人材サービス新事業「ナイス!メディカル」開始 ~『看護師』『看護助手』『医療事務・受付』を派遣・紹介~
変化する医療現場のニーズに対応した人材支援
新事業開始の背景
厚生労働省によると、2022年度の看護助手の有効求人倍率は3.98倍、看護師は2.53倍であり、同年度の全体の有効求人倍率(1.31倍)と比べると、人材不足が深刻です。また、厚生労働省が発表する「医療施設動態調査」によると、全国のクリニック数は、2020年3月末には10万2,662施設だったものが、2023年3月末には10万5,213施設と、2,551施設も増えました。住民ニーズに合わせた医療サービスの提供が可能なクリニックは、近年は施設数の増加傾向が続いています。
他にも、2024年4月から医師の時間外労働の規制が本格化したことで、医師が行っていた業務の一部を他の医療従事者によって分担・移譲する「タスクシフト・シェア」がより求められることが予想されます。病院やクリニックの潜在的な課題として、キャリアの中断により医師や看護師一人当たりの負担が増え、過重労働につながり、退職者の増加につながる恐れがあります。そこで、専門職(医師、看護師)が専門業務に集中できるようにするため、医療事務や看護助手の必要性が増しています。最近では、医師事務作業補助者の加算や夜勤看護助手の配置加算などが取り上げられています。これらのことから、看護師や看護助手を含む医療に関連する人材の確保が必要だと私たちは考えています。
現在、ネオキャリアでは、介護士の人材不足などの社会課題を改善するため、介護領域の人材派遣・紹介事業「ナイス!介護」を提供していますが、病院やクリニックへの社会課題には注力できていませんでした。今後も看護師や看護助手の有効求人倍率は、全国平均よりも高止まりの傾向が続くと予想されることや全国のクリニック数の増加傾向が続き、医療事務・受付の人材不足や求人のミスマッチの発生が予想されること、さらには、タスクシフト・シェアなど医療現場を取り巻く社会課題へ取り組むために、今回のサービス開始に至りました。
【出典】
厚生労働省 job tag 職業情報提供サイト(日本版O-NET)
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/156
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/246
厚生労働省 医療施設動態調査
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/m23/is2303.html
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/m20/is2003.html
「ナイス!メディカル」事業概要
首都圏の病院やクリニックに、「看護助手」「医療事務・受付」の人材派遣・人材紹介サービスを提供します。また、全国の有料老人ホームや特別養護老人ホーム、デイサービス(通所介護)などに「看護師」の人材派遣・人材紹介サービスを提供します。私たちのサービスは、人材不足への課題解決だけではなく、病院やクリニックが抱える潜在的な課題にアプローチすることが特徴です。
対象職種 :看護助手、医療事務、医療受付、看護師
資格・経験:看護師以外の職種は、資格や経験の有無は問いません
対象エリア:47都道府県
利用方法 :ナイス!介護サイト内から求人検索が可能です。 公式サイト:https://713515.net/
今後の展開
・2025年2月末時点で、売上約4億7千万円、稼働人数は270名超を計画している
会社概要
会社名 :株式会社ネオキャリア
所在地 :東京都新宿区西新宿1-22-2 新宿サンエービル
代表者 :代表取締役CEO 西澤 亮一
事業概要:人材事業、ヘルスケア事業、グローバル事業他
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。