WHAT MUSEUMの建築倉庫、初の書籍「模型でわかる建築構造のしくみ」を出版

法隆寺から宇宙まで写真と図解・イラストで解説、木造建築MAPと構造家の名言も収録

寺田倉庫

寺田倉庫株式会社(東京都品川区 代表取締役社長:寺田航平)が運営するWHAT MUSEUM(ワットミュージアム)の建築倉庫は、建築構造の魅力を紹介する書籍「模型でわかる建築構造のしくみ 歴史的木造建築から月面構造物まで、未来をひらく構造デザインの世界」を、2025年7月11日(金)に誠文堂新光社より出版します。また、発売を記念し、建築倉庫内で本書に関連した企画展示およびトークイベントを開催します。

WHAT MUSEUMの建築倉庫では、建築家や建築事務所から預かる800点以上の建築模型を保管し、倉庫内でその一部を公開しています。また、建築模型を用いた企画展示やワークショップ、イベントを開催し、建築文化の普及活動にも積極的に取り組んでいます。

本書は、2024年に開催した展覧会「感覚する構造 - 法隆寺から宇宙まで -」の内容を軸に、木造を中心とした建築構造の仕組みを、模型を用いてわかりやすく紹介する一冊です。現存する世界最古の木造建築「法隆寺 五重塔」や「東大寺 大仏殿」などの歴史的建築をはじめ、近年注目を集める「大阪・関西万博 大屋根リング」といった大規模な木造建築、さらに現在開発中の宇宙構造物まで、幅広い建築を取り上げます。過去にWHAT MUSEUMで展示した30点以上の建築模型を撮り下ろし、模型のディテールを楽しめる写真とともに、図解やイラストを使って構造の仕組みを丁寧に解説します。また、関連する論考やデータ、構造家のインタビューも収録し、建築の骨組みを創造する「構造デザイン」の世界をより深く理解することができます。

【本書のポイント】

■展覧会アーカイブ

「感覚する構造 - 法隆寺から宇宙まで -」(2024年)、「感覚する構造 - 力の流れをデザインする建築構造の世界 -」(2023年~2024年)、「構造展 - 構造家のデザインと思考 -」(2019年)から、展覧会の内容や構造家30名の名言を厳選して収録。

■100枚以上のビジュアル

撮り下ろし写真、図解、イラストを豊富に使用して、建築構造の仕組みを初心者にも分かりやすく解説。

■木造建築MAP

日本各地の名建築を構造の視点から楽しむ特別マップを収録。旅や建築めぐりのガイドとしても活用可能。

■構造家による寄稿やインタビュー

腰原幹雄氏、佐々木睦朗氏、佐藤淳氏をはじめとする著名な構造家の書き下ろし寄稿やインタビューを新たに掲載。

【概要】

書名:模型でわかる建築構造のしくみ

   歴史的木造建築から月面構造物まで、未来をひらく構造デザインの世界

著者:WHAT MUSEUM 建築倉庫

発行:誠文堂新光社

言語:日本語

仕様:B5変形(W182xH240mm)、144ページ

発売日:2025年7月11日(金)

定価:3,740円(税込)

購入方法:寺田倉庫が運営するPIGMENT TOKYOオンラインショップにて販売予定

URL:https://pigment.tokyo/products/archi-depot-book-2025

※全国の書店でもお求めいただけます

本書サンプルページ(抜粋)
本書サンプルページ(抜粋)
本書サンプルページ(抜粋)
本書サンプルページ(抜粋)

【発売記念 トークイベント】

本書の発売を記念して、書籍掲載の建築作品を設計した構造家を招き、スペシャルトークイベントを開催します。木造建築の魅力や住宅の構造設計などについて、構造をテーマに分かりやすくお話いただきます。

■第1回「木造建築の可能性」

日時:2025年8月3日(日)10:15~11:30

登壇者:山田憲明氏(構造家/山田憲明構造設計事務所 代表取締役)

