コロナ以前の本来の「夏」が到来! 宿泊おでかけ予定がコロナ前以上に増加、日帰りでは花火大会や夏祭り、夏レジャーへの関心が非常に高い/いこーよ総研ユーザーアンケート
いこーよユーザーアンケートをもとに、2023年夏休みのおでかけの予定について調査・分析
《トピックス》
日帰りおでかけ予定は7割以上で夏休みのおでかけ意識は高い
日帰りおでかけで行き先まで決まっている人は4割、残り6割はこれから決める
コロナ前と比較しても日帰りおでかけは2019年と同水準まで回復
夏休みに宿泊おでかけを予定している人は半数以上
宿泊予定の人の中では、宿泊先やおでかけ施設を既に予約している人が5割近く
コロナ前と比較して今年2023年の方が夏休みの宿泊おでかけ予定が多い
まとめ
(本リリースは、2023夏休みの予定調査レポートを一部抜粋して作成しています。全文はこちら https://research.iko-yo.net/solutions/research/9176.html)
日帰りおでかけ予定は7割以上で夏休みのおでかけ意識は高い
まず、夏休みに日帰りおでかけをする予定があるかユーザーアンケートで聞いた結果を見てみましょう。
日帰りおでかけの予定が「ある(計画中)」と回答した人が7割を超え、夏休みのおでかけ意識は非常に高いということがわかりました。
日帰りおでかけで行き先まで決まっている人は4割、残り6割はこれから決める
日帰りおでかけについて行き先が決まっているか尋ねたところ、「具体的な施設まで決まっている」という人は4割程度でした。「地域や都道府県までは決まっているが具体的な施設までは決まっていない」「まだなにもきまっていない」と回答した人が合わせて6割以上で、日帰りおでかけについては「これから具体的に予定を考える」という人が多いという状況です。
コロナ前と比較しても日帰りおでかけは2019年と同水準まで回復
コロナ前の2019年7月に同じ質問をユーザーに聞いており、今回の結果と比較しました。
日帰りおでかけへの意欲は2019年とほぼ同じ程度で、コロナ前と同レベルに戻ってきている様子が見られます。
夏休みの日帰りおでかけの予定確定状況についても、今回と2019年の結果と比較しました。
予定確定状況についてもコロナ前と今年とで大きな違いはなく、このデータからも日帰りおでかけに関する行動がコロナ前のレベルにまで戻ってきていると言えるでしょう。
夏休みに宿泊おでかけを予定している人は半数以上
次に、今年の夏休みに宿泊を伴うおでかけをする予定があるかについて聞いた結果を見ていきましょう。 (この質問では「宿泊を伴うおでかけ」に実家への帰省は含んでいません。)
宿泊を伴うおでかけ予定が「ある(計画中)」という人が全体の58%と半数を超え、「ない(計画する予定はない)」という人が20 %、「未定」という人が22%という結果でした。多くの人が宿泊を伴うおでかけも予定しています。
宿泊予定の人の中では、宿泊先やおでかけ施設を既に予約している人が5割近く
次に、「予定がある(計画中)」と回答した人に、宿泊おでかけの行き先はどの程度決まっているか尋ねました。
「宿泊施設や周辺のおでかけ施設まですべて決まっている」という人が48%、「宿泊施設まで決まっているが周辺のおでかけ施設は決まっていない」という人が26%と、7割以上の人が既に宿泊施設まで確定していました。
一方で、「行き先の地域や都道府県は決まっているが宿泊施設やおでかけ施設までは決まっていない」が11%、「おでかけ施設まで決まっているが宿泊施設は決まっていない」が5%、「まだなにも決まっていない」が10%で、宿泊おでかけの意向はあるものの、まだ宿泊施設を決めていないという人もが3割近くいることもわかりました。
コロナ前と比較して今年2023年の方が夏休みの宿泊おでかけ予定が多い
宿泊を伴うおでかけ予定の結果について2019年に聞いた結果と比較しました。
2019年では宿泊を伴うおでかけを予定している人が52%だったのに対し、2023年は58%と多く、コロナ前よりも今年の方が宿泊を伴うおでかけを予定している人が多いということがわかりました。
国土交通省観光庁観光統計の旅行・観光消費動向調査の2023年3月時点の結果でも、2019年比の国内旅行者数が堅調に回復しているというデータが出ていましたが、今年の夏は2019年比を超えることも予測されます。
国土交通省観光庁観光統計の旅行・観光消費動向調査についてのレポートはこちら(https://research.iko-yo.net/report/9079.html)
宿泊おでかけの行き先の確定状況についても、今年の結果をコロナ前の2019年と比較しました。
