<弁護士の資格保有に関する実態調査>弁護士の約半数が他の資格を保有、人気の資格は簿記・宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー
■ 調査概要
調査機関:プロフェッショナルテック総研(弁護士ドットコム株式会社内)
調査方法:弁護士ドットコム®弁護士会員を対象にアンケートを実施
調査対象:弁護士ドットコム®の弁護士会員400名
調査期間:2024年5月12日〜5月15日
【結果サマリ】
弁護士資格以外の資格保有者 | 約半数が弁護士資格以外の資格を保有。 |
弁護士資格以外で保有している資格TOP3※ | 1位 簿記全般 2位 宅地建物取引士 3位 ファイナンシャルプランナー全般 |
今後取得したい資格TOP3 | 1位 中小企業診断士 2位 簿記全般 3位 ファイナンシャルプランナー全般 |
※税理士、社会保険労務士、行政書士、弁理士は、弁護士資格があれば登録可能なため、今回の調査の対象外
■ 約半数の弁護士が弁護士資格以外の資格を保有。
弁護士に弁護士資格以外に保有している資格はあるかと尋ねたところ、約半数の54.8%の弁護士が別の資格を持っていると回答。また、資格を取得した人から理由を尋ねると「不動産に強いことをアピールするため取得」「弁護士の相談業務の幅を広げるために取得」など、弁護士としての仕事を補強するために資格を取得する方が多い結果となりました。
■ 弁護士資格以外で保有している資格は「簿記全般」が最多。
弁護士資格以外で保有している資格で最も多かったのは「簿記全般」でした。取得理由を自由回答で尋ねると「自分の事務所の経営や、破産系の話をはじめとしたコーポレート系でも役に立つから」や「帳簿等の読み方や分析に役立つと思ったから」といった回答があり、簿記は約8割の弁護士が弁護士になる前に取得している資格であることもわかりました。
⚫︎弁護士資格以外で保有している資格を教えてください。
また、弁護士が今後取得したい資格は「中小企業診断士」が最多となっています。取得理由を自由回答で尋ねると「最近増えてきた企業顧問契約に活かしたいため」や「企業への的確な助言等のため取得を検討中」といった回答が見られ、企業の顧問弁護士としての業務で活用するニーズが高まっていると考えられます。
⚫︎今後取得したい資格があれば教えてください。
■ 半数の弁護士は資格勉強を業務後に。
資格の勉強をするタイミングを尋ねると、弁護士の50.5%が「業務後」に資格の勉強を行っていることがわかりました。また、資格取得のための勉強法や時間の捻出方法について、工夫していることがあればと尋ねたところ、「業務を終える時間を遵守する」、「仕事より先に勉強の予定を入れておく」などの声があり、忙しい日常の中で工夫を凝らしながら時間を捻出していることがわかりました。
◆弁護士ドットコム株式会社について:https://www.bengo4.com/corporate/
本社:東京都港区六本木四丁目1番4号 黒崎ビル
設立日:2005年7月4日
資本金:464百万円(2024年3月末現在)
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 元榮 太一郎
上場市場:東京証券取引所グロース市場
事業内容:「プロフェッショナル・テックで、次の常識をつくる。」をミッションとして、人々と専門家をつなぐポータルサイト「弁護士ドットコム®️」「税理士ドットコム®️」「BUSINESS LAWYERS®️」、契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン®️」を提供
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