チェック・ポイント、セキュリティゲートウェイおよび管理サーバの最新機種を発表 AIを活用したセキュリティ管理とエッジ防御で現代企業と支社・支店が抱える脅威の検知と対応を迅速化

次世代Smart-1管理アプライアンスで管理ゲートウェイを従来の2倍に拡張し、Quantumセキュリティゲートウェイで脅威防御性能を4倍に向上

サイバーセキュリティソリューションのパイオニアであり、世界的リーダーであるチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(Check Point® Software Technologies Ltd.、NASDAQ:CHKP、以下チェック・ポイント)は、次世代Quantum Smart-1 セキュリティ管理アプライアンスと、AIを活用した支社・支店向けのQuantumセキュリティゲートウェイの発表を行いました。

Quantum Smart-1管理アプライアンスにより、管理可能なゲートウェイが2倍に増加し、ログレートが最大70%向上するとともに、ハイブリッド企業の需要に応えるよう設計されたAI搭載のセキュリティツールを提供します。また、新しいQuantumセキュリティゲートウェイは、従来モデルと比較して最大4倍の脅威防御性能向上と、業界最高水準の99.9%ブロック率を実現します。

急増するサイバー脅威への対応

セキュリティチームのプレッシャーが高まる中で、その管理システムも進化する必要に迫られています。リモートワークやブランチオフィス、分散型チームの台頭により、攻撃に対して脆弱な領域が大幅に増加しています。チェック・ポイントの脅威インテリジェンス部門であるチェック・ポイント・リサーチ(Check Point Research、以下CPR)が発表した「AIセキュリティレポート(AI Security Report)」によれば、AIサービスは現在、毎月51%以上の企業ネットワーク上で利用されており、これによってセキュリティリスクが拡大し、セキュリティポリシーが必要不可欠となっています。

一方で、対策が手薄になりがちな支店オフィスのセキュリティも急務となっており、攻撃者がリモート拠点を踏み台に本社や取引先への不正侵入を試みるなどのリスクもあります。CPRの最新調査によると、支社・支店では1拠点あたり週平均713件の攻撃を受けており、前年同期と比べて36%増加しています。また、支社・支店の半数が外部からの脆弱性を狙った攻撃にさらされており、企業ネットワークの半数以上で毎月AIサービスが利用されている現状において、強固なセキュリティ対策の必要性がますます高まっています。

チェック・ポイントはこのような現代のセキュリティ課題を受け、AI時代における堅牢なセキュリティとスケーラブルな管理を実現する新しいソリューションを発表しました。

 

次世代Smart-1管理アプライアンス「Quantum Smart-1」

新しいQuantum Smart-1は、管理可能なゲートウェイを2倍に増やし、ログレートを最大70%向上させて、ハイブリッド企業の需要に応えられるよう設計されたAI搭載のセキュリティツールを提供します。Check Point Infinity Platformに完全に統合されたこの新アプライアンスは、独自のハイブリッドメッシュアーキテクチャと、250を超えるサードパーティー製ソリューションとの統合によって、より迅速でインテリジェントな脅威の検知と対応を実現します。

Quantum Smart-1管理アプライアンスの主な利点は以下の通りです。

  • 安心のスケーラビリティ:最大1万台のゲートウェイを管理、セキュリティインフラを再構築することなくビジネスの成長をサポート

  • 迅速な対応でリスクを低減:ログの処理速度を最大70%向上させ、脅威の検知と対応を迅速化

  • コンプライアンス対応を標準装備:最大70TBのログをローカルに保存し、長期間のデータ保持と規制要件に対応

  • よりスマートなオペレーション:管理機能を統合して、ハイブリッド環境の複雑さを軽減

  • オープンエコシステム:250以上のサードパーティー製ソリューションと統合

  • 業界で評価を得た操作性と効率性:Miercomが最近実施した、AI搭載サイバーセキュリティプラットフォームのベンチマークテスト(AI-Powered Cyber Security Platform Benchmark)において、チェック・ポイントのソリューションは管理のしやすさとセキュリティの有効性の両方でトップパフォーマーに認定された管理性能を搭載

 

第7世代となるQuantum Smart-1管理アプライアンスには、高性能の7000 Ultraを含む5つのモデルがあり、Infinity AI CopilotInfinity PlayblocksPolicy AdvisorPolicy InsightsComplianceInfinity AIOpsなどのAI搭載ツール機能で拡張できます。

