TIS、金融機関のオープンAPI導入を支援するクラウド基盤サービス「ROUNDAHEAD for API」を提供開始
~ リテール決済ソリューションのクラウド基盤サービスとして「ROUNDAHEAD」シリーズを展開 ~
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下 TIS)は、リテール決済ソリューション「PAYCIERGE(ペイシェルジュ)」のセキュアなクラウド基盤を、運用業務も含めたサービス「ROUNDAHEAD(ラウンドアヘッド)」シリーズとして提供することを発表します。
第一弾サービスとして、金融機関のオープンAPI※1導入を支援するクラウド型APIマネジメント基盤サービス「ROUNDAHEAD for API(ラウンドアヘッド・フォー・エーピーアイ)」を提供します。
第一弾サービスとして、金融機関のオープンAPI※1導入を支援するクラウド型APIマネジメント基盤サービス「ROUNDAHEAD for API(ラウンドアヘッド・フォー・エーピーアイ)」を提供します。
「ROUNDAHEAD for API」は、APIを公開するためのAPIゲートウェイや公開したAPIを管理するAPIマネージャーに加え、開発者向けにAPI仕様を公開するポータルなどを月額で利用できるクラウドサービスです。PCI DSS※2準拠のセキュアなAPI基盤に、利用企業ごとの区画が設けられ、安全にAPIの公開やこれを活用したサービスの管理・運用ができます。
※1 API:ソフトウェア(コンピュータプログラム)が互いにやりとりするインタフェースの仕様。あるソフトウェアの機能や管理するデータなどを、外部の他のプログラムから呼び出して利用する際の手順やデータ形式などを定めている。APIを使うことでソフトウェア(システム)同士の連携が容易になる
※2 PCI DSS: クレジットカード会員情報を取扱う事業者向けの国際セキュリティ標準
<「ROUNDAHEAD for API」の全体構成>
「ROUNDAHEAD for API」を活用することで、企業は独自にAPI基盤を導入するよりも、費用と期間を大幅に削減・短縮し、APIを活用したビジネスのスモールスタートが実現できます。また、APIの管理、運用はAPIマネージャーで容易に行えるため、APIの開発に専念することができます。本サービスはPCI DSSに準拠対応しているため、多くの個人情報を保有しセキュリティを重視する金融機関などでも安全な環境でAPIを公開する事が可能です。
「ROUNDAHEAD for API」は、TISの「PAYCIERGE」で提供するデビットカードやプリペイドカードのプロセッシングシステム「DebitCube+(デビットキューブプラス)」、「PrepaidCube+(プリペイドキューブプラス)」や、カードセルフマネジメント・ソリューション「CARD×DRIVE(カードドライブ)」などと、APIで容易に連携する事もできます。複数の「PAYCIERGE」ソリューションを連携し活用することで、企業は利用ユーザに提供するサービスの利便性を高め、顧客満足度の向上を実現できます。
TISは、API公開を検討する地銀や信金、カード会社などセキュリティを重視している金融機関を中心に、「ROUNDAHEAD for API」を提供していき、2020年までに10社への導入を目指します。
さらに「ROUNDAHEAD」シリーズの第ニ弾として、アプリケーション実行基盤「ROUNDAHEAD by CAP※3(ラウンドアヘッド・バイ・シーエーピー)」を6月に提供する予定です。
※3 CAP: Cloud Application Platformの略。システム開発において、稼働システムの構成や移行などに対し優先的にクラウドを検討する「クラウドファースト」の考え方を適用するためのアプリケーション動作環境。「クラウドを前提としたアジャイル開発」に必要な機能をすべて仮想的にプラットフォーム上で提供することで、ソフトウェア開発者がシステム/ネットワーク構成や運用を意識することなく、冗長化され最適化された安全な環境下で、サービス提供可能とする仕組みの全てを提供する。
<PAYCIERGE決済プラットフォームの全体構成>
金融機関とFinTech企業とのオープンイノベーションを進めていくため、改正銀行法が2017年に成立し、銀行にはオープンAPI公開の努力義務が課せられています。すでにネットバンクやメガバンクなどではAPIの公開が始まっていますが、地方銀行をはじめとする多くの金融機関では、オープンAPIにより生み出されるビジネスモデルを模索している段階です。
また、信用金庫やカード会社などでもAPI連携による新規サービスの創出を検討し、API活用を進めたタクシー会社やホテル業界では自社単独では実現できなかった新サービスを素早く提供し顧客満足度向上を実現するなど、API活用が生活者の利便性向上に貢献し始めています。
しかし、API基盤やその管理をオンプレミス環境で構築するのは、コスト負担が大きく、開発にも時間もかかるため、API活用を検討する企業にとって大きな課題となっていました。
そこで、TISはこれまで様々なリテール決済ソリューションを提供してきたノウハウを活かし、より多くの企業が容易にAPI公開を行えるクラウドサービスとして「ROUNDAHEAD for API」の提供を開始します。
■「ROUNDAHEAD for API」の概要
