ボランティア休暇制度「地域社会貢献Day」を利用した小学校若手教員との「産学フレッシャーズ交流会」を開催

～教育現場を肌で感じ、地域と連携した“共育”を図る～

株式会社ネオキャリア

2024年2月1日 13時00分

　人材総合サービス会社の株式会社ネオキャリア（本社：東京都新宿区　代表取締役：西澤亮一　以下ネオキャリア）は、2024年1月12日に、新宿区立西新宿小学校（以下西新宿小学校）にて、西新宿小学校の若手教員と当社社員との交流会「産学フレッシャーズ交流会」を開催しました。当日は、保育機関に対する採用支援を行うヒトシア事業本部の社員が授業や給食、休み時間を児童と共に過ごしながら実際の教育現場を体験した上で、若手教員と学校教育や教員の課題など様々なテーマに基づき意見交換を行いました。

　本活動は、ボランティア活動日に有給の特別休暇を付与する当社独自の制度「地域社会貢献Day」をもとに実施した、企業主導型のボランティアになります。また、“保育士”の採用支援事業だけではなく、保育業界全体・未就学児や学生が抱える社会課題にも取り組みたいとの思いから生まれた「ヒトシア応援プロジェクト」の一環でもあります。

西新宿小学校教員と当社社員

授業サポートを行う当社社員

開催の背景

　当社は、サステナブル活動の一環として、積極的に地域社会へ貢献するため、様々なボランティア活動を展開しています。今回ボランティアを行った西新宿小学校では、地域社会と連携を深めつつ、教育環境を構築していく方針のもと、地域と協力して児童の主体的な学びをサポートする活動や、教員と地域との円滑な連携を図るなど、積極的な取り組みを実施していました。そのような西新宿小学校の方針に共感したこと、当社社員からも「地域社会貢献Day」を使ったボランティア活動に参加したいという声があがっていたこともあり、企業主導型ボランティアとして「産学フレッシャーズ交流会」を実施するに至りました。

当日の様子

　当日は、保育機関に対する採用支援を行うヒトシア事業本部から18名が参加。1年生～6年生までの各クラスの授業を担任教員と一緒にサポートし、給食や昼休みといった時間も児童たちと過ごしながら、教育の現場を体験しました。午後は、牛山副校長による西新宿小学校の取り組みについての説明、その後は、教員経験が1年〜5年以内の若手教員と当社社員とで交流会を実施。「楽しい授業とは何か」、「教員が働く上での課題や悩み」など、学校教育の在り方や教員の課題点などについて意見交換を行い、相互理解を深めました。

　参加した社員からは、「これまで考えていた教育観が180度変わる経験ができた」、「学校教育の変化を肌で感じることができた」、「先生方の教員に対する想いや教員の働く環境について理解を深める良い機会となった」などの声があり、今後も同様の取り組みを希望する声が多数寄せられました。

　また、西新宿小学校の教員からも「いつもと違った児童の一面を見ることができ、授業中も雰囲気が良いと感じた」、「同年代の方といろいろな角度で話せたことで、充実した時間だった。今後も積極的にこういった交流を図っていきたい」という声があり、お互いに新たな気づきを得られる機会となりました。

ボランティア休暇制度「地域社会貢献Day」

　自発性のある社会参加を支援するために、全社員（有期雇用社員は週の所定労働日数が5日の社員）が利用できる制度として、2023年8月より開始。事業年度内で1日分の有給の特別休暇が付与され、半日単位での取得もできます。本制度に伴い、ボランティア活動へのきっかけとして企業主導型の取り組みも行っており、これまでに、障がい者理解のために共にスポーツを楽しむボランティアなども開催しています。

　当社では、これらの活動により、社内業務では得られない経験を通じ、人生を豊かにすることや、普段は接することがない社外の方々と協力してボランティアを行うことで、社会課題を意識した上で、社員自身が成長する機会にしてほしいと考えています。