文化庁芸術祭大賞など数々の賞を受賞 民間人と戦争との距離を問う『メ~テレドキュメント 防衛フェリー ~民間船と戦争~』8月18日(土)午前10時~ アンコール放送決定!!

8月18日(土)午前10時~11時(東海地区ローカル放送)

 


平成29年度文化庁芸術祭 テレビ・ドキュメンタリー部門 大賞
受賞理由「民間船が戦闘に巻き込まれていた史実を伝える。防衛省などを丹念に取材し、防衛力拡充の動きを明らかにしている。」
第44回放送文化基金賞 番組部門 テレビドキュメンタリー番組 優秀賞
受賞理由「まさに今、伝えなければならない重要なことを人々に伝える。時代を捉えたジャーナリズムの本分であろう。」

「戦争は過去にあらず」。メ~テレはかねてより、戦争を過去の出来事ではなく「現在起きている事象の出発点」という視点を意識して取材を進めてきました。8月15日、73回目の「終戦の日」を迎えた今、あらためてこの番組を通じ、私たちが知らないところで近づいているであろう「民間人と戦争の距離」について考えます。

【内 容】
防衛省が民間フェリーと船員を運用できる制度をスタートさせた。現在の「防衛大綱」は、北朝鮮や中国を「脅威」と位置づけ、有事の際に北海道などの陸上自衛隊を九州・沖縄へ展開することを盛り込んだ。しかし自衛隊には部隊を運ぶ十分な艦船がない。防衛出動では民間人を乗せることはできない。そこで民間人を予備自衛官にする「予備自衛官補」を海上自衛隊に取り入れた。
太平洋戦争中、漁船など数多くの民間船が「徴用」された。民間船員の死亡率は海軍の約2倍にのぼった。また湾岸戦争時には日本政府が民間の輸送船をペルシャ湾に派遣。アメリカ軍の指揮下で行動し、イラク軍のミサイル攻撃に晒されていたことが今回の取材で判明した。

【制作意図】
「戦争は過去にあらず」。私たちメ~テレ報道局が、戦争にまつわるニュースを伝える時にいつも意識している視点のひとつです。戦後70年だった2015年は、特に多くの戦争関連企画に取り組みました。共通のテーマは「戦争と、今」。戦争を過去の出来事としてのみ捉えるのではなく 「現在起きている事象の出発点」という視点を意識しながら取材を進めました。
取材の中でディレクターが掴んだのが、愛知県蒲郡市で戦争中に多くの漁船と漁師が徴用され、海外にまで派遣されていたという事実です。多くの民間商船が徴用され、フィリピン近海で撃沈された史実は知られていますが、 漁船の徴用については詳細が分かっておらず、船団を組んで海外にまで進出していたことは驚きでした。
同じころ、防衛省が民間のフェリーと契約を結び、有事の際に運航することを報道で知り、 詳しく調べてみることにしました。すると、フェリーの運用に合わせ、海上自衛隊が「予備自衛官補」という制度を導入することが分かりました。この「予備」に「補」がつく難解な用語の意味するところは何か。実は「有事の際の民間人の活用」であることに気付きました。戦争中の徴用と、防衛省が進める「民間の活用」が我々の中で結びつきました。
新しい安保法制の下で、まだ報じられていない大きな変化が自衛隊の周りで起きている。その一端を知り、是非を考えるための材料を集め、視聴者に伝えることを目的として、この番組を制作いたしました。

<受賞歴>
平成29年度文化庁芸術祭 テレビ・ドキュメンタリー部門 大賞受賞
第55回ギャラクシー賞 報道活動部門 大賞受賞
第44回放送文化基金賞 番組部門 テレビドキュメンタリー番組
優秀賞受賞第37回「地方の時代」映像祭2017 放送局部門 優秀賞受賞

<放送概要>
『メ~テレドキュメント 防衛フェリー ~民間船と戦争~』アンコール放送
放送:2018年8月18日(土) 午前10:00~11:00
放送エリア:東海地区ローカル(愛知・岐阜・三重)
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