『パークラボ EXPT.03』音楽が心を動かすのか?心が音楽を動かすのか? Sony Park Miniにて7月15日(金)~24(日)開催
#sonyparkmini #パークラボ
『パークラボ』は、何気ない日常の隙間に見つけた “未来への手がかり” を紹介するプログラムです。
昨日見ていた景色が、今日は少し違って見える。そんなキッカケに出会える”ジッケン”の場。
今回の EXPT. (Experiment エクスペリメント)03 は、「音楽が心を動かすのか?心が音楽を動かすのか? 」というテーマのもと、顔の向きや脈拍に応じて音楽を生成し、それに照明を連動させるジッケンです。変化する曲調や照明に、あなたの心はどのように反応するでしょうか。
- 『パークラボ EXPT.03』開催概要
期間:2022年7月15日(金)~24日(日)
時間:11:00~19:00(予定) ※ 初日(7月15日)は準備のため13:00オープン
場所:Sony Park Mini(東京都中央区銀座5丁目3番1号地先 西銀座駐車場地下1階)
Sony Park 公式Instagram:https://www.instagram.com/ginzasonypark/ @ginzasonypark
ハッシュタグ:#パークラボ #sonyparkmini
※体験に際してのご注意
顔の向きの認識率向上のため、体験中はマスクを外して頂きますのでご了承ください。
- 『パークラボ EXPT.01-02』体験レポート/ライター 小松 香里
建て替え工事中のGinza Sony Parkに隣接した一角を利用し、アート展やミニシアターなどのコンテンツを発信しているスペース「Sony Park Mini」にて、6月16日から7月1日まで2つのコンテンツが体験できるシリーズプログラム「パークラボ」が開催された。まず、1つ目のコンテンツである「パークラボEXPT.01 床は人を旅に連れて行ってくれるのか?」を体験した。
Sony Park Miniに訪れると、10畳ほどのスペースに「Haptics(ハプティクス)」と呼ばれる「触覚提示技術」が搭載された床=ソニーのActive Slate(アクティブスレート)が設置されている。この床に足を踏み入れると、「水たまり」と「砂浜」と「うす氷」という3つのシチュエーションを体感できるというのだ。
「Haptics」はこれまで、アミューズメントパークで開催されたリアル脱出ゲームのストーリーを紹介する場面で全身で楽しめる体験を創出したり、舞台観劇の際に「Haptics」が搭載されたベストを着用することで臨場感を増幅させたり、様々な場所で驚きを与えてきた最新技術だ。
最初に体験したのは「砂浜」。プロジェクションマッピングにより、床に砂浜の地面が映し出され、場内に波の音が流れる。床の上を歩くと、ムギュッという紛れもない砂を踏みしめている感覚を覚える。映像では波打ち際が再現され、波が自分の足下のすぐ近くまで定期的に押し寄せる。足を踏み出す強弱によって、砂を踏みしめる感覚も同様に強弱が付き、踏んだ場所は足跡が付くかのように、そこだけ砂の色が濃くなるのが非常にリアルだ。繊細な振動を作り出す技術によって、生々しい感触が再現されているのだという。
続いては「水たまり」。水たまりが映し出された床を歩くと、波紋が広がりピチャッという音が上がる。足が濡れているかのようなヌメッとした感触すら再現されているのが驚きだ。もちろん実際は感触だけで一切足は濡れておらず、濡れることを気にせず水たまりの上を歩くという、現実ではなかなかできない体験に興奮する。
最後は「うす氷」。床一面に氷が敷き詰められていて、足を踏み出すとピキッという氷が割れる音が上がり、亀裂のような跡ができる。筆者は氷の上を歩くという体験をしたことはないが、様々な映像等によって、“こういう感じ”と想像していた感覚と今回の感触が合致するのが面白い。強く床を踏むと、それだけ氷の亀裂も広範囲に広がる。ヒールを履いて体験していた来場者もいたが、その場合、しっかりとヒールのかかと部分だけ氷が割れ、「Haptics」の技術がいかに繊細かを目の当たりにした。
訪れたのは平日の夕方だったが、ひっきりなしに来場者が現われ、思い思いに感嘆の声を上げて楽しんでいた。体験後に「一番好きな床」を選ぶのだが、一番人気は「うす氷」。「砂浜」と「水たまり」と比べ、一番現実に体験する機会が少ない触感を体験できたことへの喜びが大きいのかもしれない。
今回のコンテンツで「Haptics」を体験したことにより、「他にもこんな風に活用できるのではないか?」と想像が膨らむ。『パークラボ』はソニーの技術やクリエイターたちが“ひとびとの暮らしの中で心を動かす体験にソニーの技術や想像力がどう貢献できるか”ということを実験する場所。「パークラボEXPT.01 床は人を旅に連れて行ってくれるのか?」は、まさに“未来への手がかり” がたくさんちりばめられたコンテンツであった。
【動画】パークラボ EXPT.01 床は人を旅に連れて行ってくれるのか?
