生誕200年を迎えた世界文学の巨人・ドストエフスキーを読み解く『別冊NHK100分de名著 集中講義 ドストエフスキー 五大長編を解読する』が発売に!
有名な長編小説の1巻目は手に取ったけれど、結局挫折……。そんな経験をお持ちの方にこそおすすめの一冊が発売です。長大で難解な作品を理解するための「カギ」とは?
- ドストエフスキー生誕200年の節目に、作品解説の決定版が刊行
その記念すべき年に、これまでNHKテキスト「100分de名著」で取り上げた『罪と罰』(2013年12月)、『カラマーゾフの兄弟』(2019年12月/2021年11月【アンコール放送】)に『白痴』『悪霊』『未成年』の書き下ろし解説を加えたドストエフスキー解説の決定版『別冊NHK100分de名著 集中講義 ドストエフスキー 五大長編を解読する』を刊行します。
著者は、これまでドストエフスキーの翻訳・解説・研究に大きな業績を残してきた亀山郁夫さん。本書で取り上げる五大長編すべての新訳を手掛けており(『未成年』は現在刊行中)、集中講義の「講師」として最適・最強の存在です。
- ドストエフスキーが、なぜ、どんな気持ちで、これらの作品を書いたのか――。理解のためのカギとヒントが充実。
また、登場人物がとにかく多いドストエフスキー作品。本書では、すべての作品の人物相関図を掲載、読者の理解を助けます。さらに、作品執筆の契機となった社会事件や当時のロシア文化・宗教観、作家本人の執筆状況などを伝える脚注も充実です。
- 本書構成
「なぜ、人を殺めてはいけないのか――」
金貸しの老女をその手にかけた主人公の青年・ラスコーリニコフ。
凶行に及んだ背後には、何があったのか?
第2講 『白痴』『悪霊』『未成年』
「ロシアの闇、復活の祈り」
それぞれの作品背景には、頽廃するロシア社会をよみがえらせたいという希望が込められていた。
第3講 『カラマーゾフの兄弟』
「父殺し、または人間という解きがたい謎」
拝金主義、信仰と欲望、使嗾(しそう)と黙過(もっか)……
カラマーゾフ三兄弟による父殺しの真相とは、
さらに、書かれなかった第2の小説とは?
- 商品情報
出版社:NHK出版
発売日:2021年12月25日
定価:1,100円+税10%
判型:A5判・ソフトカバー
ページ数:312ページ (予定)
ISBN:978-4-14-407278-9
URL:
https://www.amazon.co.jp/dp/4144072789
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▼『別冊NHK100分de名著 集中講義 三国志 正史の英雄たち』
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▼『別冊NHK100分de名著 集中講義 宮沢賢治 ほんとうの幸いを生きる』
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▼『別冊NHK100分de名著 集中講義 旧約聖書「一神教」の根源を見る』
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▼『別冊NHK100分de名著 集中講義 大乗仏教 こうしてブッダの教えは変容した』
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