父と子だけで「父子帰省をしたことがある」30~40代夫婦の4家族に1家族

~「ナイショ話や学校であったことなど色々話してくれた」 父子帰省で深まる親子の絆~

タメニー株式会社

Vol.141 QOM総研 「父子帰省」に関するアンケート調査
 婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェント(証券コード:東証マザーズ6181、本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤茂、https://www.p-a.jp/、以下パートナーエージェント)は、30~49歳の既婚で子どものいる男女2,380人に対して「父子帰省」に関するアンケート調査を実施いたしました。

 



<調査背景>
 「父子帰省」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。お母さんは同行せずに、お父さんと子どもだけでお父さんの実家に帰ることを「父子帰省」と言います。妻は自宅でお留守番をしながらゆっくり一休みでき、夫の両親も嫁に気を使わずに息子や孫と過ごすことができます。今年のお盆シーズンにはSNSでもこの父子帰省が話題となりました。
 一見いいことばかりの父子帰省ですが、父親が単身で子どもを連れて歩いて、誘拐と間違われ通報されてしまったケースもあるようです。若い世代の夫婦に広がりつつある父子帰省、今回の調査ではそのメリットと問題点について考えてみました。

<調査結果サマリ>
  • 「父子帰省をしたことがある」30~40代夫婦の4家族に1家族
  • 父親の半数が「父子帰省にチャレンジしてみたい」と思っている
  • 父子帰省のメリットは?「夫と子が不在の間に妻が休むことができる」妻の46.6%が回答
  • 「“お母さん”(妻)にお休みは必要だと思う」妻の83.5%が回答
  • 父子帰省を経験した父親の68.0%が「子どもと過ごす時間を満喫できた」と回答
  • 父子帰省をしてみて良かったこと「ナイショ話や学校であったことなど色々話してくれた」



■「父子帰省をしたことがある」30~40代夫婦の4家族に1家族
  • Q. 父親だけで子どもを連れて外出したことはありますか?(n=2,380)※必須回答・複数回答可

 そもそも父親と子どもだけで外出したことがある親子はどのくらいいるのでしょうか。また、父親は子どもを連れてどこへお出掛けしているのでしょうか。30~40代の既婚で子どものいる男女2,380人に聞きました。
 「公園やショッピングモールなど近場へ」と答えたのは全体の76.9%でした。「父親と子どもだけで父親の実家へ帰省(父子帰省)」したことがある父子帰省経験者は26.5%でした。4家族に1家族が実際に父子帰省をしたことがあるようです。



■父親の半数が「父子帰省にチャレンジしてみたい」と思っている
  • Q.父子帰省にチャレンジしてみたいと思いますか?(n=1,350)※必須回答

 先ほどの設問で「父親と子どもだけで父親の実家へ帰省(父子帰省)」をしたことがないと答えた1,350人に、父子帰省をしてみたいと思うか聞きました。
 父親の50.4%が「チャレンジしてみたい」と回答しています。妻(38.8%)よりも夫の方が積極的に父子帰省をしてみたいと考えているようです。



■父子帰省のメリットは?「夫と子が不在の間に妻が休むことができる」妻の46.6%が回答
  • Q.父子帰省についてどう思いますか?(n=2,380)※必須回答・複数回答可

 積極的に父子帰省をしてみたいと思う人もいれば、一人で子どもの面倒を見られるか不安を感じる人、両親に迷惑をかけてしまうのではないかと心配する人もいるようです。父子帰省についてどう思っているか調べてみました。
 男女別に集計した結果を見てみると、男性では「父と子の思い出づくりになる」が47.3%でトップとなりました。一方で、女性の回答では「夫と子が不在の間に妻が休むことができる」が46.6%でトップとなっています。夫にも妻にも、双方にそれぞれのメリットがあるようです。



■「“お母さん”にお休みは必要だと思う」妻の83.5%が回答
  • Q. “お母さん”(妻)は十分な休みがとれていると思いますか?(n=2,380)※必須回答
  • Q. “お母さん”(妻)にお休みは必要だと思いますか?(n=2,380)※必須回答

 2019年の夏、食材やミールキットの宅配を行っているOisixがクレヨンしんちゃんとコラボレーションした広告がSNSを中心に話題となりました。「かあちゃんの夏休みはいつなんだろう。」というキャッチコピーが子育て世代の母親たちの共感を生み、また涙を誘いました。お母さん(妻)が十分な休みをとれていると思うか調べてみました。24時間年中無休で家族のために家事育児をがんばる女性に夏休み(お休み)はあるのでしょうか?
 「十分な休みがとれていると思う」と答えた女性は34.1%でした。男性(39.0%)が思っているよりも、実際にきちんと休めていると感じている女性は少ないようです。


 そんなお母さんにお休みは必要かという設問に対して、女性の83.5%が「必要だと思う」と答えています。父子帰省はそんな妻にお休みをプレゼントしてあげるいい機会になるかもしれません。