パークラボ EXPT.02 都市はどんな音楽を奏でるのか?:6月24日(金)~7月1日(金)
6月24日から7月1日で開催された「パークラボEXPT.02 都市はどんな音楽を奏でるのか?」を体験した。
本コンテンツはSony Park Miniの10坪ほどのスペースにて、街の移り変わる風景を音楽として楽しむ体験だ。ソニーのセンシングとAI技術を活用し、人や車や光の動きを元にリアルタイムに音楽として生成するプロトタイプが2つ設置された。
まず1つ目は、台の上のタブレット端末にSony Park Miniのほぼ頭上に位置する銀座数寄屋橋交差点を空から映した映像が流れており、その数10センチ上にソニーのスマートフォン「Xperia(エクスペリア)」を設置。Xperiaのカメラ機能を使い、センシングによって交差点を行きかう人、車、自転車といった物体の輝度と動きを認識し、それに応じた音楽が流れてくる。人と車と自転車は大きさもスピードも違うので、例えば多くの人が歩いている場面では穏やかだった音楽が、信号が変わり勢い良く車が走る場面になると一気に激しさを増す。また、人が歩いている中で一台の自転車が走り抜けると、そのアンサンブルの中に一音だけ激しい旋律が混じる。そして、明るい色を放つ物体を認識すると高い音が鳴り、暗い色を放つ物体を認識すると低い音が鳴るので、例えば白い日傘を差した人が通ると、高い音の旋律が加わる。そのように、どんな物体がどんな色を放ちどんな速度でその場所を通り過ぎるかによって奏でられる音楽が次々と変化していくわけだが、しっかりと“音楽”になっているところが面白い。
2つ目は、現在工事中のGinza Sony Parkを囲うカラフルなウォールアートを映した映像が流れるテレビの前に、同じくXperiaを設置。ウォールアートの前を人が通るとXperiaの画面に「Person」という表示が現れ、ピアノの旋律が奏でられる。誰も通行人がいない状態では伴奏のような音楽が流れており、通行人の動きによって、次々と旋律が加わっていくのだ。ピアノの鍵盤と同じく左側が低音で右側が高音という風に設定されているため、例えば人が左から右へと歩く場合、低い音から高い音に旋律が変化する。例えば、ミュージックビデオを作る際には音と映像をいかにシンクロさせるかを表現することに主軸が置かれ、映画やドラマや舞台においても音楽は物語を盛り上げる効果的なツールなわけだが、この機能を使うと、何の作為もなく音とカメラで写した風景が完全にシンクロするということだ。
今回の音楽はジャズ調だったが、ロックやクラシックやテクノ等、様々な音楽にも応用はできる。そして、今回は都市の一部の動きから音楽を生成するコンテンツだったが、例えば波打ち際や森といった自然界の動きを音楽にしたら、また全然違った感触の音楽が生まれるだろう。「パークラボEXPT.01 床は人を旅に連れて行ってくれるのか?」もそうだったが、未来に向けて、大いに想像力が掻き立てられる体験であった。
【動画】パークラボ EXPT.02 都市はどんな音楽を奏でるのか?
