「READYFORインパクト研究所」設立
ー新たなお金の流れによって、社会課題を持続的に解決していく方策を探るー
READYFOR株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役:米良はるか、以下:READYFOR)は、寄付が社会課題を持続的に解決し、新たな公共的価値を生み出す仕組みを研究する「READYFORインパクト研究所」を2025年10月1日に設立しました。
READYFORインパクト研究所ホームページ:https://impactlab.readyfor.jp

■READYFORインパクト研究所 設立の背景
公共的価値の担い手は時代と共に変化しています。かつては家族や共同体が、近代では行政がその役割を担ってきました。しかし、社会の成熟と共に価値観は多様化し、行政サービスはそのニーズに応えるのが難しくなっています。
公共サービスを市場に委ねる動きも出ましたが、市場原理に任せると収益性の高いサービスだけが残り、取り残される人々が出てくるという問題があります。いま日本で起きている人口の減少は、サービスを提供するコストを引き上げ、よりこの問題を困難にしています。
行政にもビジネスにもそれぞれ限界がある中で、READYFORは、寄付の仲立ちをすることで、人々の困りごととその解決に向き合ってきました。
READYFORインパクト研究所では、こうした活動から見える社会の問題の背景や構造を明らかにしていきます。また、より多くの人々の困りごとが持続的に解決される方策を研究します。人々が自ら公共的価値を形作るための道具となるよう、貢献していきます。
■READYFORインパクト研究所 概要
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名称:READYFORインパクト研究所
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設立日:2025年10月1日
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活動内容:
小さな寄付が支える現場での解決、より大きなお金を活用した持続可能な解決。そうした活動が積み重なり、社会全体のなかで、根本的なインパクトが創出されていくことを目指します。

1.道筋を示す
行政やビジネスの枠組みで解決しきれない社会課題について、寄付を通じてそれらを構造的に解決するための方法論を整理し、noteや論文などの形で発信します。
2.事例を創出する
それぞれの課題領域について、解決を担うプレイヤーや資金提供をするプレイヤーの方々と共に実行のお手伝いをし、新たな事例を生み出します。
3.協働し、広げる
セクターを超えて多様なステークホルダーとのネットワークを築き、生み出した事例が広く展開されていく状態をつくります。
■(公財)国際文化会館 馬田隆明氏との共同研究について
READYFORインパクト研究所は、スタートアップ支援の専門家である(公財)国際文化会館 上席客員研究員・PEPディレクターの馬田隆明氏と共同研究を開始します。
本研究は「寄付が社会を変えるためのエコシステムづくり」をテーマとし、その成立に不可欠な資金や担い手を増やすための方策を研究してまいります。
■READYFOR株式会社について
READYFOR株式会社は「みんなの想いを集め、社会を良くするお金の流れをつくる」というパーパスを掲げ、ファンドレイジング・コンサルティング事業・プログラム事業・フィランソロピー事業を運営しています。
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会社名:READYFOR株式会社
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代表者:米良はるか
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所在地:東京都千代田区一番町8 住友不動産一番町ビル 7階
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設立:2014年7月
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資本金:1億円
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会社ページURL:https://corp.readyfor.jp
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