■父子帰省を経験した父親の68.0%が「子どもと過ごす時間を満喫できた」
  • Q. 父子帰省をしてみて良かったこと、悪かったことはありましたか?(n=300)※必須回答・複数回答可

 続いては、父子帰省を経験したことがあると回答した男性300人に、実際に父子帰省をしてみてどうだったかを聞いてみました。
 「子どもと過ごす時間を満喫できた」が68.0%で1位となりました。「妻が自由な時間を持つことができた」(42.3%)、「親が喜んでくれた」(41.3%)など、肯定的な意見が上位を占めています。



■父子帰省をしてみて良かったこと「ナイショ話や学校であったことなど色々話してくれた」
  • Q. 父子帰省をした際に良かったこと、何か困ったエピソードがあれば教えて下さい。(n=300)

 まだ子どもが小さいからでしょうか、30代男性では「お世話に困った」、「思っていたよりも上手くいった」といった回答が、40代男性では「たくさん会話ができた」、「より子どもとの距離が縮まった」というような回答が多く見られました。子どもの年齢によっても父子帰省の難易度やメリットは変わってくるようです。

【30代】
・自分がやられて嫌なことを人に絶対してはいけないとキツく叱ったとき、反抗もせず、子どもながらに理解してくれたことが嬉しかったです。この子の父親で良かったと思いました(30歳・男性)
・子どもは思いの外成長していた(32歳・男性)
・大泣きしたときに、通常は妻と自分とで対応を変えて気分を変えるが、それができないのが難点だった(33歳・男性)
・男のほうが子育てに向いてると思った(34歳・男性)
・一緒にいた時間が長かったせいか普段聞かない話をしてくれて、より子どものことが理解できた(34歳・男性)
・じぃじぃとばぁばぁに甘えて、普段できていることができなくなった(34歳・男性)
・帰り際に子どもに帰りたくないと泣かれて、道中ずっと抱っこしてあげたこと(35歳・男性)
・父親にはいつも甘えてばかりなので、叱るタイミングが分からなかった(35歳・男性)
・寝かしつけが心配だったがおばあちゃんと一緒に寝てくれて安心(35歳・男性)
・普段から育児に参加しているので、大変だったと感じなかった。楽しく親子の時間を過ごせた(35歳・男性)
・夜の寝かしつけの際、母親に会いたがって泣くかと思ったがスムーズに寝てくれた(36歳・男性)
・とにかくヘトヘトになるまで走り回るので親は大変。家と実家では勝手が違うので、スムーズに食事を終えることが難しい(36歳・男性)
・妻をゆっくり休ませることができた(36歳・男性)
・誰も気を使わずにすんだ(38歳・男性)
・楽しんでくれたし、おじいちゃんおばあちゃんになついてくれて良かったです。困ったことはありません(38歳・男性)
・父子の距離が縮まった。妻もリフレッシュできたようだ(38歳・男性)
・親に会ったときに子どもが馴れていないのでずっと泣いていて大変だった。しばらくして、おばあちゃんとは仲良く遊んでいたがおじいちゃんは無理だった。夜もなかなか寝ることができず、起きては泣いて寝て、起きては泣いて寝ての繰り返しでひやひやした(38歳・男性)
・いつも妻がしている世話を経験し、子どもも慣れないからか誘導してくれてお互いの成長に繋がった(39歳・男性)
・なんでも言うことを聞いてしまったので我儘になり、帰ってから妻に叱られた(39歳・男性)
・翌日の子どもの洋服の準備(何を着せるかを考えること)を毎日やることがいかに大変なことなのかを知った(39歳・男性)

