ZenGroup、温室効果ガス排出削減を目指し「GoGreen Plus」に関する契約を締結

環境配慮型の越境ECを実現する取り組み

ZenGroup株式会社

2024年11月19日 10時00分

越境ECをトータルで支援するZenGroup株式会社（所在地：大阪府大阪市）と、国際エクスプレスのリーディングカンパニー、DHLジャパン株式会社（本社：東京都品川区　代表取締役社長：トニーカーン）は、持続可能な航空燃料(SAF)の使用により輸送に伴う温室効果ガス排出量を削減する輸送サービス「GoGreen Plus」に関する契約を締結しました。
2024年11月18日(月)、ZenGroup株式会社の本社にて両社による調印式が執り行われました。

2024年11月18日(月)、ZenGroup株式会社の本社にて両社による調印式が執り行われました。

契約締結に至った背景

当社は、海外向け購入代行サービス「ZenMarket」をはじめ、海外向けサブスクリプションボックス「ZenPop」、越境ECモール「ZenPlus」、海外プロモーション支援サービス「ZenPromo」、集客支援型越境ECバナー「ZenLink」、クリエイティブエージェンシー「ZenStudio」を展開しています。2014年の創業以来、600万点以上の商品を175の国と地域に発送しており、日本の魅力的な商品を世界に届け、海外市場に向けた日本企業の販路拡大を支援してきました。

今回の契約により、当社がDHLを利用して発送するすべての荷物には、温室効果ガス排出量削減を可能とする「GoGreen Plus」が適用されることとなります。この費用はサービス料金に転嫁されず、当社が全額を負担します。

当社は今後も、日本企業が環境配慮を意識しながら越境ECを活用し、海外市場でのプレゼンスを高められるよう、サステナビリティを重視した取り組みを進めてまいります。本取り組みにより、日本の商品がより持続可能な形で世界中に届き、地球環境への配慮を共有する企業のネットワーク拡大に貢献できることを期待しています。

GoGreen Plusとは

GoGreen Plusは、飲食店や家庭から排出される廃食油、トウモロコシやサトウキビなどのバイオマス由来原料などを用いて生産される「持続可能な航空燃料(SAF)」の使用により、輸送に伴う温室効果ガス排出量を削減(インセット)できる業界初の輸送サービスです。SAFは一般的な航空燃料のライフサイクル排出量を最大80%削減することが可能で、業種・業態に関わらず、企業が環境問題に取り組むことができます。

各代表のコメント

本契約の調印式が2024年11月18日(月)に、ZenGroup株式会社の本社にて執り行われ、両社の代表者は次の通りコメントをいたしました。

【DHLジャパン株式会社　執行役員ナショナルセールス・営業企画＆マーケティング本部長菅野隆英様】

気候変動は世界的な問題であり、特に海外との取引を行う企業にとって、取り組みの必要性は高まっています。このたびの契約により、今後ますます成長が期待される越境EC事業を展開するZenGroupの温室効果ガス排出量削減に向けた取り組みを、強力にサポートできることを大変嬉しく思います。

【ZenGroup株式会社　代表取締役　スロヴェイ・ヴィヤチェスラヴ】

私たちは、これまで多くの日本の商品を世界中にお届けしてきましたが、越境EC事業における環境負荷の課題も感じておりました。DHLジャパンと共に温室効果ガスの削減に取り組むことで、より持続可能な形で日本の商品をお届けできることを非常に嬉しく思います。私たちは、環境に配慮した輸送手段の確立が、今後の越境EC事業における新たなスタンダードとなることを期待しており、日本企業が海外市場での成長と環境保護の両立を実現できるようサポートしてまいります。

ZenGroup株式会社について

ZenGroup株式会社は「世界の越境EC販売額20％を日本に」をミッションに掲げ、世界の越境ECにおける日本の販売額シェア20％を目指しています。

ZenGroup株式会社は、海外向け購入代行サービス「ZenMarket」、海外向けサブスクリプションボックスサービス（定期購入サービス）「ZenPop」、越境ECモール「ZenPlus」、海外プロモーション代行サービス「ZenPromo」、集客支援型越境ECバナー「ZenLink」、クリエイティブエージェンシー「ZenStudio」を運営。現在、会員数は250万人を超え、これまで世界175か国へ発送を行ってきました。

今後も、日本の商品をシンプルに海外ユーザーへ届ける仕組み作りに邁進します。