凸版印刷、ICTを活用し在留外国人の日本語学習を支援
文化庁委託事業として、生活に必要な日本語をいつでもどこでも学習できる在留外国人向け日本語学習サイト「つながるひろがる にほんごでのくらし」の提供を開始
日本語教室が設置されていない国内の地域(以下 空白地域)に居住している外国人などが日常生活を営む上で必要となる日本語能力を習得できるようICTを活用し独学できる日本語学習サイト「つながるひろがる にほんごでのくらし」を開発。本Webサイトの無料公開を2020年6月1日から行います。日本語、英語、中国語(簡体字)、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語の6言語に対応しています。
本Webサイトの提供により、日本語教室がない地域に在住する外国人住民に対して日本語の学習機会の提供を実現します。これにより、在留外国人が地域で十分に力を発揮できる環境を整備し、地域社会への参画を促すことで地域活性化を目指します。
■ 本事業の背景と目的
日本における在留外国人は約293万人(2019年末)と急増し、多くの地域に外国人が在住しています。一方で、地域によっては日本語教育人材がいないなどの状況により、空白地域も多数存在しています。これにより、空白地域に住む外国人は日本語学習機会が得られず、地域で十分に力を発揮できないという課題もあります。
これらの課題を解決するための事業の一環として、空白地域に住む外国人を対象として生活に必要な日本語の学習ができるICTを活用した学習教材の開発を行い、日本語学習のためのWebサイトとして提供していきます。これにより空白地域に在住する外国人住民に対し、生活に必要最低限な日本語の学習機会の確保を目指します。
凸版印刷は在留外国人向け日本語学習サイト「つながるひろがる にほんごでのくらし」の運営会社として、これまで培ってきたWebサイトや映像制作ノウハウ、多言語翻訳ソリューションやデジタル教育コンテンツの提供実績を活かして本Webサイトにおける開発・制作・運営を担い、事業を推進していきます。
■ 日本語学習サイト「つながるひろがる にほんごでのくらし」の特徴
・空白地域に在住する外国人住民を想定した生活シーンを連想できるコンテンツを配信
サイト利用者の日本語習得レベルに合わせて、実用的な生活シーンを連想できる学習コンテンツを配信。「あいさつ」や「買い物」、「役所の利用」などすぐに生活で活用できるシーンを動画により、見て学ぶことができます。
・多言語(6言語)対応のため、日本語を初めて学習する利用者でも学習が可能
日本語、英語、中国語(簡体字)、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語の6言語に対応し、さまざまな国の在留外国人に対応した学習環境を提供します。
※今後、4言語を追加し、令和3年3月にはさらに10言語への対応を予定しています。
令和元年度:日本語、英語、中国語(簡体字)、スペイン語、ポルトガル、ベトナム語
令和2年度:インドネシア語、フィリピン(タガログ語)語、ネパール語、カンボジア(クメール)語
・登録不要・無料提供のため、いつでもどこでも気軽に活用が可能
本Webサイトは登録不要、無料で閲覧が可能です。そのため、いつでもどこでも気軽に活用することができ、すべての在留外国人に対して日本語学習機会の提供を実現します。
■ 日本語学習サイト「つながるひろがる にほんごでのくらし」の概要
1.名称 | 「生活者としての外国人」のための日本語学習サイト 「つながるひろがる にほんごでのくらし」 |
2.概要 | 文化庁が推進する事業令和元年度「生活者としての外国人」のための日本語教室空白地域解消推進事業の一環として、 ICTを活用した「生活者としての外国人」のための日本語学習教材の開発を行う |
3.WebサイトURL | https://tsunagarujp.bunka.go.jp/ |
4.公開日 | 2020年6月1日 |
5.対応言語 | 日本語、英語、中国語(簡体字)、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語 |
6.受託事業者 | 凸版印刷株式会社 |
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以 上
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