腎疾患を中心とした臨床ステージの創薬を行うリジェネフロ株式会社へ出資
グローバル・ブレイン株式会社(以下、グローバル・ブレイン)が運営する、321FORCE™(MCIイノベーション投資事業有限責任組合)は、腎疾患を中心とした臨床ステージの創薬を行うリジェネフロ株式会社(本社:京都市 / 以下、リジェネフロ)へ出資を実行したことをお知らせいたします。
リジェネフロは、京都大学iPS細胞研究所に所属する長船健二教授の研究シーズを基盤とした技術を駆使する、臨床ステージの創薬スタートアップです。常染色体優性(顕性)多発性嚢胞腎(ADPKD)の治療薬候補として、嚢胞形成を抑制し腎機能を改善する効果が見込まれるレチノイン酸受容体(RAR)作動薬RN-014を見出し、2023年12月より前期第Ⅱ相臨床試験を開始しています。また、複数のマウスモデル実験でヒトiPS細胞より作製したネフロン前駆細胞(iNPC)を腎被膜下に移植すると、低下した腎機能の改善がみられることを見出し、ヒトiPS細胞由来ネフロン前駆細胞RN-032による慢性腎臓病(CKD)に対する細胞療法の開発も進めています。
グローバル・ブレインはリジェネフロの事業や、事業の実現に向けた実行力を有する優秀な経営陣を揃えたチームを高く評価し、出資を決定いたしました。今後三井化学株式会社と連携してリジェネフロの事業成長に貢献してまいります。
■リジェネフロについて
会社名 リジェネフロ株式会社
所在地 京都市左京区吉田下阿達町46-29 京都大学 医薬系総合研究棟
代表者 代表取締役CEO 森中 紹文
設立日 2019年9月20日
事業内容 腎疾患治療薬の研究開発・生産・販売
URL https://www.regenephro.co.jp/
■321FORCE™について
登記上の名称 MCIイノベーション投資事業有限責任組合
無限責任組合員 グローバル・ブレイン株式会社
運用総額 50億円
運用期間 10年間
有限責任組合員 三井化学株式会社
投資対象 ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICT、カーボンニュートラル、デジタルトランスフォーメーション、新素材などを含む全産業セクター
■グローバル・ブレインについて
会社名 グローバル・ブレイン株式会社
所在地 東京都渋谷区渋谷二丁目17番1号
代表者 代表取締役社長 百合本 安彦
設立日 1998年1月
事業内容 ベンチャーキャピタル事業
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