AIを活用したエッジ防御「Quantum Security Gateway」

チェック・ポイントはAI搭載のQuantum Forceブランチオフィスセキュリティゲートウェイの新製品ラインアップも発表します。これらの製品は、従来モデルと比較して脅威防御パフォーマンスが最大4倍向上し、エンタープライズレベルのファイアウォールセキュリティを提供します。これら4つの新しいブランチファイアウォールは、業界最高水準の99.9%のブロック率と超高速のクラウドアプリケーションパフォーマンスを実現し、SD-WAN向けに最適化されているため、ハイブリッドネットワークと現代の分散型ワークフォースの高まる需要に対応します。

このQuantum Forceセキュリティゲートウェイファミリーの大幅な進化として、データセンターおよび境界環境向けのすべてのQuantum Forceセキュリティゲートウェイにおいて、脅威防御スループットが15%~25%向上します。これはソフトウェアアップデートを通じて自動的に提供されます。

新しい4つのQuantumセキュリティゲートウェイは、以下の革新的な機能を提供します:

  • 業界最高水準の脅威防御: 4倍の脅威防御スループット向上と、Miercom社の2025年版セキュリティベンチマークレポートで実証済みの業界最高水準99.9%ブロック率を実現

  • クラウドアプリケーション最適化: SD-WANに最適化し、ネットワーク接続を最大10倍(10 GbE)に拡張、ポート容量を2倍に増加

  • 統合管理: エンタープライズ、キャンパス、ブランチ、クラウド環境における最高評価の統合セキュリティ管理と、企業全体でのゼロトラストポリシーを提供

IDCのセキュリティリサーチマネージャーであるピート・フィナーレ(Pete Finalle)氏は、「チェック・ポイントの新しいQuantumセキュリティゲートウェイは、エッジに強固な脅威防御機能を提供し、組織が新たなサイバー脅威から支社・支店を保護しながら、ハイブリッドワークフォースの需要に対応することを可能にします」と評価しました。

統合管理による包括的なセキュリティの実現
今回発表された2つの製品と性能拡張は、統合的なセキュリティ体制の構築を可能にし、チェック・ポイントが提供する真のセキュリティプラットフォーム「Infinity Platform」を大きく強化しました。

企業は今、ハイパーコネクテッドな環境にあり、企業は正しいセキュリティアーキテクチャを採用する必要があります。

チェック・ポイントの最高製品責任者であるナタリー・クレマー(Nataly Kremer)は次のように述べています。「今回のアップデートにより、企業は本社、クラウド、支社・支店のすべてのファイアウォールに統一されたセキュリティポリシーを適用でき、AI Copilot、Policy Insights、AIOpsなどのAI機能をネットワーク全体で活用できます。この統合アプローチにより、管理の複雑さを軽減しながら、ネットワークのどの部分も保護不足にならない包括的なセキュリティを実現します」

Quantum Smart-1管理アプライアンスとQuantumセキュリティゲートウェイはすでに提供を開始しています。詳しくは、当社のウェブサイトをご覧ください。

本プレスリリースは、米国時間2025年5月28日に発表された以下2つのプレスリリース(英語)をもとに作成しています。

Check Point Accelerates Threat Detection and Response with AI-Powered Security Management for the Modern Enterprise

AI-Powered Defense at the Edge: Check Point Launches New Branch Office Security Gateways with 4x Faster Threat Prevention Performance

チェック・ポイントについて 
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(https://www.checkpoint.com/)は、デジタルトラストのリーディングプロバイダーとして、AIを駆使したサイバーセキュリティソリューションを通じて世界各国の10万を超える組織を保護しています。同社のInfinity Platformとオープンガーデン型エコシステムは、防止優先のアプローチで業界最高レベルのセキュリティ効果を実現しながらリスクを削減します。SASEを中核としたハイブリッドメッシュネットワークアーキテクチャを採用するInfinity Platformは、オンプレミス、クラウド、ワークスペース環境の管理を統合し、企業とサービスプロバイダーに柔軟性、シンプルさ、拡張性を提供します。Check Point Software Technologiesの全額出資日本法人、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(https://www.checkpoint.com/jp/)は、1997年10月1日設立、東京都港区に拠点を置いています。 

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会社概要

URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門1-2-8 虎ノ門琴平タワー25F
電話番号
03-6205-8340
代表者名
佐賀 文宣
上場
未上場
資本金
2000万円
設立
1997年10月