Africell Sierra Leone、モバイル/固定回線サービスの提供に向けて、大容量のディスアグリゲーション型IP/MPLS基幹ネットワークを導入
- 仏大手システムインテグレーターのPine Networksが、IP Infusionの包括的なディスアグリゲーション型ネットワークソリューションを提供 -
Africell Sierra Leoneは、シエラレオネ全土にわたり広くモバイルサービスを提供しています。また、大容量のFTTx(Fiber to the X、光ファイバーの各種アプリケーション)」を活用し、シエラレオネ最大の都市であり首都でもあるフリータウンのビジネス/住宅エリアにおける接続ニーズに対応しています。Africell Sierra Leoneでは、広範な4G提供によるトラフィックの急増、並びに5G導入の準備を進めるためにも、モバイル/固定トラフィックのバックホール向けの堅牢かつ拡張性に優れたIP基幹ネットワークの導入が不可欠な状況となっていました。
革新的なアプローチと新技術の早期導入で知られるAfricell Sierra Leoneは、IP InfusionのネットワークOS「OcNOS」とEdgecore Networksのハードウェアスイッチを基盤とするディスアグリゲーション型ルーティングソリューションを使用した、新しい基幹インフラを導入することを戦略的に判断しました。Pine Networksはシステムインテグレーターとして、ネットワークの設計、PoC(概念実証)、統合、トラフィック移行を網羅するターンキープロジェクトの開発と提供を担います。
Africell Sierra Leone 伝送/IP責任者 Ali Abou Hamdan氏は、
「当社は、ディスアグリゲーション型ルーティングソリューションが、当社のあらゆる要件を満たし、当社が求める柔軟性を従来のソリューションよりも低価格で提供してくれると判断し、導入を決定しました」と述べています。
Pine Networks ゼネラルマネージャー Hadi Choueiry氏は、
「IP Infusionの『OcNOS』の採用は、Africellにとって正しい選択でした。なぜなら『OcNOS』は、Africellが、より高度なサービスを導入していくにあたり、現在および将来の要件に求められる機能を備えているためです」と述べています。
IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、
「IP Infusionにとって重要な市場であるアフリカで、当社ソリューションが新たに導入されたことを嬉しく思います。今回の導入により、グローバル市場での当社実績はより拡大し、世界中で当社が広く事業を展開していることが改めて証明されました。イノベーション、パフォーマンス、コスト効率は、IP Infusionがソリューションを提供するすべての市場で求められている要素です」と述べています。
■Africell Sierra Leoneについて
Africell Sierra Leoneは、シエラレオネ共和国における大手モバイル通信/テクノロジー企業です。2005年にサービスの提供を開始し、現在では同国最大の人気と信頼を誇るブランドとなっています。同社は、シエラレオネ全土で、データ・音声・SMSを組み合わせた信頼性の高いサービスを手頃な価格で提供しています。モバイルマネーなどの有用なテクノロジーサービスを通じて人々のライフスタイルを向上させ、さまざまな機会を創出しています。
■Pine Networksについて
Pine Networksは、オープンなディスアグリゲーション型ネットワーキングとリアルタイム監視ソリューションを専門とする大手システムインテグレーターです。同社は、ディスアグリゲーションされ、仮想化されたオープンな技術を活用することで、顧客ネットワークをオープンで制御可能で柔軟なネットワークへと変換します。こうした新たなプローチにより、コスト削減、拡張性、ベンダーロックインの解消、効率性等の複数のメリットを提供しています。
https://www.pine-networks.com/
■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けオープンネットワークソフトウェアおよびソリューションにおける世界的なプロバイダーです。IP Infusionのソリューションの顧客は数百社を超え、導入実績は数千件に及び、ネットワークオペレーティングシステム(NOS)において市場をリードしています。IP Infusionの「OcNOS®」により、ネットワーク事業者はネットワークをディスアグリゲーション(ハードウェアとソフトウェアの機能分離)することで、イノベーションの加速、運用の合理化、総所有コスト(TCO)の削減が可能になります。また、ネットワークOEMは、ネットワークデバイスを分離して、市場投入までの時間を短縮し、包括的なサービスを提供し、キャリアグレードの堅牢性を実現することが可能となります。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社として独立して運営されています。
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証プライム:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび数百社を超える企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/
※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
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