【40代】
・ストレス発散になった(40歳・男性)
・実家の裏の広い土地で、ノビノビと息子達と野球ができて楽しかったです(40歳・男性)
・夜の寝かしつけを実家の母がしてくれて助かった(41歳・男性)
・なぜ父子だけで帰省したのかを問われた(42歳・男性)
・自宅では言えなかったのか、妻に対するナイショ話や学校であったことなど色々話してくれた。また、自宅ではなかなかできなかった山登りなど思い切り走り回って心から楽しそうだった。ただ、それについていく自分は大変でした(42歳・男性)
・母親が近くにいない分、いつもより子どもに懐かれた。嬉しい反面、その分疲れた(43歳・男性)
・出発するときに子どもが母親と離れるのを嫌がったので無理やり離したが、しばらく泣き止まず可哀想だった(43歳・男性)
・なかなか2人きりになる場面がないからいろいろ話せて良かった(43歳・男性)
・お母さんがいない中、ずっと不安そうな表情をしていたことが気になった(44歳・男性)
・娘がまだ小さかったころ、帰省の際、高速道路を走っているときに母親がいないことの不安からか、突然家に帰りたいと泣き出してしまったことが大変だった(44歳・男性)
・車中でゆっくり話ができた。妻が妻の時間を過ごせた(44歳・男性)
・夏だったので、夜の室温管理が大変だった(45歳・男性)
・帰りに子どもが「今日は楽しかったねぇ」と言ってくれたことが嬉しかった(45歳・男性)
・子どもの食事が優先なので、実家にもかかわらずゆっくり食事ができなかった(45歳・男性)
・意外と娘の好みの食べ物が分からなかった(45歳・男性)
・最近では父親と子どもだけでも全然違和感がなくなってきた(46歳・男性)
・息子が妻にべったり甘えただったが、少し自立した(48歳・男性)
・子どもが小さいころ、夏の夜にクーラーをつけたままうっかり寝てしまい、深夜気が付くとクーラーの風が子どもに当たっていて風邪を引かせてしまったことがあります(48歳・男性)
・自分と娘たちとだけ共有する秘密が出来たこと。(娘はママにナイショだよと言いながら話してたけど)困るのは出先での女子トイレに付いていけないぐらい。最近は何があるか分からないから用心してます(48歳・男性)
・とにかく楽しそうにしている息子を見て、愛おしかった(48歳・男性)
・子どもが友達と遊びたいのを我慢して帰省に付き合ってくれているのが分かるので、申し訳ない気持ちが大きい(49歳・男性)


 夫は父と子の絆を深めることができ、妻はしばしの休息を取ることができるといった夫婦双方のメリットがあることが分かりました。
 しかしながら、そういった大人の都合ばかりでなく、父子帰省の最大のメリットは「子どもと一緒の時間を過ごす」ことにあるのかもしれません。父として子どもと向き合い、子どもの面倒を見て、子どもとたくさん話をすること。そうすることで、父と子の絆はより一層深まります。次の長期休暇の際にはぜひ、父子帰省を計画してみてはいかがでしょうか。


調査方法:インターネット調査
<調査1>
調査対象:30~49歳の既婚で子どもがいる男女 2,380名
集計期間:2019年12月6日~11日
<調査2>
調査対象:「父子帰省を経験したことがある」と回答した30~49歳の既婚で子どもがいる男性 300名
集計期間:2019年12月13日~20日


<株式会社パートナーエージェント 会社概要>
商       号:株式会社パートナーエージェント
証券コード:東証マザーズ6181
代  表  者:代表取締役社長 佐藤 茂
創 業:2006 年 9 月
所  在  地:東京都品川区大崎1丁目20-3 イマス大崎ビル4階

U   R    L :
パートナーエージェント   https://www.p-a.jp/

事業内容 :
①婚活サービス
・専任コンシェルジュによる高い成婚率を実現する婚活支援サービス「パートナーエージェント」
・婚活パーティーサービス「OTOCON」
・婚活支援事業者向け会員相互紹介プラットフォームサービス「CONNECT-ship」
・アライアンス型婚活支援サービス
・地方自治体向け婚活支援サービス
・企業向け婚活支援サービス、他
②ブライダルサービス等
・適正価格を追求したスマートな結婚式「スマ婚」サービス
・結婚式二次会の幹事業務を行う「2次会くん」サービス、他
③その他QOL(Quality of Life)サービス
・結婚式場紹介サービス「アニバーサリークラブ」
・ブライダルリング「LITO DIAMOND」
・保険代理店サービス
・パーティー会場運営(株式会社 IROGAMI)、他

~代表メッセージ~
現代は、結婚しにくい時代と言われています。
仲人やお見合いなどの社会的な出会いの場が減少し、結婚をしたくても
機会に恵まれない多くの独身者がいます。
当社は、もっと信頼できる結婚情報サービスを目指して設立されました。
従来の結婚相談のサービスを見直し、結婚を望む顧客へ高い成果を提供することで
多くのお客様の支持を頂いてきました。
これからも、1年以内の結婚を支援するエージェントとして
未婚・晩婚を解決する社会の実現へ貢献してまいります。


【転載・引用に関する注意事項】
本アンケートの著作権は、株式会社パートナーエージェントが保有します。調査レポートの内容についてはご自由に転載・引用いただいて構いませんが、引用・転載時には、必ず「婚活支援サービス パートナーエージェント」を明記いただけますようお願い申し上げます。また、パートナーエージェントのWebサイト(https://www.p-a.jp)へのリンクも貼っていただけますと幸いです。
※ 記事などで取り上げていただけた際は、お時間ございましたらpublic@p-a.jp宛てにご一報いただけると幸甚に存じます。


<本件に関する報道関係者からのお問合せ先>
株式会社パートナーエージェント 広報担当:平田・大道
TEL:03-6388-9831(部署直通) FAX:03-5759-2701
Mail:public@p-a.jp

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代表者名
栗沢 研丞
上場
東証グロース
資本金
4400万円
設立
2006年09月