コンビニエンスストアでの「キャッシュレス決済」は、増税前より1割増
『Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2019年10月度)』
~スマホ決済者の半数以上が、「PayPay」を利用~
株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2019年10月度)』の結果を発表します。本調査は、17歳~69歳の男女1,100名を対象にしています。
また、集計データとしてまとめた全143ページの調査結果レポートを、「Marketing Research Camp」の自主調査レポートページ(https://marketing-rc.com/report/)から、無料でダウンロード提供します。
【調査結果の概要】
■コンビニエンスストアとスーパーでの「キャッシュレス決済」は、増税前より1割増
コンビニエンスストアで「キャッシュレス決済を利用する」※と答えた人は48.9%、スーパーは48.1%でした。消費増税前の2019年6月度調査では、コンビニエンスストアでの利用は38.0%、スーパーは37.0%でした。消費増税の前と後で、コンビニエンスストア、スーパーともに「キャッシュレス決済」の利用が10ポイント以上増加していることがわかりました。
※購入商品の支払いについて、「現金を使わない」と「現金を使わないことが多い」と答えた人の合計。
■30代のキャッシュレス決済利用者のうち、4割強が「スマホ決済」
日常のさまざまな支払いにおいて、1カ所でも「現金を使わない」「現金を使わないことが多い」場所がある※1と答えた人のうち、「スマホ決済機能(端末をかざして決済するタイプ)」を利用している人は34.4%でした。年代別に見てみると、10代(37.5%)、20代(34.3%)、30代(43.2%)、40代(37.8%)、50代(34.8%)、60代(21.6%)で、30代では4割を超えました。
※1 公共交通機関/タクシー/ハイヤーの運賃、コンビニ/スーパーでの商品購入、飲食店/レストラン/ファストフード/ファミリーレストランでの飲食費、公共料金、携帯電話料金、病院、駐車場、自動販売機での支払いにおいて、いずれか1つでも「現金を使わない」か「現金を使わないことが多い」と答えた人が対象。
■スマホ決済利用者の半数以上が、「PayPay」を利用
スマホ決済利用者のうち、「PayPay」を使っている人が最も多く(54.9%)、次いで「LINE Pay」(34.9%)、「楽天ペイ」(34.6%)でした。「PayPay」を利用している人の割合を、消費増税前の2019年6月度調査(38.8%)と比べてみると、16.1ポイントも増加していることがわかりました。
※複数回答あり。
■40代、50代のスマホ決済利用者のうち、9割以上が「消費増税前から利用」
スマホ決済利用者のうち、スマホ決済を「消費増税前から利用していた」人の割合は83.6%でした。年代別に見てみると、50代が最も高く(90.6%)、次いで40代(90.0%)、60代(82.9%)でした。逆に「消費増税後に利用を始めた」人の割合は14.9%で、10代が最も高く(22.2%)、次いで30代(21.1%)、20代(19.3%)でした。現在、スマホ決済を利用している人のうち、40代と50代は消費増税前に利用を開始した人が9割を超え、若年層よりも浸透が早かったことがわかりました。
調査期間:2019年10月25日(金)~11月1日(金)
調査対象:Fastaskのモニタのうち、17歳~69歳の男女1,100名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査
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