世界初「障がい者専用野球グラブ」が岡山で誕生!
岡山県の高校球児がプロデュースするグラブで野球をパラリンピック追加種目へ後押しします!
和気閑谷高等学校硬式野球部は令和元年度の全国障がい者野球大会で優勝を飾った身体障がい者野球チーム「岡山桃太郎」のサポートを行っています。この度、本校野球部員が発案し、地元のグラブ職人が制作した世界初となる「障がい者専用の野球グラブ」が令和2年3月14日に完成しましたので、お知らせします。
平成30年7月に起きた西日本豪雨災害によって活動場所を奪われた岡山桃太郎に本校野球部が練習場所(本校グラウンド)を提供し、練習の手伝いを始めたところからパートナーシップがスタートしました。練習試合などの交流を繰り返す中、本校野球部員は障がい者のための野球道具がないことに気付きました。
今回のグラブ制作の対象者となった岡山桃太郎の右腕エース早嶋健太投手は、生まれつき左手首から先がありません。投球時にはグラブを左脇に力強く抱えなければならず、その反動で右肘へかかる負担に悩まされ、右肘の手術を受けました。手術後もその痛みが続いている点に本校野球部が着目し、これまでにはなかった『世界初の障がい者野球専用グラブ開発』へ始動することとなりました。
障がい者にふさわしいグラブのアイディアを出すことから始め、地元岡山のグラブメーカー『ロマネクロウ』の職人である森川徹也さんに協力を要請、12月に製作がスタートし、令和2年3月14日に完成しました。
2020東京オリンピックでは野球が正式種目として復帰しますが、パラリンピックでは障がい者野球がまだ競技に選ばれていません。本校野球部は他のパラスポーツと比べて専用の用具の開発が遅れていることが要因の一つではないかと考え、今回の活動を全国のみならず世界へ発信し、パラリンピック正式種目への承認を後押ししていきたいと思っています。
今回のグラブ制作の対象者となった岡山桃太郎の右腕エース早嶋健太投手は、生まれつき左手首から先がありません。投球時にはグラブを左脇に力強く抱えなければならず、その反動で右肘へかかる負担に悩まされ、右肘の手術を受けました。手術後もその痛みが続いている点に本校野球部が着目し、これまでにはなかった『世界初の障がい者野球専用グラブ開発』へ始動することとなりました。
障がい者にふさわしいグラブのアイディアを出すことから始め、地元岡山のグラブメーカー『ロマネクロウ』の職人である森川徹也さんに協力を要請、12月に製作がスタートし、令和2年3月14日に完成しました。
このグラブを使用することによって、早嶋投手は左腕を最大限に利用して投球することが可能になり、アスレティックトレーナーによって動作解析も繰り返すことで新しいフォームを手に入れ、右肘の痛みがぶり返すことはなくなりました。球速も5キロ以上アップするなど、「左腕が自由に使えるようになったことで野球観が変わりました。」と早嶋投手もコメントしています。
2020東京オリンピックでは野球が正式種目として復帰しますが、パラリンピックでは障がい者野球がまだ競技に選ばれていません。本校野球部は他のパラスポーツと比べて専用の用具の開発が遅れていることが要因の一つではないかと考え、今回の活動を全国のみならず世界へ発信し、パラリンピック正式種目への承認を後押ししていきたいと思っています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像