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【国立科学博物館 筑波実験植物園】コレクション特別公開「クレマチス園公開」のご案内

文化庁

国立科学博物館 筑波実験植物園(園長 細矢 剛)において、来る4月29日(金・祝)から6月5日(日)まで、コレクション特別公開「クレマチス園公開」を開催いたします。
【詳細URL: https://tbg.kahaku.go.jp/event/2022/04clematis/

 筑波実験植物園クレマチス園では、カザグルマをはじめとするクレマチス※の野生種や園芸品種約250種類1200株をコレクションしています。このたび、クレマチスの花が見ごろを迎える4月29日(金・祝)から6月5日(日)の期間、コレクション特別公開「クレマチス園公開」として、日本を代表する野生種でありながら絶滅危惧種のカザグルマをはじめ、これらクレマチスのコレクションを公開するとともに、クレマチスの野生種と園芸化の歴史など、クレマチスに関する解説パネルを展示します。また、クレマチスの野生種の多様性に関するセミナーや展示案内、栽培講座なども予定しています。

 なお、5月4日(水・祝)はみどりの日として、また、5月18日(水)は国際博物館の日として、入園無料でご覧いただけます。

※クレマチスについて
クレマチスとは、キンポウゲ科センニンソウ属(Clematis)に分類される植物の総称で、日本にはカザグルマ、ハンショウヅルなど30種以上(変種を含む)が自生しています。また、日本のカザグルマや、中国原産とされるテッセンなどの世界各地の野生種をもとに、多彩な園芸品種が作出されてきました。
 
  • 開催概要
【開催会場】国立科学博物館 筑波実験植物園クレマチス園(茨城県つくば市天久保4-1-1)
【会  期】2022年4月29日(金・祝)~6月5日(日)
【休 園 日】5月2日(月)、9日(月)、16日(月)、23日(月)、30日(月)
【入 園 料】一般 : 320円、高校生以下・65歳以上は無料、障害者手帳をお持ちの方及びその介護者1名無料
【ウェブページ】https://tbg.kahaku.go.jp/event/2022/04clematis/

※5月4日(水・祝)、5月18日(水)は入園無料です。
※新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、入場の制限や、関連イベント内容等が変更になる場合がございます。最新の情報はホームページ( https://tbg.kahaku.go.jp/ )でご確認ください。
 
  • 関連事業
①展示案内「クレマチス園見学ポイント紹介」
日  時:令和4年5月3日(火・祝)、5月18日(水・入園無料日)、6月5日(日)
       各日とも①10:00~、②10:30~、③11:00~
講  師:国立科学博物館 筑波実験植物園 村井 良徳(植物研究部 多様性解析・保全グループ 研究主幹)
集合場所:クレマチス園
定  員:各回先着10名(事前予約不要、各回とも10分前から整理券を配布します)

②特別セミナー「日本に自生するさまざまなカザグルマとその保護活動」
日  時:令和4年5月8日(日)13:30~14:30
講  師:飯島 眞(カザグルマ研究者)
会  場:研修展示館3階セミナー室
定  員:20名(要電話予約・先着順)

③特別セミナー「野生のクレマチスの魅力」
日  時:令和4年5月22日(日)13:30~14:30
講  師:東京都立豊多摩高等学校 三池田 修 主任教諭
会  場:研修展示館3階セミナー室
定  員:20名(要電話予約・先着順)

④関連セミナー 植物園研究最前線「日本の野生種をもとに花開いた園芸植物」
日  時:令和4年6月5日(日)13:30~15:00
講  師:国立科学博物館 筑波実験植物園 村井 良徳(植物研究部 多様性解析・保全グループ 研究主幹)
会  場:研修展示館3階セミナー室
定  員:28名(要電話予約・先着順)

⑤栽培講座「はじめてのクレマチス栽培」
日  時:令和4年5月3日(火・祝)、5月18日(水・入園無料日)
      各日とも①13:30~14:00、②15:00~15:30
講  師:国立科学博物館 筑波実験植物園 村井 良徳(植物研究部 多様性解析・保全グループ 研究主幹)
会  場:クレマチス園
定  員:各回8名(要電話予約・先着順)

 
  • 日本の野生のクレマチスの多様性とその魅力
 クレマチス(キンポウゲ科センニンソウ属)には、約300の野生種と数千にも及ぶ園芸品種が存在します。その花は色や形が変化に富み、さらに香りが楽しめる種類もあり、とても多様化しています。本公開では、日本のカザグルマをはじめとする野生種や、それらをもとに作出された園芸品種の多彩な花々を通じて、植物の多様性に触れていただきます。特に本年度は、日本に自生する野生のクレマチスを取り上げて、ご紹介します。

 日本には変種などを含めると、30種以上のクレマチスが分布しています。例えばハンショウヅルやシロバナハンショウヅル(以下の写真参照)のように、一見クレマチスとは思えないような花をつける種類があります。また、当園が日本最大級のコレクションを保有するカザグルマは、大輪花が魅力で、シーボルトらがヨーロッパに持ち帰り、多くの園芸品種の交配親となった日本を代表する野生種ですが、自生地の開発や園芸採集などにより、絶滅が危惧されています。会期前半に開花しますので、各産地の花の変異などもお楽しみいただきながら、その現状をご紹介します。そのほかにも、ハンショウヅルの仲間など野生のクレマチスが、5月前半から次々と開花します

【日本の野生種】

カザグルマ(茨城・水戸産):茨城県内には産地がいくつかあるが、白い萼片に紫の花芯の花が多い。  カザグルマ(茨城・水戸産):茨城県内には産地がいくつかあるが、白い萼片に紫の花芯の花が多い。

カザグルマ(群馬・長野原産):花に多様な変異が見られる産地だったが、ダム建設で自生地が消失。カザグルマ(群馬・長野原産):花に多様な変異が見られる産地だったが、ダム建設で自生地が消失。

ハンショウヅル:半鐘に似た形の花を咲かせる日本固有のクレマチス。5月中旬頃に開花する。近縁種には絶滅危惧種もあり、開花時には公開予定。ハンショウヅル:半鐘に似た形の花を咲かせる日本固有のクレマチス。5月中旬頃に開花する。近縁種には絶滅危惧種もあり、開花時には公開予定。

シロバナハンショウヅル:日本の固有種で会期前半に開花する。当園の展示株は、黒船来航時にタイプ標本が採集された産地(静岡県下田市)由来。シロバナハンショウヅル:日本の固有種で会期前半に開花する。当園の展示株は、黒船来航時にタイプ標本が採集された産地(静岡県下田市)由来。

【当園で人気のクレマチス】

藤娘(フジムスメ):日本の代表的な品種で、海外でも流通している。当園で人気No.1の品種。会期後半に開花する。藤娘(フジムスメ):日本の代表的な品種で、海外でも流通している。当園で人気No.1の品種。会期後半に開花する。

チェリー・リップ:日本で作出されたテキセンシス系の品種で、近年当園で人気の高い品種。会期中盤頃に開花する。チェリー・リップ:日本で作出されたテキセンシス系の品種で、近年当園で人気の高い品種。会期中盤頃に開花する。

 

【クレマチス園の様子】

5月上旬(パテンス系など)5月上旬(パテンス系など)

6月上旬(ジャックマニー系など)6月上旬(ジャックマニー系など)


国立科学博物館: https://www.kahaku.go.jp/
国立科学博物館筑波実験植物園: https://tbg.kahaku.go.jp/
コレクション特別公開「クレマチス園公開」:https://tbg.kahaku.go.jp/event/2022/04clematis/

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