スマホで「ことば」を編む新感覚文学アプリ『コトアム』が、小学館の文芸誌『GOAT』と初コラボ　初の短歌コンテスト「ゴートアム短歌賞」を開催／短歌賞の選者は、俵万智さん×くるり岸田繁さんに決定！

応募期間：2025年12月3日（水）～2026年1月15日（木）

株式会社東京ドーム

2025年12月3日 12時00分

　株式会社東京ドーム(所在地:東京都文京区、代表取締役社長ＣＯＯ:長岡勤)が2025年5月にリリースしたことばの投稿・閲覧SNSアプリ『コトアム』は、株式会社小学館から2024年に誕生した新しい文芸誌『GOAT』（ゴート）協力のもと、初の短歌コンテスト「ゴートアム短歌賞」を開催します。

　『コトアム』は、東京ドームグループの社内新規事業提案制度「mokuMOKU」から生まれた、オールジャンルの300字以内のことばを投稿できる文学投稿アプリです。いつも携帯片手に聴いている音楽アプリのように、お守りになるような「ことばのプレイリスト」が編めて、文学が生活に溶けこむ世界を作りたい。そんな思いからこの事業がスタートしました。読者も楽しめるのがコトアムの特徴で、自身で投稿するだけでなく、投稿された文学の中からお気に入りの作品を編んで、音楽のプレイリストのように楽しむこともできます。

　小説、短歌、詩などジャンルレスな作品との出会いが楽しめる『GOAT』は、昨年12月に第一号を刊行すると、発売からみるみるうちに話題に。重版を繰り返し、文芸誌としては異例の販売部数を達成しました。

　『GOAT』と『コトアム』が開催する「ゴートアム短歌賞」は、コトアムの特徴である「ことばをプレイリストに入れて、編んで楽しむ」とも重なる、配列の面白さに迫った新しい短歌賞です。今回のお題は「食」。選者は、現代短歌を代表する歌人の俵万智さんと、音楽界にプレイリスト文化を広めたロックバンド「くるり」の岸田繁さんに決定しました。立会人は、コトアムアンバサダーでもある書評家の渡辺祐真さんです。

　また、「ゴートアム短歌賞」を記念し、2025年12月3日（水）発売の『GOAT』第3号にて、俵万智さんと岸田繁さんの対談が掲載されております。歌人とミュージシャンそれぞれの観点から、お互いの印象やプレイリスト・配列の魅力をたっぷりと語っていただきましたので、ぜひあわせてご覧ください。

■ゴートアム短歌賞開催概要

　「食」に沿った短歌1首を募集します。応募作品から、俵万智さんと岸田繁さんがそれぞれ10首からなる一つのプレイリストを作成します。お二人のプレイリストに入った珠玉の10首（計20首）に「ゴートアム短歌賞」が授与されます。

　テーマ、作品選評、配列の意図など、お二人が編んだプレイリストの詳細に関しては、『GOAT』第4号（2026年6月頃発売予定）の誌面上にて、入選作品の結果発表とともに、たっぷりと語っていただきます。珠玉の短歌たちがプレイリストとして集まることで、一つの物語のようにも、移ろいゆく季節のようにも読める。配列の面白さと優れた短歌を心ゆくまで楽しめる、そんな短歌賞です。なお、プレイリストの選考とは別に、俵さんと岸田さんの心に残った短歌を最大で各3首発表します。

■応募期間

2025年12月3日（水）～2026年1月15日（木）23:59まで

■結果発表

2026年6月頃（予定）

■入選作品数・副賞

最大20首（選者のプレイリストに入った短歌）

1首につき、図書カードNEXT 1万円分

応募規約などの詳細情報：https://note.com/kotoamu_app/n/n9e690a974452

※俵さん、岸田さんが選んだ短歌が重複する場合があります。

※心に残った短歌はプレイリストに選ばれた短歌と重複する場合があります。

※お一人につき何首でも応募可能です。

※選考の結果、やむを得ず該当作無し（または定めた入選数以下）とさせていただく場合があります。

■選者メッセージ

俵万智（たわらまち）

あなたの一首を、楽しみにお待ちしています。並べかたで輝きが変わるところをお見せできるよう、私も精いっぱい腕を振るいたいと思っています。ぜひご応募ください！

プロフィール

1962年大阪府生まれ。歌人。早稲田大学第一文学部卒業。学生時代に佐佐木幸綱氏の影響を受け、短歌を始める。1988年に現代歌人協会賞、2021年に迢空賞を受賞。『サラダ記念日』『愛する源氏物語』『未来のサイズ』の他、歌集、評伝、エッセイなど著書多数。最新作に『生きる言葉』。

岸田繁（きしだしげる）

音楽の審査員をやるとなったら手厳しいことも言ってしまいそうになりますけど、短歌はいい距離感で向き合えそうです。言葉が好きな人たちといっしょに楽しむ感覚で編ませていただこうかなと思っています。

プロフィール

1976年4月京都生まれ。音楽家。ロック・バンドくるりのフロントマンを務める傍ら、作編曲家として管弦楽曲や映像のための音楽を数多く手掛ける。代表作に『ばらの花（2001）』『交響曲第一番（2013）』『リラックマと遊園地（2021）』などがある。

■『GOAT』と『コトアム』初コラボに至った経緯

　「自分たちが心の底から読みたい、みんなに本当に読んでほしい小説を集めた文芸誌を作りたい」という編集部の思いから、小学館に新たな文芸誌『GOAT』が誕生しました。誌名の由来は、紙を愛してやまない《ヤギ》と、《Greatest Of All Time（＝史上最高の）》の頭文字から。「かつてない紙の文芸誌を」という気持ちが込められています。エンタメ、純文学……といった線引きは一切なく、今まで見たことのないテーマや切り口の小説がジャンルレスに掲載されています。

　『コトアム』も、オールジャンルの作品と偶然の出会いがある文学アプリです。好きな時に、自分の好きな作品をプレイリストに入れてお守りにできる。新たなジャンルを好きになる、その入口になれたらとリリース時に様々な出版社にお声がけし、ご協力いただけることとなりました。同じく、ジャンルレスに様々な文学が楽しめる『GOAT』とは、リリース時から取り組みを模索しており今回待望の初コラボ。今後も、文学の世界が広がる様々な取り組みを行っていきます。

『GOAT』オフィシャルサイト　https://dps.shogakukan.co.jp/goat　　　

『GOAT』Xアカウント　@goat_shogakukan　

『コトアム』公式サイト　https://www.tokyo-dome.co.jp/kotoamu/

『コトアム』公式Xアカウント　@kotoamu_app

コトアム　アプリダウンロードページ

iOS版：https://apps.apple.com/jp/app/%E3%82%B3%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%A0/id6526468549

Android版：https://play.google.com/store/apps/details?id=com.kotoamu