不動産事業における「回転型ビジネスモデル」の開始について~資産流動化によるグループ成長戦略構築とファンド事業拡大~
●東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:深澤 祐二、以下「JR東日本」)は、JR東日本不動産投資顧問株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:梅澤 卓也、以下「JAM」)が組成するファンドに対し、JR東日本が開発したオフィスビル主体の高層複合ビル「JR南新宿ビル」を売却しました。 ●これにより、JR東日本が標榜する「回転型ビジネスモデル」を、JR東日本の本業の一つと位置づけて本格的に開始します。不動産ファンドへJR東日本グループの開発・所有物件を組み入れ、獲得資金を成長分野へ再投資することで、JR東日本グループのさらなる成長と資金効率向上を目指します。 ●また、JAMでは、ファンドを通じた良質な外部不動産の取得も進めており、同社設立後約9か月で、運用資産規模が800億円を超える見通しです。JR東日本は、JAMを通じた不動産ファンド事業の推進により、投資エリアの不動産価値の最大化(まちづくり)と地域の皆さまのくらしを豊かにする社会の実現(くらしづくり)に貢献してまいります。 |
1.売却(資産流動化)概要
2.今後の展開
(1)回転型ビジネスモデル構築による持続的な成長
自社の開発・保有物件をファンドへ売却(流動化)し、獲得資金を成長分野へ拡大再投資することで、JR東日本の資金効率の向上を図ります。
今回の「JR南新宿ビル」の売却(流動化)から「回転型ビジネスモデル」を開始し、今後、不動産ファンド事業を生活サービス事業の成長エンジンと位置づけ、新たなJR東日本グループの成長戦略を構築します。
(2)不動産ファンド事業の更なる拡大と不動産投資法人(リート)の早期組成準備
JAMによる不動産ファンドの組成(外部物件取得および回転型ビジネスモデル(当社グループからの物件拠出)による運用資産の積み上げ)を加速させ、不動産ファンド事業のさらなる拡大を目指すとともに、不動産投資法人(「(仮)JR 東日本リート」)についても、早期の組成に向けた準備を進めていまいります。
【成長分野に対する再投資例①】
【成長分野に対する再投資例②】
<参考>
アセットマネジメント会社(JAM)概要
会社HP https://www.jre-am.co.jp
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