【叡啓大学】2025年度 体験・実践プログラム(国内プログラム)報告会を開催しました
叡啓大学(学長:有信睦弘、所在地:広島市中区)の体験・実践プログラムは、特長的な学びの一つであり、学生は各自の興味・関心に応じて、卒業までに国内プログラムと海外プログラムに取り組みます。
国内プログラムは叡啓大学実践教育プラットフォーム協議会の参画団体などと連携し、インターンシップやボランティア活動・留学などに取り組みます。体験・実践プログラムは、「事前学修」「実践」「事後学修」の3ステップで進めます。
事前学修として説明会に参加し、自身が成長させたいスキルを明確化します。その後、実践として現場で実習を行い、事後学修として活動報告を行い、体験したプログラム活動の充実と学びの深化を図ります。
2025年5月22日、4月から開催している事後学修の活動報告会を実施しました。その様子をご紹介します。
報告会の様子
2年生 森 佑太さん
実習先 一般社団法人 Teena Light 様
森さんは、実習先を自身で見つける「持込型」で体験・実践プログラムを実施しました。一般社団法人 Teena Light 様にインターンシップで参加し、教育アドバイザーとして富山県にある私立高校でキャリアデザインの授業にアドバイスするプロジェクトを行いました。
2024年11月、学習支援事業にて生徒の授業をサポートし、生徒の声を聞く中で、校長先生に授業内容を進言したところ、授業設計や実施のアドバイスをしてほしいと言われて、本プロジェクトが始まったそうです。プロジェクトは、多様な背景をもつ生徒が、生涯を通して自らの未来に希望と期待を抱き、社会で孤立することなく、自立して生きていくことができる素地を育むキャリア教育を実践することを目的として実施しました。
授業を設計するまでには、森さんに教育経験がないことから、中々プロジェクトの提案が通らないという困難に直面しましたが、職員室に通い続けて、教員の方々との関係構築を続けていく事で信頼を勝ち取り、週1コマの授業を5クラス設計することとなり、毎週広島から富山に通ったそうです。生徒との関係構築のために、1年生の生徒160人全員と交換ノートを行い、授業のフィードバックをもらったとのことでした。
実習先である一般社団法人 Teena Light 様からは、現場の高校教員との信頼関係づくりに丁寧に取り組んだ点、大学で学んでいるプロジェクトマネジメントの手法や考え方を実務に応用しながらプロジェクトを進めた点で高い評価をいただきました。
現地の生徒からも、最初は面倒くさい授業という感想だったが、回数を重ねるごとに、楽しい授業、受けていて意味のある授業と感じるようになったとの声もいただいたそうです。
インターンシップ後、森さんは一般社団法人 Teena Light理事に任命されました。自身のキャリア形成のため、現在も1年間に渡るアドバイザー活動を続けています。



2年生 豊田 陽菜さん
実習先 合同会社トモシビファーム 様
豊田さんは、地域創生に関心があり、将来的にそのような仕事に携わりたいと考えていたことから、広島県東広島市安芸津町のまちづくりを行う合同会社トモシビファーム様で実習を行いました。実習内容としては、安芸津町の視察、東広島市で開催される事業報告会への参加に加えて、自身の出身地である長門市の地域活性化プロジェクト案の作成も行いました。
豊田さんは長門市の地域活性化プロジェクト案を考案する中で、人口減少や高齢化、一次産業就業者の減少や空き家問題など、様々な課題がある一方、既に長門市で地域活性化のために活動している人達が多くいることを知り、その人達みんなで協力することが地域全体の盛り上がりに繋がるという気づきを得たそうです。
実習先である合同会社トモシビファーム 様からは、1か月という短い期間でありながら、大学で学んだ課題解決の手法を活かして非常によいプランを提案してもらえたという声や、長門市役所の職員からは、ぜひ長門に就職してほしいという声があるなど非常に高い評価をいただきました。



このように叡啓大学では、現場体験を通じてコンピテンシーを育成するカリキュラムを用意しています。
2025年度 体験・実践プログラム(国内プログラム)報告会を開催しました - 【公式サイト】広島県公立大学法人 叡啓大学

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