映像業界向けメディア「Branc」がイベント『世界的データ企業が解き明かす、日本アニメ「本当の」グローバルな価値 Dialogue for BRANC #7』を8月8日（金）開催

イード

2025年7月15日 10時00分

映像業界向けビジネスメディア「Branc（ブラン）」を運営する株式会社イード（本社：東京都中野区、代表取締役：宮川洋）は、オフライン／オンラインイベント『世界的データ企業が解き明かす、日本アニメ「本当の」グローバルな価値 Dialogue for Brand New Creativity #07』を2025年8月8日（金）に開催します。

今回は、ハリウッドの大手スタジオや金融機関、政府機関も利用する世界的データサイエンス企業「Parrot Analytics」のアジア市場アドバイザーであるDouglas Montgomery（ダグラス・モントゴメリ）氏らをゲストに迎え、『世界的データ企業Parrot Analyticsが解き明かす、日本アニメ「本当の」グローバルな価値』をテーマに議論します。

世界中で人気を博す日本アニメ。しかし、その熱狂度や真の市場価値は、旧来の指標だけで正しく測れているのでしょうか。本イベントでは、SNSでの言及、検索数も含めて世界200カ国以上の消費者行動データからグローバルな配信時代におけるコンテンツの「真の需要」を測定するParrot Analyticsのデータに基づき、日本アニメがグローバル市場で持つ本当のポテンシャルと、その価値を最大化するためのデータ活用戦略に迫ります。

■イベント開催の背景

世界における日本のコンテンツ市場、とりわけアニメ市場は急成長を続けています。一方で、制作現場やビジネスの意思決定においては、未だに制作者の「感覚」や国内の限定的なデータに頼る場面も少なくありません。

グローバルなストリーミングプラットフォームが覇権を争う時代において、コンテンツの価値を客観的なデータで把握し、戦略的に世界へ展開していくことは、日本のエンタメ産業全体の喫緊の課題です。

そこで今回は、グローバルエンタメ業界で20年以上のキャリアを持ち、ワーナー・ブラザーズにも17年間在籍したDouglas Montgomery氏と、日本のメディアデータビジネスの第一線で活躍してきた深田航志氏をお招きし、データがエンタメの未来をどう変えるのか、そして日本アニメのさらなる成長の可能性について議論を深めます。

■本イベントで議論される主なトピック

・なぜ今、エンタメ産業にデータが不可欠なのか？

・データで見る、日本アニメのグローバル市場における現在地

・ハリウッド・メジャーはデータをどう活用し、ヒットを生み出しているのか？

・Parrot Analyticsが提供する「需要（Demand）」データは、従来の指標と何が違うのか？

・日本アニメのIP価値を最大化するために、データをどう活かすべきか

・クリエイターは、データとどう向き合えば良いのか？

【登壇者プロフィール】

●ゲスト：Douglas Montgomery（ダグラス・モントゴメリ）氏
　Parrot Analyticsアジア市場アドバイザー

グローバル・エンターテインメント業界で20年以上のキャリアを持ち、ワーナー・ブラザーズで17年間（米国・英国・日本含）在職。その後グローバル・コネクツ・メディアのCEOおよびパロット・アナリティクスのアジア市場アドバイザーを務める。著名な講演では、ヒストリカ京都フィルムフェスティバル、アニメエキスポ、全米放送事業者協会などがあり、各所でデータオリエンテッドなプレゼンを提供。南カリフォルニア日米協会の会長時には、L.Aのチャイニーズシアターで毎年開催される「グローバルステージ・ハリウッド映画祭」を創設・プロデュースした。

●ゲスト：深田航志（ふかだ・こうじ）氏
　NEC インフラDX事業部門　メディア統括部シニアプロフェッショナル

1998年4月～ビデオリサーチに新卒入社。調査部隊、テレビ・ラジオ局の営業を経て、デジタルメディア(主にモバイル)のメディアデータ事業企画・開発・営業を担当。その後はテレビ視聴ログをベースにした外部企業とのマネタイズ事業を担当。2018年2月～インテージ入社新規事業部門から、テレビ動画事業の責任者となり、メディアデータ事業および新規事業領域、プロモーション総括を歴任。2024年4月～NEC入社メディア関連の新規事業を担当。

●MC：杉本穂高
　Branc編集長