「ROUNDAHEAD for API」では、API公開のための専用APIゲートウェイやAPI利用企業、開発者ごとのアクセス管理やAPIの利用状況を把握するAPIマネージャー、開発者向けにAPIを公開するポータルなどを提供します。「ROUNDAHEAD for API」の基本サービスとオプションサービスは以下になります。
<提供価格>
基本サービス
初期費用: 350万円(税抜)
月額費用: 100万APIコールあたり150万円/月(税抜)
オプションサービス
個別見積もり
<「ROUNDAHEAD for API」の提供基盤>
「ROUNDAHEAD for API」は、PCI DSS、FISC※4対応の安全なTISのデータセンターとクラウド基盤上で提供しています。APIマネジメントには国内外で多くの実績があるIBM社のIBM API ConnectとIBM DataPower Gatewayを活用しています。
※4 FISC:金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準
「ROUNDAHEAD for API」の詳細は、以下URLをご参照下さい。
https://www.tis.jp/service_solution/roundahead/api/
■「ROUNDAHEAD」シリーズについて
「ROUNDAHEAD」とは、PCI DSSに準拠したセキュアな環境で運用業務も含めて提供可能なクラウド基盤サービスです。APIマネジメント基盤サービス「ROUNDAHEAD for API」と、アプリケーション実行基盤「ROUNDAHEAD by CAP」で構成されています。「ROUNDAHEAD by CAP」は、世界中で豊富な採用実績を誇るエンタープライズ向けの商用版PaaSソフトウェア「Pivotal Cloud Foundry」を、他社が利用可能な形で提供するアプリケーション実行基盤サービです。
https://www.tis.jp/service_solution/roundahead/
■「PAYCIERGE」について
TISのリテール決済ソリューション「PAYCIERGE」は、リテール決済を必要とするすべてのお客様に、利便性の高い、安心できるしくみを提供するリテール決済ソリューションのトータルブランドです。日々進化する決済ビジネス市場のニーズに合わせ再整理した新コンセプト「PAYCIERGE 2.0」では、アライアンス活用による「つながり」の強化 、オープンAPI基盤による「つながり」の強化 、海外市場での展開など、「つながり」をテーマに、カード業界で圧倒的なシェアを持つTISの先進的な技術や、豊富なノウハウをいかした、信頼できるシステムと安全な運用を組み合わせることで、ビジネスの成功を幅広くお手伝いします。詳細は以下、URLをご参照下さい。
https://www.tis.jp/service_solution/paycierge/
TIS株式会社について
TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
本件に関するお問い合わせ先
TIS株式会社 サービス事業統括本部 ペイメントサービス事業部
PAYCIERGE(ペイシェルジュ)総合窓口
TEL:03-5337-4275 E-mail:paycierge@ml.tis.co.jp
※1 API:ソフトウェア(コンピュータプログラム)が互いにやりとりするインタフェースの仕様。あるソフトウェアの機能や管理するデータなどを、外部の他のプログラムから呼び出して利用する際の手順やデータ形式などを定めている。APIを使うことでソフトウェア(システム)同士の連携が容易になる
※2 PCI DSS: クレジットカード会員情報を取扱う事業者向けの国際セキュリティ標準
<「ROUNDAHEAD for API」の全体構成>
「ROUNDAHEAD for API」を活用することで、企業は独自にAPI基盤を導入するよりも、費用と期間を大幅に削減・短縮し、APIを活用したビジネスのスモールスタートが実現できます。また、APIの管理、運用はAPIマネージャーで容易に行えるため、APIの開発に専念することができます。本サービスはPCI DSSに準拠対応しているため、多くの個人情報を保有しセキュリティを重視する金融機関などでも安全な環境でAPIを公開する事が可能です。
「ROUNDAHEAD for API」は、TISの「PAYCIERGE」で提供するデビットカードやプリペイドカードのプロセッシングシステム「DebitCube+(デビットキューブプラス)」、「PrepaidCube+(プリペイドキューブプラス)」や、カードセルフマネジメント・ソリューション「CARD×DRIVE(カードドライブ)」などと、APIで容易に連携する事もできます。複数の「PAYCIERGE」ソリューションを連携し活用することで、企業は利用ユーザに提供するサービスの利便性を高め、顧客満足度の向上を実現できます。
TISは、API公開を検討する地銀や信金、カード会社などセキュリティを重視している金融機関を中心に、「ROUNDAHEAD for API」を提供していき、2020年までに10社への導入を目指します。
さらに「ROUNDAHEAD」シリーズの第ニ弾として、アプリケーション実行基盤「ROUNDAHEAD by CAP※3(ラウンドアヘッド・バイ・シーエーピー)」を6月に提供する予定です。
