「創作大賞2023」(note主催)で話題! 感涙必至のお仕事ミステリー『ナースの卯月に視えるもの』が発売!
病棟で起こる小さな奇跡——元看護師が贈る、命の物語
株式会社 文藝春秋(本社:東京都千代田区紀尾井町 社長:飯窪成幸)は、5月8日に秋谷りんこさんによる『ナースの卯月に視えるもの』(文春文庫)を発売します。
本作は、
元看護師が贈る、命の物語。
創作大賞2023(note主催)「別冊文藝春秋賞」を満場一致で受賞しました。
\note投稿時から絶賛の声多数!/
「この話、好きです。救いがあって。」
「ほわっと心があったまるようなミステリー」
「ドラマ化希望!」
「ずっと余韻に浸りたい素敵な作品」
「こんな世界があればいいな、と思いながら読みました」
\noteスタッフからも感動の声/
「どうしようもない現実の厳しさと、それでも希望を持つ大切さ――最終章でボロボロ泣きました」
「病に倒れたとき、戸惑いや不安と向き合うことの大切さを教えてくれる作品」
「感動せずにはいられない傑作」
「苦しい時に、何も言わず、ただ静かに寄り添ってくれる、親友のような作品」
「医療現場の息づかいが聞こえてくる医療ドキュメンタリーのようでもあり、斬新なミステリーでもあり、ラブストーリーでもある傑作」
「本が大好きな9歳の娘と共に堪能した」
「卯月の健気で優しく、しなやかな姿に、私の心残りにもそっと手を添えてもらったような気持ちになった」
作家の新川帆立さんからは
号泣しました。
様々な痛みを抱えて生きる人々を、
そっと包み込んで肯定してくれる優しい作品です。
というメッセージが届いています。
■本作のあらすじ
完治の望めない人々が集う長期療養型病棟に勤める看護師・卯月咲笑。
ある日、意識不明の男性のベッド脇に見知らぬ女の子の姿が。
それは卯月だけに視える患者の「思い残し」だった――。
彼らの心残りを解きほぐし、より良い看護を目指したいと奔走する日々が始まった。
ナースが起こす小さな奇跡に、心温まるお仕事ミステリー。
■著者コメント
看護師として患者さんの死と常に隣り合わせだった日々の記憶は、退職後も心にくっきりと残っていました。そしていつしか、看護師を主人公にした小説を書きたいという気持ちが抑えきれなくなっていました。
看護師たちが一人の人間として、何を思い、喜び、憂えているのか、表現したい。その一心で本作を書き始めました。
主人公・卯月咲笑は、患者の「思い残しているもの」を視ることができる能力を持っています。「思い残し」が卯月の前に現れるのは、患者が死を意識したとき。
このような不思議な設定にしたのは、私が向き合った患者さんの死を、いまだに忘れられないからかもしれません。
亡くなってしまったあの人は、最期に何を思っていたのか、汲み取りきれなかった思いを今なお知りたい。
そういう気持ちが小説に滲み出ている気がします。
家族や友人と一緒にいられること。笑ったり、泣いたり、ときには怒ったり、感情を通わせること。そのことがいかに貴重で、幸せなことか、この小説を書く中で、改めて感じることができました。
読んでくださった方が、大切な人と過ごす時間をより愛おしく感じ、絆を深めるきっかけとなれたら、とても嬉しく思います。
■著者プロフィール
秋谷りんこ
1980年神奈川県生まれ。横浜市
立大学看護短期大学部(現医学
部看護学科)卒業後、看護師とし
て10年以上病棟勤務。退職後、メ
ディアプラットフォーム「note」で
小説やエッセイを発表。2023年、
「ナースの卯月に視えるもの」が
note主催の「創作大賞2023」で
「別冊文藝春秋賞」を受賞。本作
がデビュー作となる。
■書誌情報
書 名:『ナースの卯月に視えるもの』
著 者:秋谷りんこ
定 価:847円(税込)
ページ数:288頁
ISBN:978-4-16-792219-1
書誌情報:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167922191
■さらにパワーアップした「創作大賞2024」の開催も決定!
note主催の日本最大級の創作コンテスト「創作大賞」は今年も開催決定。
応募期間は2024年4月23日から3ヶ月。『別冊文藝春秋』編集部は、「#ホラー小説部門」の選考に携わります。
本コンテストは、これまで累計50,829作品の応募が寄せられ、13の作品の書籍化や映像化、連載を実現しています。3回目となる今回は、21のメディアが参加し、新しい書き手の発掘とプロデビューを目指します。
プロ・アマチュアを問わず参加できるほか、過去に別のコンテストで投稿した作品も応募が可能です。皆さんからの応募を、心よりお待ちしております。
編集部からのメッセージ
【参加部門】#ホラー小説部門
【副賞】受賞作品はエンタメ系小説誌『別冊文藝春秋』及び「WEB別冊文藝春秋」に掲載、書籍化も目指します
『ナースの卯月に視えるもの』(秋谷りんこ・著)に続く、新しい才能に出会えることをいまから楽しみにしています。今年は、新設された「ホラー小説部門」に参加致します。ぜひとも〈インパクトで魅せる〉〈感情で引っ張る〉、この2点をクリアしたホラー小説をお待ちしています。
創作大賞2024の概要
スケジュール
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応募期間:4月23日(火)11:00 〜 7月23日(火)23:59 まで
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読者投票期間:4月23日(火)11:00 〜 7月31日(水)23:59
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中間発表公開:9月中旬
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最終結果発表・授賞式:10月末
参加メディア(五十音順)
朝日新聞出版、オレンジページ、角川ホラー文庫(KADOKAWA)、タテスクコミック編集部(KADOKAWA)、メディアワークス文庫(KADOKAWA)、光文社、週刊少年マガジン(講談社)、少年ジャンプ+(集英社)、マンガMee(集英社)、主婦と生活社、新潮文庫nex(新潮社)、ダイヤモンド社、ディスカヴァー・トゥエンティワン、テレビ東京 、東洋経済新報社、双葉社、文藝春秋コミック編集部(文藝春秋)、別冊文藝春秋(文藝春秋)、プレジデントオンライン(プレジデント社)、ポプラ社文芸編集部(ポプラ社)、U-NEXT Comic編集部(U-NEXT)
応募方法
①noteのアカウントを作成、または、ログインする
②「投稿」ボタンから記事を作成する
③公開設定画面で以下2つのハッシュタグを設定して投稿する
・ #創作大賞2024
・ 応募部門のハッシュタグ
各部門ごとに、1記事あたりの文字数など投稿方法の規定が異なります。詳細は特設ページをご覧ください。
賞・賞金
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メディア賞(メディアごとに若干名)|正賞:記念品、副賞:賞金10万円
受賞作品には、選出したメディアの担当者がつき、媒体(Webメディア、雑誌)への掲載や書籍化、連載化、映像化に向けた話し合いを行います。
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note賞(若干名)|正賞:記念品、副賞:賞金10万円
オールカテゴリ部門に応募された作品の中から、note運営事務局が選出します。
受賞作品はnoteクリエイター支援プログラムを通じて、メディアに紹介するなどのサポートを行います。
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入選(若干名)|正賞:記念品、副賞:賞金1万円
一部の作品には、協賛メディアの担当がつく可能性があります。
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読者賞(若干名)|正賞:記念品、副賞:賞金1万円
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ベストレビュアー賞(10名ほど)|Amazonギフトカード 3,000円分
創作大賞授賞式(10月末開催、場所未定)にご招待
詳細は、特設ページをご覧ください。
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