色鮮やかな初夏の花「スイレン展」2024年6月6日(木)~30日(日)開催(草津市立水生植物公園みずの森)
水面を彩る熱帯性スイレン・耐寒性スイレンがまもなく見頃を迎えます!大河ドラマの主人公としても話題の「紫式部」の名前をもつ熱帯スイレンも展示します
滋賀県草津市にある⽔⽣植物公園みずの森(指定管理者:近江鉄道ゆうグループ、代表企業:⻄武造園株式会社)では、150種類以上の熱帯性スイレン・耐寒性スイレンを栽培しており、5月下旬から次々とスイレンが開花しています。この見頃にあわせて、2024年6月6日(木)~30日(日)に「スイレン展」を開催します。
ハスやスイレンなど⽔辺の植物をテーマにした「草津市⽴⽔⽣植物公園みずの森」は、琵琶湖のほとり、草津市・烏丸半島に位置し、琵琶湖とその周囲の⼭並みを⼀望できます。ここでしか⾒ることができない珍しい植物や、⾊鮮やかな熱帯植物を楽しむことができる植物公園です。
5月下旬から6月にかけて150種を超える「スイレン」が見頃に
当園では150種類を超えるスイレンを栽培しており、花影の池、スイレン水槽、コミュニティ広場、スイレン池、アトリウム(温室)など、園内いたる所でスイレンをご覧いただけます。このスイレンの花が、5⽉下旬より順次⾒頃を迎えています。温室内の「熱帯性スイレン」だけでなく、屋外の「耐寒性スイレン」も咲き、1年のうち最も数多くの種類のスイレンを観賞できる時期となります。
スイレンの⾒頃にあわせて、毎年好評の企画展示「スイレン展」を2024年6月6日(木)~30日(日)の期間に開催いたします。
スイレンの花は朝に花開く特性をもつ植物です。耐寒性スイレンは昼過ぎに、熱帯性スイレンも15:00頃には花びらが閉じていくため、より花が美しく開花する午前中のご観賞をおすすめいたします。
さらに、今年は大河ドラマの主人公としても注目される「紫式部」の名前をもつ熱帯スイレンも展示いたします。また、モネの絵画をイメージさせるような「花影の池」も見どころです。水面を涼やかに彩る初夏の花をぜひお楽しみください。
2024年「スイレン展」開催概要
期間:2024年6月6日(木)~30日(日)
※10⽇(⽉)・17日(月)・24日(月)は休園日
会場:草津市立水生植物公園みずの森
(所在地:滋賀県草津市下物町1091番地)
開園時間:9:00~17:00 ※入園16:30まで
入園料:大人300円/65歳以上150円/高校・大学生250円/中学生以下無料
※65歳以上、高校・大学生は身分証明書をお持ちください
※団体割引や年間パスポートなどもございます
駐車場:無料(普通車84台、障がい者用4台)
※交通アクセスについて詳細はWEBサイトをご覧ください
https://www.seibu-la.co.jp/mizunomori/access.html
【注目品種】花色が左右で違う?!鑑賞できたらラッキーな「ワンビサ」や、ドラマで人気の「紫式部」の名前をもつミニスイレンなどを展示
耐寒性スイレンの園芸品種である「ワンビサ」は花径10㎝ほどの桃色に黄色の斑が入りますが、花色が不安定で桃色の濃淡にも幅があり、黄色の斑の入り方も様々です。桃色と黄色が花の中心でくっきり分かれた花姿になることもあり、このような姿はシーズン中に数回程度しか咲かないので見ることができた人には幸運がおとずれるかもしれません。
また、葉にも特徴があり緑色、茶色、斑入りと様々な色や形を観賞できます。同じひとつの株からお花の色どり、葉っぱの色どり、香りの違いを楽しみながら観賞できます。
また、スイレンは栽培用の鉢を小さくすることで、株を小さくしながら楽しめる品種があります。
通常のスイレンは花が直径8cm~15cmですが、直径3cm~6cmの大きさの「ミニスイレン」は、小さく可憐な花を観賞できます。また、コンパクトなので明るい場所であれば室内での栽培も可能です。
今年は、大河ドラマの主人公「紫式部」と同じ名前をもつ熱帯スイレンを、ミニスイレンとして仕立てました。鉢をコミュニティ広場内に展示いたしますので、高貴な色合いの可憐な花を、さまざまな角度からご覧ください。
【フォトスポットが充実】モネの睡蓮をイメージさせる「花影の池」
園内に大きく広がる「花影の池」にはスイレンが一面に広がり、パピルスやルイジアナアイリスなどの水生植物が彩ります。周りの木々や、池に架かる橋、空などを含めたすべてが幻想的な組み合わせで、モネの「睡蓮」を連想させる印象派絵画のような幻想的な景色を演出します。写真撮影にもおすすめのスポットです。
当園では毎年フォトコンテストも開催しておりますので、ぜひ写真撮影をお楽しみください。
【国内のスイレン】日本に自生する唯一のスイレン「羊草(ひつじぐさ)」
