成功は世界で2例のみ… 世界的にも難しい繁殖を目指す2羽のハシビロコウを紹介するフォトブック『ハシビロコウのボンゴとマリンバ』が4月28日発売
動く?動かない?神戸どうぶつ王国の人気者・ハシビロコウのボンゴとマリンバの最新撮りおろし写真も多数掲載!

神戸どうぶつ王国の人気者! ボンゴとマリンバ
神戸どうぶつ王国で暮らすハシビロコウの「ボンゴ(♂)」と「マリンバ(♀)」のファーストフォトブック『ハシビロコウのボンゴとマリンバ』が2025年4月28日に発売されました。堂々とした姿が人気な2 羽の魅力を写真たっぷりに紹介。じっと動かない印象の強いハシビロコウですが、実は表情豊かで、時に躍動感あふれる姿やユーモラスな行動も見せてくれます。ハシビロコウのボンゴとマリンバ』では、個性あふれる2 羽の日常を楽しむことができます。


大人気の怪鳥ハシビロコウ
ハシビロコウとはアフリカ大陸東部から中部の湿地帯に棲息する鳥で、ペリカン目ハシビロコウ科ハシビロコウ属に分類されます。エサとなる魚を待ち伏せて狩りをするため、数時間動きを止めることもあり、「動かない鳥」として知られます。日本では神戸どうぶつ王国(兵庫県)をはじめ、掛川花鳥園(静岡県)や千葉市動物公園(千葉県)、上野動物園(東京都)、高知県立のいち動物公園(高知県)、松江フォーゲルパーク(島根県)で飼育されています。
鋭い眼光と、たまに見せるダイナミックな動き、少しコミカルな表情などが魅力で、近年は『ハシビロコウのふたば』(辰巳出版)、『踊るハシビロコウ』(ライブ・パブリッシング)、『ハシビロコウのすべて』(廣済堂出版)、『ハシビロコウのフドウ PHOTO BOOK』(カンゼン)などの書籍が出版されるなど、人気が高まっています。
成功は世界でたった2例だけ……神戸どうぶつ王国が取り組む「ハシビロコウの繁殖」
農地開発や放牧、水質汚染、山火事による巣や繁殖地の破壊など、人間の活動による湿地の減少と環境の悪化などにより、ハシビロコウは、IUCNのレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている絶滅危惧種です。現在の推定生息数は資料によって異なりますが3,300~5,300羽とされ、個体数が減少しています。
神戸どうぶつ王国では、ハシビロコウの飼育下繁殖という極めて難しい課題に対し、国内外でも例の少ない本格的な取り組みを進めています。
本書では神戸どうぶつ王国が取り組む繁殖に向けた住環境の整備や食事、健康管理について取材しています。





【目次】
INTRODUCTION/ハシビロコウのボンゴとマリンバ
CHARACTER/ボンゴ、マリンバの特徴と違い
NEW SHOT/ボンゴ、マリンバの最新ショット
LAYOUT/ハシビロコウ生態園 B i g b i l l( ビッグビル)
HISTORY/神戸どうぶつ王国とボンゴ、マリンバの歩み
MEMORIES SCENE/出会いと別れ、時のうつろい
INTERVIEW/飼育スタッフさんに2羽の特徴と関係を聞きました
MARIMBA SHOT/マリンバ 独特な佇まいに心をつかまれる
BONGO SHOT/ボンゴ まっすぐな眼差しに心を射抜かれる
BREEDING/長期戦で望む繁殖の試み
INFORMATION/神戸どうぶつ王国紹介
【書籍情報】
『ハシビロコウのボンゴとマリンバ』
著・南幅俊輔 編・神戸どうぶつ王国
定価:1,650円(本体1,500円+税)
サイズ:A5判
発売日:2025年4月28日
発行:辰巳出版株式会社
▼ご購入はこちらから
Amazon:https://amzn.asia/d/1ZhaGVV
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18168468/
【プロフィール】
南幅俊輔(著者)
盛岡市生まれ。グラフィックデザイナー&写真家。2009年より外で暮らす猫「ソトネコ」をテーマに本格的に撮影活動を開始。日本のソトネコや看板猫のほか、海外の猫の取材も行っている。著書に『ソトネコJAPAN』(洋泉社)、『ワル猫カレンダー』『ワル猫だもの』(マガジン・マガジン)、『美しすぎるネコ科図鑑』(小学館)、『ハシビロコウのすべて』『ゴリラのすべて』『ラッコのすべて』(廣済堂出版)、『踊るハシビロコウ』(ライブ・パブリッシング)、『ハシビロコウカレンダー』『ハシビロコウのふたば』『アザラシまるごとBOOK』(辰巳出版)。企画編集『ねこ検定』(ライブ・パブリッシング)など。Instagramでハシビロコウ写真公開中👇
Instagram:https://www.instagram.com/shoebill_mania/
神戸どうぶつ王国(編集)
約150種800頭羽の動物がいるほか、年間通して1000種類、1万株の花や植物が鑑賞できる。園内のあちこちで自由に過ごしす動物たちを身近に感じたり、水鳥たちにエサをあげることもできます。雨の日でも安心の全天候型施設もあり、動物たちのパフォーマンスやアトラクションが人気の施設。
X(Twitter):https://x.com/kobe_doubutsu
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