第24回 大藪春彦賞『阿修羅草紙』(武内 涼/著)、『トリカゴ』(辻堂 ゆめ/著)に決定!
作家・大藪春彦氏の業績を記念して創設された「大藪春彦賞」、本年の受賞作家と作品が決定しました。
作家・大藪春彦氏の業績を記念し、その物語世界を引き継ぐ新進気鋭の作家および作品に贈られる、「大藪春彦賞」の選考会が、2022年1月26日(水)午後5時より東京・新橋の第一ホテル東京でリモート形式にて開かれ、第24回大藪春彦賞の受賞作家と作品を選定しました。
選考委員は、大沢在昌、黒川博行、東山彰良の三氏。
今般の状況により贈賞式は3月上旬に関係者のみにて執り行い、受賞者には、大藪春彦賞選考委員会と後援の徳間書店から正賞として顕彰牌・賞状と、副賞各150万円が贈られます。なお、昨年10月25日に決定した第5回大藪春彦新人賞(受賞者:浅沢英氏、受賞作:萬[まん]<応募時のタイトル「夜会」を改題>)の贈賞式も同時に行います。
- 【第24回 大藪春彦賞 受賞】
受賞作品 阿修羅草紙
(新潮社・2020年12月刊)
【武内 涼(たけうち・りょう)氏のプロフィール】
1978年群馬県生まれ。43歳。
早稲田大学第一文学部卒。映画、テレビ番組の制作に携わった後、第17回日本ホラー小説大賞の最終候補作となった原稿を改稿した『忍びの森』でデビュー。2015年『妖草師』シリーズが徳間文庫大賞を受賞。さらに同シリーズで「この時代小説がすごい! 2016年版」〈文庫書き下ろし部門〉第一位に。他の著書に、『戦都の陰陽師』シリーズ、『吉野太平記』『秀吉を討て』『駒姫―三条河原異聞―』『暗殺者、野風』『敗れども負けず』など。
※年齢は選考日現在
受 賞 者 辻堂 ゆめ氏
受賞作品 トリカゴ
(東京創元社・2021年9月刊)
【辻堂 ゆめ(つじどう・ゆめ)氏のプロフィール】
1992年神奈川県生まれ。29歳。
東京大学法学部卒。第13回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞した『いなくなった私へ』(「夢のトビラは泉の中に」を改題)でデビュー。著書に『卒業タイムリミット』『悪女の品格』『あの日の交換日記』など多数。2021年、『十の輪をくぐる』で吉川英治文学新人賞候補となる。
※年齢は選考日現在
2022年1月26日
主催:大藪春彦賞選考委員会
後援:株式会社徳間書店
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