中部エリアのローカル番組ランキングを分析!地元特集に注目している人の特徴とは!?
以前東北エリアで実施したローカル番組ランキング(https://soreyuke.tv/post-461/)。
今回は中部エリア(新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知)のローカル番組をランキングにいたしました。
また、今回はローカル番組だけではなく全国エリア放送の番組にも注目し、中部エリアの人はどんな番組を見ているのかを独自調査いたします。
ローカル番組ランキングTOP20に食い込むのは地元特集番組!?
さっそく視聴率ランキングから見ていきます。今回は2020年1月20日(月)~2月2日(日)の2週間に放送された、放送時間が10分以上のローカル番組の視聴率を集計しております。視聴方法は、ライブ視聴と録画視聴を合算したトータル視聴率にてランキングにしております。
まずは一覧の★のついていない番組に注目。これらは、ローカル番組と呼ばれる地元でしか放送されていない番組を指します。
一覧を見てみると、東海地方のグルメや観光スポットなど、旬な情報を高田純次さんとオリエンタルラジオさんが紹介する情報番組「PS純金」(中京テレビ)が岐阜・愛知どちらのエリアでも上位に入っていることがわかります。
ローカル番組ではニュースが多い中、新潟の「水曜見ナイト」(新潟放送 ※BSN)の新春ラーメンSPや、石川の「密着!!石川県警24時」(NST)などその地域に住んでいるからこそ気になる番組がランクインしています。惜しくもランキングに入っていない長野エリアでは「土曜はこれダネッ!」(長野放送)がローカル番組の上位に入っていました。
そして、次に注目したいのが★のついた番組。全国放送の番組で地元が特集された放送回はかなり視聴率が高いことがわかりました。
全国放送の番組では、福井が舞台となった「出川哲朗の充電させてもらえませんか?~福井編~」(福井放送)が、あの大人気番組「世界の果てまでイッテQ!」を抜いて視聴率28.3%という数字を叩き出しています。同週放送の「世界の果てまでイッテQ!」の視聴率は23.6%だったことから、その注目ぶりがうかがえます。
その他にも「青空☆満点レストラン【石川・輪島!天然岩のりは別格!極上のりで手巻き寿司】」(テレビ金沢)や「バナナマンのせっかくグルメ★新潟県湯沢で竹内涼真&鈴木亮平がグルメ探し!」(新潟放送)などの全国放送番組がランキング上位に入っており、対象期間で放送された全国放送番組で地元特集回があると、もれなくそのエリアの視聴率が高いことが分かりました。
続いて、ランキングTOPの「出川哲朗の充電させてもらえませんか?~福井編~」視聴者のデータについて、関東エリアと福井エリアを比較し視聴者の違いについてまとめていきます。
福井エリアで大注目の「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」視聴者は関東エリアとは全く異なる結果に!
まず、放送時間の違いがあります。この番組は関東では土曜日の夜20時台に放送していますが、福井では日曜日の昼14時台放送であるため、視聴者が異なります。その視聴者の違いをデータで可視化していきます。
性年代別のデータから福井県の男女それぞれ、関東エリアに比べて20代の若年層が視聴していることです。また、全体的には女性の視聴者の割合が高く、特に50代の世代が視聴していることが分かります。男性のボリュームゾーンは40~50代の割合が高いことが結果として出ています。
次に、ライフスタイルのデータを使って関東と比較すると、福井エリアは持ち家一戸建て、車は2台持ち以上の割合が高いなどローカルエリアならではの納得の結果に。子どもの年齢では中高生以上が高く、親と同居の比率も特徴的なことから親子そろって一緒にみている可能性が高いです。
関東とローカルエリアで同じ番組を放送しても、放送時間帯や世帯構成から視聴層にはかなり違いが出てくることが分かりました。
ローカル番組&地元特集番組はローカルエリアで愛されている!
ローカル番組ランキングとその視聴者分析、中部エリア編はいかがでしたでしょうか。今回、ローカル番組はもちろんのこと、全国で放送されている「地元」特集番組が大人気であることが発覚しました。
ローカルエリアでは、キー局と言われている関東エリアや準キー局と言われている関西・中京エリアで制作された番組を放送することが多いですが、番組によって放送時間も異なっていることがあります。そのためキー局・準キー局エリアで放送された時の視聴者を基準として番組のイメージが成り立ってしまいますが、放送時間帯や放送エリアの世帯構成から視聴者層がこんなにもエリアで異なっています。
※本ニュースリリースに記載している会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
※本調査では、お客さま個人を特定しない方法により統計データとして分析しています。
CCCマーケティングでは、大規模なデータベースを活かして広告主の目線に即して設定したオリジナルセグメント(購買実績等)の視聴傾向をいつでも確認ができるサービスをご用意しております。
詳細は下記URLをご確認ください。
https://www.cccmk.co.jp/services/data
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像