-イベントレポート-「SonoRepro™」合同発表会日本初の“超音波研究”から生まれたホームケア用スカルプケアデバイス2022年11月10日(いい頭皮の日)に発売開始
アンファー代表の叶屋が「進化する頭髪ケア」を語り、落合陽一氏が初の「消費者向けの販売」に気合十分と意気込む
アンファー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 叶屋宏一、以下「アンファー」)はピクシーダストテクノロジーズ株式会社本社:東京都千代田区、代表取締役 落合陽一、村上泰一郎、以下「PxDT」)と共に日本初の“超音波研究”から生まれたホームケア用のスカルプケアデバイス“SonoRepro™(ソノリプロ)”を開発し、11月10日(木)に発売いたします(https://scalp-d.angfa-store.jp/brand/sonorepro/)。その発売を記念して「SonoRepro™合同発表会」を開催いたしました。
- スカルプ市場を牽引してきたアンファーが最先端技術を活かして新たに挑戦
まず初めに、登壇したアンファー叶屋から、シャンプー・リンス市場と育毛剤/発毛剤市場の伸長に伴い、売上を拡大してきた、スカルプDのシャンプーやメディカルミノキ5【医薬品】を紹介、さらにグループでは頭髪治療も行っており、発毛治療市場も活性化していることを報告しました。
叶屋は「テクノロジーによって様々な課題解決に取り組みをしているピクシーダストテクノロジーズ社と共同開発できることを大変喜ばしく思う。今回のデバイス発売により、頭皮・頭髪のケアの様々なニーズに応えられると、期待している。」と語りました。
- Dクリニックで導入しているクリニック用の超音波機器「非接触振動圧刺激装置」の実績報告
Dクリニック医師の小山より、昨今のAGA治療に関しての発表がありました。投薬だけでなく、メカノバイオロジーを取り入れた治療に着目し、2021年11月からDクリニック東京/新宿で導入している「非接触振動圧刺激装置」の実績を報告。1年間で300件の治療実績があり、患者様からも非常にポジティブなお声を頂いている。小山医師は「すでに何年も投薬治療を続けているがなかなか望むような効果が得られなかった方が、今回の装置を使用して“毛が増えてきた”と実感してくださっている」と患者様の声も紹介しました。
- 超音波技術を活用したホームケアデバイス「SonoRepro™」
続いて、ピクシーダストテクノロジーズの星氏が登壇し、今回の「SonoRepro™」について発表しました。 「家庭用に活用するにはどのようにすればよいのか、“軽さ・使いやすさ・デザイン性”を実現するべくエンジニアやデザイナーとともに奮闘した。もとになった大型デバイスは、超音波振動子を271個搭載しているが、今回の小型デバイスでは61個に減らし、照射距離も2cmに近づけ、片手で頭皮にあてられるように工夫した。
先行販売していたクラウドファンディング“Makuake”では3日で目標を達成し、応援購入額は2,416万円で終了した。予想以上に好評で非常に嬉しく思っている。より多くの方に使用していただけるデバイスになればと思っている。」と話しました。
- 超音波技術を活用したプロジェクトで「初の消費者向け商品の販売」に気合十分
落合陽一氏からは本製品の開発背景や今後の展望を語りました。「超音波は2012年から研究を始めており、2022年で10年。このような節目の年にコンシューマ向けの製品を発売することができて非常に感慨深い。2015年ごろから産業のために研究してきたが、みなさんのご家庭にあるか?と考えても、思いつかない。街中では、超音波で音を出し、動く歩道の上でだけ音が聞こえる装置などは見かけることもあるが。そんな中、初めて世に出る製品がヘアケア・ヘルスケア分野で嬉しく思うと同時に、10年前の自分は非常に驚くと思う。美顔器やマッサージ器具などと同じように、普及していくことを期待している。また、これをきっかけに超音波技術がより一層社会で活用され、デバイスのコストや製品コストが下がっていけばさらに研究が深まって、より社会に貢献できる。それが、我々の使命であると思っている。」と語りました。
- 「SonoRepro™」発売
◇製品仕様
本体サイズ:約 W:111mm × D:78mm × H:235mm
本体重量:約 290g(カバーなし:約 260g)
電源方式:ACアダプター
生産国:日本
付属品:カバー、ACアダプター、ユーザーガイド
◇価格
137,500円(税込)
◇販路
・Dクリニックの各院(札幌、東京、新宿、名古屋、大阪、福岡)
https://www.d-clinicgroup.jp/clinic/
・アンファーECサイト
https://scalp-d.angfa-store.jp/brand/sonorepro/
- ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について
■会社概要
商号: ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
代表取締役: 落合 陽一、村上 泰一郎
所在地: 東京都千代田区神田三崎町二丁目20番5号
設立: 2017年5月
資本金: 40億6,232万6,100円(2020年5月1日現在/資本準備金を含む)
URL: https://pixiedusttech.com/
■事業概要
当社は、Digitally Rebalanced——世界をデジタル技術の観点から俯瞰し、新たな均衡点へ導く原動力となることを目指す大学発ベンチャーです。デジタルと物理世界を繋ぐインターフェース技術を研究開発し、連続的に社会実装していくことで、その実現に寄与します。筑波大学及び東北大学との共同研究においては、新株予約権を梃子として大学で生まれる知的財産を企業に包括的に譲渡するという、新たな産学連携スキームを構築しています。今後も産学連携やオープンイノベーションを通じ、新たなインターフェース技術の社会実装を行っていきます。
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