4年ぶりの3月運航 富士山静岡空港発着のANA新千歳線・沖縄線 ~7月から毎日運航再開~
・令和2年度以降、ANA新千歳線、沖縄線は年末年始や夏季期間等の繁忙期のみの運航が続いていましたが、航空需要の回復を受け、令和2年3月以来4年ぶりに3月に運航を行い、春休み期間の人気路線の運航に多くの利用が期待されます。
・同路線は、今後、GWの運航をはさみ、7月1日から毎日運航を再開します。
ANA新千歳線、沖縄線は、富士山静岡空港の開港(平成21年6月4日)と同時に運航を開始し、今年、富士山静岡空港開港15周年とともに就航15周年を迎えます。
令和元年度には、新千歳線が約7.6万人、沖縄線が約8.8万人の過去最多の利用者数を記録するなど、富士山静岡空港の国内線の中で、福岡線(約15.2万人)に次ぐ、人気の高い路線です。
一方で、新型コロナウイルス感染症が拡大した令和2年度以降は、GWや夏休み、年末年始の繁忙期のみの運航が続き、令和2~3年度の利用者数は、新千歳線が約6千人、沖縄線が約4千人となり過去最低水準まで急激に落ち込みました。
航空需要の回復を受け、ANAは、新千歳線、沖縄線の3月の運航再開を決定しました。また、7月1日以降は、同路線の令和元年度以来5年ぶりとなる毎日1往復の通年運航の再開を行う航空輸送事業計画を発表しています。
富士山静岡空港を発着する航空機の中でも、ANAの機体は比較的大きく、提供座席数も多いため、静岡県内外からの多くの利用が期待されます。
静岡県空港振興課の小野一(おのはじめ)課長は「春休みや転勤などの需要が多い時期の運航は大変ありがたい。県民の利用に加え、この機会に北海道や沖縄県の方にも春の静岡を楽しんでほしい。」とコメントしています。
今後、静岡県は、富士山静岡空港の開港15周年を盛り上げるためのキャンペーン等の開催を予定しているなど、富士山静岡空港の利用拡大に向けた取組を進めてまいります。
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