※3 CAP: Cloud Application Platformの略。システム開発において、稼働システムの構成や移行などに対し優先的にクラウドを検討する「クラウドファースト」の考え方を適用するためのアプリケーション動作環境。「クラウドを前提としたアジャイル開発」に必要な機能をすべて仮想的にプラットフォーム上で提供することで、ソフトウェア開発者がシステム/ネットワーク構成や運用を意識することなく、冗長化され最適化された安全な環境下で、サービス提供可能とする仕組みの全てを提供する。
<PAYCIERGE決済プラットフォームの全体構成>
■「ROUNDAHEAD for API」提供の背景
金融機関とFinTech企業とのオープンイノベーションを進めていくため、改正銀行法が2017年に成立し、銀行にはオープンAPI公開の努力義務が課せられています。すでにネットバンクやメガバンクなどではAPIの公開が始まっていますが、地方銀行をはじめとする多くの金融機関では、オープンAPIにより生み出されるビジネスモデルを模索している段階です。
また、信用金庫やカード会社などでもAPI連携による新規サービスの創出を検討し、API活用を進めたタクシー会社やホテル業界では自社単独では実現できなかった新サービスを素早く提供し顧客満足度向上を実現するなど、API活用が生活者の利便性向上に貢献し始めています。
しかし、API基盤やその管理をオンプレミス環境で構築するのは、コスト負担が大きく、開発にも時間もかかるため、API活用を検討する企業にとって大きな課題となっていました。
そこで、TISはこれまで様々なリテール決済ソリューションを提供してきたノウハウを活かし、より多くの企業が容易にAPI公開を行えるクラウドサービスとして「ROUNDAHEAD for API」の提供を開始します。
■「ROUNDAHEAD for API」の概要
「ROUNDAHEAD for API」では、API公開のための専用APIゲートウェイやAPI利用企業、開発者ごとのアクセス管理やAPIの利用状況を把握するAPIマネージャー、開発者向けにAPIを公開するポータルなどを提供します。「ROUNDAHEAD for API」の基本サービスとオプションサービスは以下になります。
<提供価格>
基本サービス
初期費用: 350万円(税抜)
月額費用: 100万APIコールあたり150万円/月(税抜)
オプションサービス
個別見積もり
<「ROUNDAHEAD for API」の提供基盤>
「ROUNDAHEAD for API」は、PCI DSS、FISC※4対応の安全なTISのデータセンターとクラウド基盤上で提供しています。APIマネジメントには国内外で多くの実績があるIBM社のIBM API ConnectとIBM DataPower Gatewayを活用しています。
※4 FISC:金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準
「ROUNDAHEAD for API」の詳細は、以下URLをご参照下さい。
https://www.tis.jp/service_solution/roundahead/api/
■「ROUNDAHEAD」シリーズについて
「ROUNDAHEAD」とは、PCI DSSに準拠したセキュアな環境で運用業務も含めて提供可能なクラウド基盤サービスです。APIマネジメント基盤サービス「ROUNDAHEAD for API」と、アプリケーション実行基盤「ROUNDAHEAD by CAP」で構成されています。「ROUNDAHEAD by CAP」は、世界中で豊富な採用実績を誇るエンタープライズ向けの商用版PaaSソフトウェア「Pivotal Cloud Foundry」を、他社が利用可能な形で提供するアプリケーション実行基盤サービです。
https://www.tis.jp/service_solution/roundahead/
■「PAYCIERGE」について
TISのリテール決済ソリューション「PAYCIERGE」は、リテール決済を必要とするすべてのお客様に、利便性の高い、安心できるしくみを提供するリテール決済ソリューションのトータルブランドです。日々進化する決済ビジネス市場のニーズに合わせ再整理した新コンセプト「PAYCIERGE 2.0」では、アライアンス活用による「つながり」の強化 、オープンAPI基盤による「つながり」の強化 、海外市場での展開など、「つながり」をテーマに、カード業界で圧倒的なシェアを持つTISの先進的な技術や、豊富なノウハウをいかした、信頼できるシステムと安全な運用を組み合わせることで、ビジネスの成功を幅広くお手伝いします。詳細は以下、URLをご参照下さい。
https://www.tis.jp/service_solution/paycierge/
TIS株式会社について
TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
本件に関するお問い合わせ先
TIS株式会社 サービス事業統括本部 ペイメントサービス事業部
PAYCIERGE(ペイシェルジュ)総合窓口
TEL:03-5337-4275 E-mail:paycierge@ml.tis.co.jp
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