NEC、コストや運用管理の効率化に向けて業務システムのデジタルシフトを支援するエントリーストレージを発売
~AWSへのバックアップにも対応~
昨今、DXの推進やAIの活用により、社会全体で急激なデジタルシフトが進んでいます。企業や自治体は、仮想化環境の迅速な導入、多様な情報資産をデータ内容とそのセキュリティレベルによってクラウドやオンプレミス環境を使い分けながらもコストや運用管理を効率化し、生産性を最大化することが求められています。
新商品は、エントリーモデルとして安価なSAS HDD(注1)の搭載や管理サーバレスでの運用に対応するとともに、既存のVシリーズ上位モデル(注2)に搭載しているストレージ管理機能とソフトウェアの中から、バックアップ機能など主要な機能に絞って採用することで価格を抑え、容易な導入を支援します。これにより、仮想化環境のスムーズな導入・運用に加え、AIを使ったデータのリアルタイム分析や大規模データベース管理用途においても安価に大容量データを保存できる環境を提供し、お客様のコスト効率化に貢献します。
また、既存の上位モデルを含めたVシリーズ全体で、新たにストレージ筐体内データのAmazon Web Services (AWS)へのバックアップに対応しました。外部ストレージ接続機能によりAWS Storage Gateway(注3)と接続し、筐体内コピー機能を利用して運用できるため、シンプルで効率的なバックアップを実行できます。(注4)これにより、オンプレミスを使用した遠隔地へのバックアップ環境ではファシリティ・運用管理コストが肥大化する、クラウドへのバックアップ環境では設定が複雑化するといった従来の課題に対応し、オンプレミスとクラウドを効率的に使い分けるハイブリッドクラウドを実現します。
なお、このバックアップ環境を構築するための「クラウドバックアップ導入支援サービス」も併せて用意しました。本サービスでは、お客様の規模にあった構成を提案し、スムーズなバックアップ環境構築をサポートします
。
さらに、月額固定料金で利用できるサービスの提供も開始し、コストを平準化して初期投資を抑えたいというニーズにも対応します。(注5)
以上
(注1) SAS:Serial Attached SCSIという接続規格の略称。
(注2) iStorage V100、iStorage V300
(注3) クラウドストレージへのオンプレミスアクセスを提供する一連のハイブリッドクラウドストレージサービスでAWSから提供されます。
(注4) 別途Volume Gatewayサーバを設置する必要があります。
(注5) 既存の上位モデルiStorage V100、iStorage V300では、利用容量に応じた従量課金サービスを提供しています。
<「iStorage Vシリーズ」について>
https://jpn.nec.com/istorage/product/san/v/index.html
<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
NEC ファーストコンタクトセンター ストレージ窓口
TEL:044-435-1245
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