コロナ前の2019年と比較して2023年の方が「宿泊施設や周辺おでかけ施設まですべて決まっている」が多く、コロナ前と比べてかなり早めに宿泊先やおでかけ施設の予約をしていることがわかります。5類移行後の旅行意欲の高まりが行き先決めや予約自体も早めに準備している背景と思われます。
まとめ
今年の夏休みの日帰りおでかけの予定については、「ある(計画中)」と回答した人が7割を超え、夏休みのおでかけ意識は非常に高いことがわかりました。
そのなかで「具体的な施設まで決まっている」という人は4割程度にとどまり、「地域や都道府県までは決まっているが具体的な施設までは決まっていない」「まだなにもきまっていない」と回答した人が合わせて6割以上いました。日帰りおでかけについては「これから具体的に考える」という人が多く見受けられます。
宿泊を伴うおでかけについては、計画している人が全体の58%を占め、半数以上の人が宿泊旅行を予定していました。そのうちの7割以上の人が既に「宿泊施設まで確定している」という状況でしたが、「まだ宿泊施設を決めていない」という人も3割近くいて、今後宿泊施設への予約はまだ増えていくことが予想されます。
一方コロナ前の2019年と比較すると、コロナ前よりの今年2023年の方が宿泊施設の予約確定している率が高く、旅行意欲の高まりが早め早めの予約を後押ししていると推測されます。
また、「コロナ禍の夏休みと比べて今年の夏休みにやりたいと思うこと」については、「夏祭り」や「花火大会」という声がとても多く寄せられました。今年はコロナ禍で中止となっていた夏祭りなどの開催が再開されるところも多く、「子どもに初めてのお祭りや花火大会を見せてあげたい」という声が目立ち、人々の夏の風物詩への関心がとても高いと言えるでしょう。また、海水浴やプールへたくさん行きたいという夏のレジャーに意欲的な声も多く見られました。
さらに、「帰省して親戚と久しぶりに集まる」「中々会えていなかった友達に会う」「いろんな場所へたくさんおでかけしたい」という意見も多く寄せられ、コロナ禍でできなかった体験や人との交流を取り戻そうとする人も多いようです。
今夏、やっと、コロナ以前の「本来の夏」が戻ってくるのではないでしょうか。
今年は例年以上の猛暑が予測されています。猛暑の影響でおでかけ機会が減るのか、それともおでかけ意欲の高まりを受けて猛暑にも拘らずおでかけが増えるのか、今後の動向を注視していきたいと思います。
■いこーよ施設アンケートの調査概要査方法
調査方法/インターネットアンケート
調査地域/全国
調査対象/いこーよおよびいこーよアプリを利用したユーザー
調査期間/2023年7月3日~7月24日(2019年は7月1日~8月5日)
サンプル数/296サンプル(2019年は1.139サンプル)
調査分析/いこーよ総研
■2023夏休みの予定調査レポート全文はこちら
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<構成コンテンツ>
【市場レポート】https://research.iko-yo.net/report
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【調査データ】https://research.iko-yo.net/solutions/research
いこーよユーザーや登録施設への独自アンケートをもとに、おでかけ施設がいま抱えている課題の解決を目的としたデータ分析記事コンテンツです。ユーザー(利用者)アンケートと施設アンケートそれぞれのアンケートから分析します。
【いこーよ活用】https://research.iko-yo.net/solutions/iko-yo
いこーよクーポン掲出による成果事例や、季節別のいこーよタグ利用比較など、おでかけ施設がいこーよを活用する際に参考となるデータを集めた分析コンテンツです。
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いこーよアプリ https://iko-yo.net/apps
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会社名:アクトインディ株式会社
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代表取締役:下元敬道(しももと たかみち)
設立:2003年6月
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