令和7年度つくばスマートシティ社会実装トライアル支援事業の採択案件が決定しました
つくば市では、国が提唱する「Society 5.0」の未来社会の実現に加え、「スマートシティ」、「つくばスーパーサイエンスシティ構想」の実現を一層加速することを目指し、先端技術のトライアル(実証実験)を支援しており、この度、次年度支援する採択案件5件を以下のとおり決定しました。
今回採択された5件の実証実験は、令和7年4月から令和8年3月までの期間で実施する予定です。また、令和8年3月には実証実験の報告会をライブ配信する予定で、詳細は市ホームページ等でお知らせします。
採択案件の概要

提案者名 |
提案名 |
株式会社Griteen |
STEM人材の育成に向けた地域資源を活用した地域クラブの提案 |
筑波大学デジタルネイチャー研究室 |
誰一人取り残さないインクルーシブスポーツの開発:視覚障害者も楽しめる光るキックボクシング |
ポッドテック株式会社 |
日中韓言語対応のつくば観光地の旅程自動生成サービス |
株式会社マリス creative design |
外出先で遭遇する障害物の危険を瞬時に検知。AIカメラ搭載の高齢者と障がい者向け歩行アシスト機器「Seeker」 |
BONSAI STUDIO株式会社 ★スタートアップ賞 |
つくば市の映像広報を変えるAI活用トライアルーDirector AIを用いた実証プロジェクト |
<市長コメント>
今年度も、全国から本市の課題解決を試みるトライアルの御提案をいただきました。厳正な審査の結果、より熟度が高く、本市での社会実装による効果が高いと考えられる案件を一般部門で5件採択いたしました。
残念ながら、データ連携基盤部門で採択に至った案件はありませんでしたが、一般部門で採択となった案件が、社会実装につながる有意義な実証となるよう、市が全面的にサポートしていきます。採択に至らなかった御提案も、ぜひ継続して御提案内容の検討を深めていただければと思います。
採択となった案件のトライアルの結果を、年度末の報告会で聞けるのを楽しみにしております。