NTT西日本とugoが協業事業化検討に基本合意
~ロボットを活用したあらゆる産業の人材不足の解消に向けて~
(図)ロボティクスプラットフォーム上でロボットが共調して働くイメージ
1. 背景
既にさまざまな業界で人材不足の兆候がみられますが、少子高齢化により2030年には15歳~65歳の生産年齢人口比率は6割以下となり、労働需要に対する人材不足は、644万人まで拡大して人材不足が大きな社会課題になると予想されています※1。
NTT西日本グループでは、これまでもロボットの可能性に着目して掃除ロボットを活用したビルメンテナンス事業の展開や建設現場DXの実証実験※2を行っており、2023年11月からはugoと、同一環境で異なる役割を担う複数のロボットが共調して働くための技術や環境整備の共同実証実験を実施してまいりました※3。
それらのプロセスや成果確認を経て、この度、NTT西日本とugoは事業化に向けた検討を実施することにしました。
2.各社の役割
本合意に基づき、両社はお互いの得意領域をいかして、異なるメーカーや異なる機能のロボットを一元管理するプラットフォームを進化させるための共同開発のほか、遠隔操作等によるアウトソーシング、フィールドサポートの検討を行い、あらゆる産業におけるDX推進、人材不足解消への貢献をめざします。
■NTT西日本 :ロボティクスプラットフォーム※4の事業化検討
(地図シェアリング技術の提供、遠隔操作やロボット保守のBPOサービスの検討)
■ugo :同社保有のロボティクスプラットフォームの提供、ロボットを活用したサービスの開発
事業化の検討にあたり、NTT西日本グループ各社と連携して、NTT西日本が保有する通信ビルや施設等での実証検証も進めていく予定です※5。
3.その他
NTTグループ全体でのロボットやAIを活用した新サービス、新事業の展開も視野に、本日、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズによるugoへの出資も発表されております※6。
※1 https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/spe/roudou2030/
※2 建設現場の鉄筋結束作業 約8割をロボットの遠隔操作で置き換え成功 ~「どこでも」「誰でも」建設現場で働ける未来社会をめざす実証実験実施~https://www.ntt-west.co.jp/news/2306/230626a.html
※3 2023年11月6日 NTT西日本グループとugoがビル管理業務のスマート化をめざす実証実験を開始~異なる役割を担うロボットたちが「共調」して働く新しい世界~ https://www.ntt-west.co.jp/news/2311/231106a.html
※4 クラウド上でメーカーや産業を問わず多様なロボットを一元管理するプラットフォーム
※5 2023年12月21日 点検DXロボット「ugo mini」を活用した通信ビルの遠隔点検・監視に関する実証実験開始について https://www.ntt-ft.jp/sys/wp-content/uploads/ja_231221_01.pdf
※6 2023年12月21日 業務のDXを実現するロボット「ugo」を提供するugo株式会社へ出資 https://www.nttdocomo-v.com/news/pnz89v3hzk/
<本件に関するお問い合わせ先>
西日本電信電話株式会社 イノベーション戦略室 (原・藤森)
MAIL:innovationstrategy_pr-ml@west.ntt.co.jp
ugo株式会社 広報担当(羽田・荒木)
MAIL:pr@ugo.plus
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