市販の抗原検査キットのメリット、「結果が早くわかった」が81%で突出~抗原検査キットに関する調査~
直近3ヶ月以内に体調不良を感じた人の抗原検査キットの使用率は約2割
※調査日は2023年8月18日(金)~2023年8月21日(月)です。
【 調査結果 】
2019年12月に発生し、世界中でパンデミックを起こした新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。日本においても2023年5月7日時点で33,527,813人(※厚生労働省)の感染者を記録しています。同5月8日より、季節性インフルエンザと同等の「5類感染症」の位置づけに引き下げられたことで、ようやく三年半ぶりの”日常”を取り戻しつつあります。
しかしながら、2023年9月現在、変異株「エリス」を伴い第9波としていまだ感染者を増やしています。新型コロナウイルス感染症がやっかいなのが、風邪と似た症状であり、感染力が非常に高いことです。数日で完治する人が多いものの、周囲の人に感染させてしまうリスクが伴ってしまいます。
病院に行く手間やコストを考えた際に有効なのが、市販の「抗原検査キット」。体調が気になる際に使用すると、本人や家族の安心感だけではなく、次に何を行うべきかがわかり、すぐに行動に移すことができます。
感染者が増えている今日、「抗原検査キットに関する調査」として、いつ・どんな理由で・どういう人が抗原検査キットを利用しているのか等、全15問で調査し結果を分析してみました。
< トピックス >
直近3ヶ月以内に体調不良を感じた人の抗原検査キットの使用率は約2割。発熱、味覚や嗅覚の異常の症状があった人では半数に上る
市販の抗原検査キット使用者のうち、7割以上が症状が出た翌日までに抗原検査キットを使用
市販の抗原検査キットを使用して良かったことは、「結果が早くわかった」が81%で突出。不満点で最も多いのは「価格が高い」で45%
病院の抗原検査キットを利用しなかった理由、「病院へ行く時間がなかった」が34%で最も高い
今後の抗原検査キット使用意向、使用検討したいと思う割合は約4割で、3ヶ月以内に抗原検査キットを使用した人では、85%にも上る
※調査結果のダウンロードはこちら
https://www.asmarq.co.jp/data/antibody_test_202308/
< ピックアップ >
■3ヶ月以内の抗原検査キット使用
Q.あなたは、新型コロナウイルス陽性・陰性を確認するために、抗原検査キットを使用したことがありますか。「病院」「市販」それぞれについて、抗原検査キットの使用経験をお知らせください。(それぞれ複数選択可)
3ヶ月以内の抗原検査キットの使用率を症状別でみると、発熱、味覚や嗅覚の異常の症状があった方は、「病院」「市販」いずれかの抗原検査キットの使用率が半数近くを占める。3ヶ月以内抗原検査キット使用者のうち、「病院」「市販」の選択率を症状別でみると、発熱、咳、味覚や嗅覚の異常の症状があった方は「病院」の方が高い。「頭痛」「鼻水」の症状は、やや「市販」が高い。
■市販の抗原検査キット使用のタイミング
Q.直近3か月以内に市販の抗原検査キットを使用した方にお聞きします。どのようなタイミングで使用しましたか。(複数選択可)
市販の抗原検査キット使用のタイミングは、「症状が出た翌日」が4割強で最も高く、次いで「症状が出てからすぐに」が3割強で続く。
市販の抗原検査キット使用者のうち、7割以上が翌日までに抗原検査キットを使用。
■市販の抗原検査キットを使用して良かったこと
Q.直近3か月以内に市販の抗原検査キットを使用した方にお聞きします。抗原検査キットを使用して良かったことについて、以下の中からあてはまるものすべてお知らせください。(複数選択可)
抗原検査キットを使用して良かったことは、「結果が早くわかった」が8割強で突出。年代が高い層は全体的に使用して良かったと感じている様子。また、「陽性」と判定された方は「次に行うべきことを考えたり、実行することができた」が5割強で全体より高く、市販の抗原検査キットを使用したことにより、対処できたと感じた方が多いことを表している。
■市販の抗原検査キットへの不満点
Q.直近3か月以内に市販の抗原検査キットを使用した方にお聞きします。抗原検査キットに不満な点がありましたら、以下の中からすべてお知らせください。(複数選択可)
抗原検査キットへの不満点は、「価格が高い」が最も高く4割半ば。次いで、「近くの薬局に売っていない/買いづらい」が2割強で続き、入手しにくいと感じている様子。
■病院非利用かつ市販の抗原検査キット利用理由
Q.直近3か月以内に市販の抗原検査キットを使用した方にお聞きします。「病院」ではなく、「市販の抗原検査キット」を利用した理由をお知らせください。(複数選択可)
病院ではなく市販の抗原検査キットを利用した人にその理由を聞いたところ、「病院へ行く時間がなかった」が3割半ばで最も高く、次いで「病院に行くとうつされそう」が2割強で続く。高校生以上の子どもと同居世帯は、「出来る限りお金を掛けたくなかった」が2番目に高く特徴的。
■市販の抗原検査キットの今後の使用検討
Q.あなたは、体調が悪いと感じた際に今後(も)市販の抗原検査キットの使用を検討したいと思いますか。(1つ選択)
市販の抗原検査キットの今後の使用検討は、TOP2が約4割。未就学児・小学生と同居している世帯は、検討への気持ちは強め。
直近3ヶ月以内の抗原検査キット使用者は、今後の使用検討率は高い。
【 すべての調査結果はこちら 】
https://www.asmarq.co.jp/data/antibody_test_202308/
※上記ページにて、集計表を含むデータを無料でダウンロードしていただけます。
【 調査内容 】
症状が発生した時の気持ち
症状に対する不安度
抗原検査キットの使用有無
3ヶ月以内の抗原検査キット使用
3ヶ月以内に使用した市販の抗原検査キット
市販の抗原検査キット使用のタイミング
市販の抗原検査キット使用検討意向への回答理由
3ヶ月以内に使用した市販の抗原検査キットの結果
子どもへの市販の抗原検査キット使用経験
市販の抗原検査キットの常備有無
市販の抗原検査キットを使用して良かったこと
市販の抗原検査キットへの不満点
病院非利用かつ市販の抗原検査キット利用理由
市販の抗原検査キットの今後の使用検討
市販の抗原検査キット使用検討意向ありの回答理由
市販の抗原検査キット使用検討意向無しの回答理由
使用意向が高まる要素
【 調査概要 】
調 査 名:抗原検査キットに関する調査
調査対象者:全国20代-60代男女
直近3ヶ月以内に体調が悪くなった方
(発熱、せき、のどの痛み、頭痛、味覚や嗅覚の異常、鼻水 など)
有効回答数:2,000サンプル
割 付:人口構成比にあわせて回収
調 査 期 間:2023年8月18日(金)~2023年8月21日(月)
調 査 方 法:Webアンケート
調 査 機 関:株式会社アスマーク
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