日本固有のスイレン「羊草(ヒツジグサ)」は、滋賀県の準絶滅危惧種にも指定され、池や沼など国内に自生する唯一の品種です。植物学者・牧野富太郎博士が興味をもち、詳しく調べたというエピソードもあり、直径3cm~4cmの白い清楚な花を咲かせます。
「羊(ひつじ)」の刻に花が開くことから名前がつけられたと言われていますが、実際には気候等の影響も受け、花は午前11時頃から咲き始め、夕方4時頃にしぼんでいきます。また、1つの花は3日かけて3回咲いたあと、水中に沈んで実をつける特徴があります。
目立つ品種ではありませんが、当園でも長年咲き続けている日本唯一の自生スイレン「羊草(ヒツジグサ)」にぜひご注目ください。
【見どころ】水面の花姿と香りを間近で鑑賞できる
正面ゲートから入ってすぐ皆さまを季節の花々でお迎えするコミュニティ広場には、多くの「スイレン鉢」が並びます。また、高さ約60cmの大きな水槽「スイレン水槽」には、約20品種のスイレンを展⽰しています。高さがあるため、身をかがめると鼻先にスイレンの花が届くほどの距離で観賞できます。
スイレンは品種によって香りが異なり、柑橘系・トロピカル系・ローズ系などの違いをお楽しみください。今回の展示では、「スイレン水槽」の近くに、温室で育てている熱帯性スイレンの鉢を配置し、屋外の耐寒性スイレンよりも香りが強い熱帯性スイレンとの香りの違いも体験していただけます。
同時開催「ハナショウブ展」2024年6月11日(火)~16日(日)
スイレンと同じく6月に見頃を迎える「ハナショウブ」はアヤメ科の多年草で、日本で自生するノハナショウブを交配させて改良したものです。日本を代表する伝統園芸植物の一つで、栽培の歴史は古く、江戸時代には多くの園芸品種が作出されていました。
日本情緒あふれる花「ハナショウブ」を滋賀県の信楽焼の鉢に飾り、当園内のロータス館エントランスホールで展示します。青紫、紫、白、桃など多彩な色合いの花を間近で鑑賞しながら、ゆったり流れる時間をご堪能ください。また、園内湿生花園でも咲き誇る高貴なたたずまいをご覧いただくことができます。
さらに今年は、大河ドラマにちなんだ品種として「紫式部」や「清少納言」、「光源氏」の名前をもつハナショウブの展示も予定しております。
※植物の生育状態により展示内容は変更となる場合があります
最終日の6月30日(日)には「第20回草津あおばなフェスタ」も開催!
滋賀県草津市の花「アオバナ」をテーマにしたイベントを、当園内で開催します。花色で染めた和紙をつかったうちわ作りやアート体験なども予定しておりますので、スイレン観賞とあわせてのご来園もおすすめです。
施設概要
数多くの水生植物の宝庫である琵琶湖のほとり、草津市・烏丸半島に位置する「草津市立水生植物公園みずの森」は、『植物と人、水と人のふれあい』をテーマにしています。山々にいだかれた豊かな水と緑たち。自然いっぱいの植物園にこころ豊かな時が訪れます。さまざまな水生植物と出会えるユニークなテーマ施設「ロータス館」を備え、自然の中、四季を通じて楽しめる花いっぱいの公園です。
2016年度に『恋人の聖地』サテライトに選定され、園内には⼤きなハートのモニュメントや、幸せの鐘などを設置しています。また、園内にレストランがあり、ハスを使った当園ならではのメニュー等もおすすめです。
所在地:滋賀県草津市下物町1091番地
開園時間:
●通常期間
公園:9:00~17:00(最終入園16:30)
アトリウム(温室):9:00~16:30
●夏季期間(2024年7月1日~7月31日の土日祝日のみ)
公園:7:00~17:00(最終入園16:30)
アトリウム(温室):7:00~16:30
●冬季期間(11月~2月)
公園:9:30~16:00(最終入園15:30)
アトリウム(温室):9:30~15:30
休園日:
月曜日(祝日の場合は開園し翌日休園)
年末年始(12月28日〜1月4日)
入園料:大人300円/65歳以上150円/高校・大学生250円/中学生以下無料
※65歳以上、高校・大学生は身分証明書をお持ちください。
※団体割引や年間パスポートなどもございます。詳しくは当園WEBサイトをご覧ください。
アクセス:
新幹線・JR「京都駅」、JR「⽶原駅」からJR琵琶湖線に乗り換えJR「草津駅」下⾞。
JR「草津駅」⻄⼝発、近江鉄道バス「琵琶湖博物館」⾏き乗⾞、「みずの森」下⾞。(約25分)
お問い合わせ
草津市立水生植物公園みずの森
指定管理者:近江鉄道ゆうグループ
(代表企業:西武造園株式会社 構成企業:近江鉄道株式会社、一般社団法人草津北部まちづくり協議会)
TEL:077-568-2332(9:00~17:00)
WEBサイト:https://www.seibu-la.co.jp/mizunomori/
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