若い世代ほどお金より時間を重視している傾向が明らかに
10代~60代の男女1,000人に聞いた会員証・クーポンの利用実態調査
※OMO(Online Merges with Offline):オンラインとオフラインを統合したマーケティング活動
調査の背景
8月18日に発表された7月の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた指数が2020年の平均を100として去年7月の102.2から105.4に上昇し、上昇率は3.1%となりました。11か月連続で3%以上となっており、生活者にとっては厳しい状況が続いています。企業にとっては、値上げをせざるを得ない中でも顧客離れを起こさないよう、長期的な関係を構築する会員システムや、リピーター増を促進するクーポンなどをどう活用するかが重要になると考えられます。このような状況を踏まえ、企業が会員証・クーポンを有効活用するために役立つ情報をホワイトペーパーとして提供するとともに、本リリースにてその一部をご紹介します。
・ホワイトペーパー:https://iridge.jp/whitepaper/contact_membershipcard_survey/
・リリースロングバージョン:https://iridge.jp/news/202309/34715/
■一度作った会員証は毎回使う人が76%。一方で若い世代ほどお金より時間を重視している傾向が明らかに
・76%が一度作成した会員証は毎回提示すると回答。長期的な関係づくりへの有効性が示された
・一方で消費が活発になる20代以降で比較すると、若い世代ほど利用額が大きい場合のみ会員証(ポイントカード)を提示するという回答も多く、お金より時間を重視している実態が浮き彫りとなった
・学生が多く、まだ消費が活発になる前の10代では初回利用のみの回答も目立った。10代はQ1で「会員証を持っていない」と回答した層も20%おり、よく会員証アプリを利用する店舗ランキングでも、他の年代に比べスーパーやドラッグストアなど生活必需品を提供する店舗の比率が低かった。日常利用する業種の利用比率が低く、ポイントを貯めるという行動が浸透していないことや、関心が低いことも推定される
■物価高がますます厳しくなる中、所得に余裕がないと言われている30代以下ほど、クーポンを機にお得に購入している傾向が多かった
・「もともと買う予定だったものをお得に購入した」が全年代で最多だが、30代以下ではクーポンを上手く活用して「ついで買い」や「背伸び買い」をしていることが伺える
調査項目
店舗でお買い物の際に使える会員証やポイントカードを作成する理由として、よくあてはまるものを教えてください。
作成するにあたり、物理カードかアプリかなど、その形態によって判断を変えることはありますか?
作成後、実際に会員証やポイントカードを利用していますか?
利用頻度は、物理カードかアプリかなど、その形態によって変わりますか?
どのような業態の店舗のアプリで、会員証やポイントカードをよく利用していますか?
Q5で会員証やポイントカードをよく利用すると答えたアプリについて、使い始めた時期を教えてください。
Q5で会員証やポイントカードをよく利用すると答えたアプリについて、利用のきっかけを選択してください。
店舗を利用する際、割引等の特典があるクーポンを利用しますか?
クーポンの受け取りをきっかけとして店舗を訪れることがありますか?
店舗で利用するクーポンをどのようにして入手しますか?
店舗からのクーポンを受け取ったことで、店舗の利用状況に変化はありましたか?
店舗からのクーポンがどのような内容だと使いたくなりますか?
店舗からのクーポンを利用したことで、購買行動に変化はありましたか?
クーポンがアプリ等のスマートフォン上で表示できるものか、紙等への印刷物かなど、その形態によって利用の優先度は変わりますか?
アプリでどのような業態の店舗のクーポンをよく利用していますか?
Q15で回答したアプリのクーポンをよく利用する理由に当てはまるものを選択してください。
調査概要
調査名:会員証およびクーポンの利用に関するアンケート
対象:スマートフォンを利用している15〜69歳の男女
調査期間:2023年6月7日~2023年6月12日
調査方法:インターネットリサーチ
有効回答数:1,089名(10代・60代:10%ずつ /20〜50代:20%ずつ)
株式会社アイリッジ(https://iridge.jp/)
株式会社アイリッジは、「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、わたしたちがつくった新しいサービスで、昨日よりも便利な生活を創る。」という理念のもと、スマートフォンアプリを活用した企業のOMO(Online Merges with Offline:オンラインとオフラインを統合したマーケティング活動)支援を行っています。OMO支援ではアプリの企画・開発における業界トップクラスの実績があり、手がけたOMOアプリのMAU(月間アクティブユーザー)は8,000万以上に達する業界のリーディングカンパニーです。さらに、リテールテック、フィンテック、MaaS、業務支援等、幅広い領域でDXを支援しています。
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