水中と陸上のごみはどう違う?親子で体験!山形の海クリーンアップツアー
2021年10月24日【マリンパークねずがせき(山形県)】
海洋ごみバスターズin山形実行委員会は、山形県内で問題になっている海洋ごみの問題を受け、土地の魅力を感じながら海岸のクリーンアップを行う親子参加型イベントを開催いたしました。当日は、水中を観察する箱眼鏡を制作し、海中の海洋ごみを観察。その後、陸のごみとの違いを比べるなどの活動を実施し、海洋ごみ問題への強い意識を醸成しました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催したものです。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催したものです。
- 世界の海、山形の海では何が起こっている?
- 普段とは違う目線で海を見よう!箱眼鏡づくり
海中観察に向け、自分たちで道具をつくります。親子で力を合わせながら両手に抱える大きさの箱眼鏡を作り、午後の海での学びに備えました。
- 旅行としてのクリーンアップ
こうした海の幸を守るためにもきれいな海を守らなければならないと、決意をにじませる参加者の姿も見られました。
- 比べて知る”海のごみ”と”陸のごみ”#1クリーンアップ
- 比べて知る”海のごみ”と”陸のごみ”#2箱眼鏡で水中観察
- 比べて知る”海のごみ”と”陸のごみ”#3海底にはどんなごみがある?
よく砂浜に打ち上げられているペットボトルも、傷がつき穴が開いたモノや長く漂い付着物で重くなったものが海底に沈んでいました。また、網や糸、空の容器も見受けられます。ダイバーから、「こうしたものが深海にまで落ちてしまうと、人の手では回収できなくなる」と話を聞き、参加者はごみを流出前に食い止めることの重要性を感じているようでした。
- 生き物にも影響を及ぼす海のごみ
山形県を流れる最上川から流れたと思われるごみが、山形県の鶴岡市や秋田県でみつかったこと。山形の住所が入ったライターがハワイで見つかったことを知り問題の広がりの大きさを感じていたようです。また、海中を流れるごみが動物に絡まってしまう事があることが紹介され、参加した子供がアザラシになったつもりで海洋ごみを模した網抜けにチャレンジしました。何とか制限時間内に網を抜け出せた子どもたちですが、細かな動きができないアザラシなど海洋生物にとって網は危険な存在であることを親子で確認していました。
- 「自分ごと」としてアクションを
ツアーを通して、海の魅力と共に、海に迫る危機を知り、海洋ごみについては回収するだけでは問題が解決しないこと、自らの生活についても考えていかなければならないことを知った参加者たちからは「クリーンアップを目的としたツアーも面白かった」「自分ひとりだけは捨ててもいいと思う人が世界中にいたら大変なことになると思った」「いい意味で危機感を持つことになった。家ではごみを分別して捨てたい」という声が出されました。参加者の多くが、またクリーンアップを行いたいとの思いを持った様子で、様々な人にこの日の経験を伝えアクションを起こしていくことを決意しているようでした。
団体概要
団体名称:海洋ごみバスターズin山形実行委員会
本社所在地:山形県山形市白山1-11-33
電話番号:023-624-8117
代表理事:加藤清輝
設立:2019年3月25日
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環としてが2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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