鉄道車両メーカーのCAF社、世界中の顧客に向けた交通システムの迅速な開発にダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォームを導入

•スペインに拠点を置く総合的交通ソリューションのサプライヤー、CAF社がバリュー・ネットワーク全体の生産性を改善するべく、3DEXPERIENCEプラットフォームに移行
•業界唯一のビジネス・エクスペリエンス・プラットフォーム上で、1,200人のユーザーがコラボレーションを開始
•デジタル情報の連続性と一元管理、およびバーチャルツインの活用により、世界中の顧客向けプロジェクトの数千に及ぶ要件を効率的に対応可能

※本リリースは、仏ヴェリジー＝ヴィラクブレーにて現地時間2022年5月12日に発表したリリースの日本語参考訳です。

ダッソー・システムズ（Euronext Paris: FR0014003TT8, DSY.PA）は本日、総合的交通ソリューションを世界中の顧客に提供するスペインのサプライヤー、CAFグループが、3DEXPERIENCEプラットフォームの導入を完了したことを発表しました。すでに長年にわたりダッソー・システムズの顧客であったCAF社は、バリュー・ネットワーク全体の生産性を高め、鉄道車両、輪軸、牽引・通信システムの市場投入までの時間を短縮する技術戦略の一環として、自社のソリューションとデータを3DEXPERIENCEプラットフォームに移行しました。

CAF社は3DEXPERIENCEプラットフォームを活用して、設計やエンジニアリング、データ管理など、グローバル規模で効率性を改善しています。CAF社とそのサプライヤーを含めるとユーザー数は約1,200人となり、これらユーザーは、デジタル情報の連続性と一元管理を実現するビジネス・エクスペリエンス・プラットフォーム上で共同作業をすることができます。さらに、複数の製品コンフィギュレーションにまたがる設計情報を迅速に検索、取得、再利用しつつ、より自動化され、統合された変更管理プロセスによって意思決定を加速し、バーチャルツインとVR（仮想現実）を使用して顧客とともにプロトタイプを検証することができます。

CAF社の製品ライフサイクル管理（PLM）責任者であるセルジオ・エラス氏は次のように述べています。「3DEXPERIENCEプラットフォームは、社内の設計およびエンジニアリングの業務と、エンジニアリング以外の製品定義へのアクセス方法を変革してくれます。迅速で反応性の高い組織とテクノロジーを獲得したことで、革新的で付加価値の高い製品により、さまざまなプロジェクトの膨大な要件を効率的に対応できるようになりました。すべてのプロセスをこのプラットフォームで開発する初のプロジェクトとして、アジアの人々が通勤に利用する最先端技術搭載の鉄道車両があり、これはすでにスタートしています。このプラットフォームのおかげで、当社の変革イニシアティブである『MOVE』で定義された新しいプロセスを展開することができました」

ダッソー・システムズの自動車・輸送機械・モビリティ業界担当バイス・プレジデントであるローレンス・モンタナリは次のように述べています。「公共交通機関は、輸送に起因するCO2排出量を削減する上で牽引役となります。鉄道業界はこの数年でグローバル化が進み、競争が激化しており、企業は適切なコストで顧客のニーズを迅速に満たす必要があります。3DEXPERIENCEプラットフォームを活用することで、CAF社はコラボレーションを強化しつつ、複雑性に対応し、すべての関係者を支援して、快適性、安全性、持続可能性を実現するモビリティを迅速に設計・最適化することができます」

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ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCEカンパニーとして、人々の進歩を促す役割を担います。当社は持続可能なイノベーションの実現に向けて、企業や人々が利用する3Dのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、患者、市民あるいは消費者のために世界の持続可能性を高めるべく、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを使って現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出し、さらなるイノベーション、学び、生産活動を追求しています。ダッソー・システムズ・グループは140ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供します。より詳細な情報はホームページ、 https://www.3ds.com/ja（日本語） 、https://www.3ds.com（英語）をご参照ください。

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