ICT企業のすららネットが不登校生の保護者約300名にセミナー開催!子どものことを心配するからこそ知ってほしい「子どもの気持ち」へ目を向ける重要性と実践のコツを伝授
アダプティブな対話式 ICT 教材の開発と提供を行う株式会社すららネット(本社:東京都千代田区、代表取締役:湯野川孝彦)では、2022 年 9 月 15 日(木)に「不登校生徒の出席扱い保護者向けセミナー」をオンラインにて開催しました。セミナーには、小中学生の不登校のお子さまがいる保護者299名が参加。ICT教材の「すらら」での学習を通じて不登校児童生徒の支援を行っているすららネット子どもの発達支援室から、自宅学習で出席扱いが認められる「出席扱い制度」利用のポイントについてお話しました。
また、セミナーに参加された保護者を対象に事前に行ったアンケートでは、子どもの不登校の原因は人一倍敏感だったり、繊細なこと(HSC:Highly Sensitive Child)かもしれないと考えている方が約50%いることが分かりました。さらに、子どもの強い不安に対してどう接したらよいかわからない保護者が約60%もいました。そこでセミナーでは、HSCと不安症の違いについても解説。「子どもの気持ち」へ目を向けることの重要性と実践のコツをお伝えしました。
また、セミナーに参加された保護者を対象に事前に行ったアンケートでは、子どもの不登校の原因は人一倍敏感だったり、繊細なこと(HSC:Highly Sensitive Child)かもしれないと考えている方が約50%いることが分かりました。さらに、子どもの強い不安に対してどう接したらよいかわからない保護者が約60%もいました。そこでセミナーでは、HSCと不安症の違いについても解説。「子どもの気持ち」へ目を向けることの重要性と実践のコツをお伝えしました。
令和2年は昨年対比で4.3倍に激増している不登校生の「出席扱い制度」利用のポイントを解説
セミナーでは、子どもの発達支援室長佐々木から、不登校生徒の出席扱いについて紹介しました。文部科学省が公表している「不登校児童生徒が自宅において ICT 等を活用した学習活動を行った場合の指導揚力上の出欠の取扱いについて」通達の説明や、出席扱いを認められた児童生徒数の推移、出席扱いになる7つの要点、具体的なアクションや流れについて説明し、事前に寄せられた質問への回答を行いました。令和 2 年度文部科学省調査によると、全国に 196,127 人いる不登校児童・生徒のうち、出席扱いを認められた児童・生徒は年間 2,626人であり、昨年対比 4.3 倍ではあるものの、出席扱いの制度は認知も活用も依然高いとは言えません。
通っている学校とのコミュニケーションが必要であること、担任の先生が制度について知らない場合でも、まずは相談することが重要であると伝えました。学校の先生に伝える際は、口頭より書面を推奨させていただいており、書類フォーマットを提供していることも紹介しました。
5人に1人と言われる敏感な子ども「HSC」に親はどう接すればよいのか?
子どもの5人に一人がHSCの特性を持つと言われています。HSCは子どもの持つ特性、気質であり精神疾患ではありません。発達障がいの誤診を受けることがあるため注意する必要があります。またHSCとよく似た症状に不安症があります。HSCは持って生まれた特性であり、不安症は環境または環境と遺伝の両方によって生じるものです。セミナーでは、HSCまたは不安症かどうかが分かるチェック項目を用意し、参加者に自分の子どもが当てはまっているか確認してもらいました。その上でHSCや不安が強い子の関わり方や、すぐにできることとして深呼吸の仕方のアドバイスなどをお伝えしました。
参加者から前向きなコメント続々
参加した保護者からは「出席扱い制度があることが知れてよかった。早速学校に連絡してみます。」というコメントや「子どもの不安の強さとの向き合い方を教えてもらえて参考になった」といった前向きな感想が寄せられました。
すららネットのICT教材だからできること、人だからできる心の通ったサポートを
子どもと保護者双方に向け支援
すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念とし、アダプティブな対話式 ICT 教材「すらら」と「すららドリル」を、国内では 約 2,000 校の塾、学校等に提供しています。全国の有名私立中高、大手塾での活用が広がる一方で、発達障がいや学習障がい、不登校、経済的困窮世帯を含む生徒に学習の機会を提供するなど日本の教育課題の解決を図ることで成長を続け代表的な EdTech スタートアップ企業として 2017 年に東証マザーズに上場しました。
AI×アダプティブラーニング教材「すらら」は小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会 5 教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人一人の理解度に合わせて進めることができるアダプティブな e ラーニング教材です。レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、一人一人の習熟度に応じて理解→定着→活用のサイクルを繰り返し、学習内容の定着をワンストップで実現できます。初めて学習する分野でも一人で学習を進めることができる特長を生かし、小・中・高校、学習塾をはじめ、放課後等デイサービス等においても活用が広がっています。
すららネット 子どもの発達支援室では、主に家庭学習で「すらら」を活用しているお子さまとその保護者を対象に、日々学習サポートを行っています。子どもの発達支援室宛には毎日、家庭学習における親子の関わりに関する問い合わせが寄せられています。学力を上げる方法は「すらら」で解決できるものの、勉強に気持ちを向かせる方法は心理面から紐解く必要性を感じ、すららネットでは 2018 年より、社内臨床心理士を中心とし「子どもの気持ち」へ目を向けることに力を入れています。
2022 年 4 月には HSC や不安が強い子の関わり方について行動分析学、教育学、認知行動療法を中心とした保護者向けサービスやイベントを開催し約 1,000 名の保護者が参加しました。
すららネットは今後も、新しい学習体験を届ける事業活動と同時に「子どもの気持ち」へ目を向ける活動に引き続き注力し、子どもと保護者双方に向けたサポートを続けていきます。
■イベント概要
テーマ:「 不登校生徒の出席扱い保護者向けセミナー」
日時:2022年9月15日(木)19:00~20:00
対象:「すらら」で学習中または「すらら」学習を検討いただいた小中学生のお子さまを持つ保護者
講座内容:
<不登校生徒の出席扱い>
・出席扱いを満たす3つのポイント、出席カウントの要件、具体的なアクション
・参加者への事前アンケートの結果紹介、HSCと不安症の違い
講師:すららネット 子どもの発達支援室 室長 佐々木章太
■スピーカープロフィール
すららネット 子どもの発達支援室室長 佐々木章太
・グロービス経営大学院 経営学修士
・「すらら」家庭学習部門 事業責任者
・不登校生のITを使った家庭学習出席扱い制度 総合アドバイザー
・放課後等デイサービス学習支援アドバイザー
・子どもの発達科学研究所 学びの発達アテンダント アドバンスコース受講修了
・KABC-Ⅱアドバンスト講習会受講修了
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