z.com/
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