「徹子の部屋」でがんステージ4からの生還を告白して大反響!俳優・小倉一郎さんに起こった「奇跡」の舞台裏とは?
今年5月、「気弱な小市民を演じたら日本一」と称される俳優・小倉一郎さんが人気番組『徹子の部屋』に登場。余命宣告を受けた肺がんからの生還を笑顔で告白し、大反響を呼んだ。オンエアされるなり、所属事務所には、「どこで、どんな治療を受けたのか」といった視聴者からの切実な問い合わせが数多く寄せられたという。
12月20日に発売された新刊『がん「ステージ4」から生まれ変わって いのちの歳時記』は、大病を経てまさしく“生まれ変わった”小倉さんが、番組では語り尽くせなかった闘病の舞台裏を詳細に明かした注目の一冊である。
背中の激痛に不安を覚えて検査を受けた総合病院で、医師はレントゲン画像を見たままこう告げた。「ステージ4の肺がん。手術も、放射線治療も、抗がん剤も、完治は見込めません」──。
下された余命は、残り1~2年。運命の分かれ目は、医師の“ある態度”に不信感を抱いた愛娘の決断で、がん専門病院に転院したことだった。
右肺を原発に胸骨・肋骨・リンパ節、脳にも転移が確認され、絶体絶命・待ったなしの状況下、明るく誠実な主治医を信じて最先端のがん治療に挑戦。そして1年余りたった頃、奇跡は起こる。なんと、目視できる範囲のがんがすべて消滅したのだ。
本書では、主治医の医療監修のもと、どのような治療をどのタイミングで受けたのか、できるだけわかりやすく記録。副作用等のリスクもきちんと触れつつ、専門病院ならではの徹底したアプローチが奏功し、がんが縮小していく様子がつぶさに伝わる内容となっている。
また、第五章では「最後まで生きるのをあきらめないための3カ条」を提言。異常を感じたらすぐに受診することの大切さや要注意の医師についての言及は、奇跡を起こした小倉さんだけに説得力抜群だ。
なにより、病んでよりいっそう磨かれた感性で詠まれる四季折々の俳句と、小倉さんを支える慈しみに満ちた家族愛は、深い感動を呼ぶことだろう。時に厳しく、時にため息が出るほど美しい「いのちの歳時記」。そのきらめきを、ぜひ本書で堪能してほしい。
著者プロフィール
小倉一郎(おぐら・いちろう)
俳優・俳人。1951年、東京生まれ。
幼少期を鹿児島県・下甑島で過ごし、小1の夏に上京。9歳から映画のエキストラとして『飢餓海峡』等の現場に通う。東映児童演劇研修所を経て64年、13歳の時に石原裕次郎主演の映画『敗れざるもの』で本格デビュー。
以来、半世紀以上にわたってドラマ『それぞれの秋』『俺たちの朝』『花へんろ』や映画『仁義なき戦い 頂上作戦』など名作に多数出演し、「気弱な小市民を演じたら日本一」と称される異色の存在に。ギターや墨絵等をたしなみ、結社「あおがえるの会」を主宰する俳人の顔も持つ。
2023年、ステージ4の肺がんからの生還を機に、芸名を俳号にちなんだ「小倉蒼蛙」に改名。近著に『小倉一郎の〔ゆるりとたのしむ〕俳句入門』(日本実業出版社)。
書籍情報
【タイトル】『がん「ステージ4」から生まれ変わって~いのちの歳時記』
【著者名】 小倉一郎
【体裁】四六判
【定価】1,760円
【ISBN】9784575318456
【発売日】2023年12月20日
【発行元】双葉社 https://www.futabasha.co.jp/
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