- 『パークラボ EXPT.01-02』開催概要 ※本プログラムは終了しました。
パークラボ EXPT. 01では、床面にHaptics (*) が搭載されたソニーのActive Slateを設置し、人は足元の感覚だけで旅ができるのか?をジッケンしました。
* 触覚提示技術 Hapticsの詳細はこちら
https://www.sonypcl.jp/solution/haptics.html
パークラボ EXPT.02 都市はどんな音楽を奏でるのか?:6月24日(金)~7月1日(金)
パークラボ EXPT.02では、ソニーのセンシングとAI技術を活用し、人や車や光の動きをリアルタイムに音楽として生成。いつもの街が、どんな音楽を奏でているのかを観察するジッケンを行いました。
* ジッケンのコンセプトやデザインチームの声はこちら
https://www.sony.com/ja/SonyInfo/design/news/event/expt02/
- Sony Park Miniについて
Sony Park Mini は、2024年に完成を目指す新・Ginza Sony Parkに向け、東京・銀座の数寄屋橋交差点のほぼ真下に位置する西銀座駐車場の地下1階に2022年3月23日にオープンした、10坪の実験的POP-UPスペースです。「アーティストの鼓動を感じるプログラムを起動し続ける」ことをコンセプトに、訪れるたびに新しいプログラムとの出会いがある場をつくります。音楽、映画、アート、食、ファッション、ショッピングなど幅広い分野をテーマに、個性溢れるクリエイターやアーティストと共に、年間を通じて30以上のバラエティに富んだ実験的かつ挑戦的なプログラムを実施。またSony Park Mini内にある「西銀座駐車場コーヒー」では、厳選されたコーヒー豆から抽出したアメリカーノやカフェラテをはじめ、ミルクブリューやレモネードなどのドリンク、自然素材にこだわったヴィーガンドーナツやクッキーをテイクアウトにて販売しています。
施設名称: Sony Park Mini
場所: 東京都中央区銀座5丁目3番1号地先 西銀座駐車場地下1階
営業時間: プログラム 11:00~19:00
西銀座駐車場コーヒー 平日 8:00〜19:00、土日祝 11:00〜19:00
定休日: 不定休
床面積: 約30.0㎡(約10坪)
Sony Park Mini公式WEBページ:https://www.sonypark.com/mini
西銀座駐車場コーヒーInstagram:https://www.instagram.com/nishiginzaparking_coffee/
@nishiginzaparking_coffee #西銀座駐車場コーヒー #nishiginzaparking_coffee
- Ginza Sony Parkについて
Ginza Sony Parkは、ソニービル設立当初からの「街に開かれた施設」というコンセプトを継承し、ソニービルの解体工事の途中2018年8月9日にオープンしました。年間を通して驚きや遊び心が感じられる様々なイベントやライブなどのプログラムを実施する、都会の中にある「変わり続ける実験的な公園」として、3年間で854万人のお客さまにご来園いただきました(2021年9月末時点)。
現在は建て替え工事を進めており、2024年に新・Ginza Sony Parkが完成する予定です。
Sony Park 公式Webサイト・SNSアカウント
Web:https://www.sonypark.com/
Instagram:https://www.instagram.com/ginzasonypark/
Twitter:https://twitter.com/ginzasonypark/
Facebook:https://facebook.com/ginzasonypark/
YouTube:https://youtube.com/ginzasonypark/
@ginzasonypark #ginzasonypark #sonyparkmini
- 感染防止への取り組みとお客様へのお願い
・入場時の体温測定にご協力ください。体温が37.5度以上の方はご入場をお断りする場合があります。
・場内ではマスクの着用をお願いします。
・入場時の手指消毒にご協力ください。
・お客様同士の間隔の確保にご協力ください。
・お客様の消毒用アルコールを設置します。
・場内で接触が多い箇所は消毒や換気を強化します。
・スタッフはマスク着用、出勤前検温、こまめなうがい・手洗い・手指の消毒を実施します。
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