定員:40名(事前申込制、先着順)

参加費:1,200円(建築倉庫入場料含む)

会場:WHAT MUSEUM 建築倉庫(〒140-0002 東京都品川区東品川 2-6-10 寺田倉庫G号)

公式サイト:https://what.warehouseofart.org/events/architectural_structures_book_event1

※公式サイトにて第2回以降の情報を順次公開します

【企画展示】

建築倉庫内の企画スペースでは、建築構造を紹介する企画展示を実施します。本書で紹介する構造模型と、写真家・稲口俊太氏が本書のために撮り下ろした模型写真を展示します。

展示期間:2025年7月15日(火)~2025年9月28日(日)

開館時間:火曜~日曜 11:00~18:00(最終入館17:00)

休館日:月曜(祝日の場合、翌火曜休館)、会期中に一部休館あり

料金:建築倉庫入場料 一般 900円、大学生・専門学生 700円、中高生 500円、小学生以下 無料

会場:WHAT MUSEUM 建築倉庫(〒140-0002 東京都品川区東品川 2-6-10 寺田倉庫G号)

公式サイト:https://what.warehouseofart.org/events/architectural_structures_book

※建築倉庫に入館いただいた方に限り、鑑賞いただけます

※7月30日(水)はワークショップ開催のため、企画展示はご覧いただけません

【関連イベント・中高生向け構造ワークショップ「多面体と構造」】

ARやVRなどの最先端技術を用い、分子レベルから建築まで幅広く利用される多面体の幾何学の面白さを体感するワークショップです。からだを動かしながら木材と金物を使って大きな多面体を組み立てることで、構造やものづくりの楽しさについて学びます。

日時:2025年7月30日(水)①10:30~13:15、②15:00~17:45

講師:田村尚土氏(構造エンジニア、デジタルエンジニア/株式会社ラムダエンジニアリング代表取締役社長)

定員:各回20名(事前申込制、先着順)

参加費:2,000円(建築倉庫入場料含む)

会場:WHAT MUSEUM 建築倉庫(〒140-0002 東京都品川区東品川 2-6-10 寺田倉庫G号)

公式サイト:https://what.warehouseofart.org/events/structurral_workshop1

【WHAT MUSEUMについて】 https://what.warehouseofart.org

寺田倉庫が運営する「WHAT MUSEUM」は、倉庫空間を現代アートや建築との出会いの場へと昇華させた、倉庫会社ならではのミュージアムです。倉庫内で静かに光を放つ文化的価値を暗示した、WHAT(WareHouse of Art Terrada)の名のもとに展示されるのは、平面や立体のアート作品をはじめ、建築模型、写真、映像、文学、インスタレーションの数々。寺田倉庫が作家やコレクターからお預かりしている作品も紹介することで、作品の保管、展示、交流の場を繋ぎます。さらに、天王洲という国際的なアートシティのハブとして、地域のアートコミュニティの核となり、倉庫空間から世界へ芸術文化を発信しています。

【建築倉庫について】

WHAT MUSEUMの建築倉庫では、建築家や設計事務所からお預かりした800点以上の建築模型を保管し、倉庫内でその一部を公開しています。また、建築模型を用いた企画展示やワークショップ、イベントを開催します。

【寺田倉庫について】 

社名:寺田倉庫株式会社(Warehouse TERRADA)

代表者:代表取締役社長 寺田航平

所在地:〒140-0002 東京都品川区東品川2-6-10

設立:1950年10月

URL:https://www.terrada.co.jp

【WHAT MUSEUM、建築倉庫に関するお問い合わせ先】

WHAT MUSEUM E-MAIL:info.what@terrada.co.jp

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会社概要

寺田倉庫株式会社

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URL
https://www.terrada.co.jp
業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
東京都品川区東品川2-6-10
電話番号
-
代表者名
寺田 航平
上場
未上場
資本金
-
設立
1950年10月