なぜそのメールは求職者に刺さらない?スカウトメール活用のコツをお伝えしました《9/12(木)12:00~無料オンラインセミナーレポート》
せっかくの頑張りを無駄にするスカウトメール運用失敗あるあるを解説しました!
開催内容
企業にとって優良な人材を集めるために、重要な取り組みとなっているのがスカウトメールの活用・運用です。
一方でスカウトメール送信を実際に行うとなると、テンプレートを用意したとしても求職者の選別に時間を要し業務をこなすのにも労力が掛かります。
さらに、頑張って何十件、何百件も送ったにも関わらず、思ったような反応を得られない場合も多くあります。
そして、もっと頑張らなければと、1日をスカウトに費やしたり、ツールやオプションを購入し、大量送信という作戦を取ることも。
しかし、反応がないから量を増やせば解決する、というのは危険です。
まずは、反応率を改善する必要があります。
・1件1件文章を作るのには限界があるからテンプレで大量送信
・手作業では限界があるからツールを入れて一斉送信
・時間と工数が限られているから、結局母数が確保できない
こういった問題を解決するポイントは
「タイミングの改善」と「PDCAフローの確立」です。
採用は営業と近い、が営業ハックの考えですが
改めてこの考えは正しいのか
スカウトメールの自動化システムで、人材紹介会社様を支援してきたR&n様をお招きし、より効果的に優良な人材を集める方法について考えてまいります。
開催概要
開催日時:2024年9月12日(木)12:00-12:50
参加費:無料
開催場所:オンライン
当日の様子:ウェビナー簡易議事録
単純な作業に時間をかけずにすむ状態にできるのがスカウトメール自動化のメリット。
リソースを人との会話などにシフトできることによって、「人こそがやるべき作業」に注力することができる。
一方で失敗してしまいがちなポイントについて、よくある観点は3つ。
①量
最初の段階で量を確保できているかどうかというのが重要。打席に立つ回数が増えれば増えるほど成功する回数も増えていく。量を増やさないと、仮に成功したときにも「たまたまなのか、再現性があるのか」を検証することができなくなってしまう。
一定の成果を出していくという観点も大事なのは言わずもがなだが、「データを回収する」という観点で考えたときに量が必要になる。データがあることで無駄な行動を減らすことができるようになり、より成果にもつながる。
スカウトメールの量を確保できているかどうかの目安は、媒体の上限分を送りきれているかどうか。媒体が複数になると上限も増えていく点は大変ではあるものの、やり切るべきポイントでもある。だからこそ自動化というのは1つの効果的な施策と言える。
量を送った際、評価点・改善点として見るべきポイントについて。開封率の観点で行けば、件名を少しずつ変えて開封率の差分などをチェックすることも1つの施策。
②内容
内容についてのポイントは2つ。
・開いてもらえるような件名にする
・自分ごととして捉えてもらえるようなメッセージにする(自分に向けてのメッセージだと思ってもらえるように)
特に「〇〇大学出身」とお伝えするなど、内容をカスタマイズすることが重要。一斉送信だと相手に発覚した瞬間に開封率が著しく下がってしまう。その人の経歴に触れたり、少しだけでも内容をカスタムすることができればしっかり読んでもらえるスカウトメールになりやすい。
数千件送るのにもかかわらずすべてカスタマイズするのも費用対効果的には厳しいと感じた場合は、まず量をベースに捉えつつ、出来る範囲で内容をカスタマイズしていくのが基本。その中でピンポイントで「この人にアプローチしたい」という人が出てきたときには内容を重視するように切り替えると良い。
スカウトメールを個別に作るという時でもテンプレートの活用はOK。ベースの文面から、一部を変えるだけでも効果的である。
良いテンプレートを作るにはとにかく「大量送信感」を出さないことが重要。そのために日々ブラッシュアップしていくことが必要になる。
ブラッシュアップする際はデータを活用すること。「送付期間・内容・件名」を複数パターン作って検証していくと勝ちパターンを見つけやすい。上手く行かなかったとしても、いきなりすべて変えるのではなくポイントを絞って変えていくことが原因を特定するために重要である。
③タイミング
・送付の時間帯
・月や週といった時期
この2点を考えることが重要。「求職者が媒体にログインしてから1時間以内に送る」ことは定石の1つ。自動化ツールでこの定石施策に関しては対応が可能。
出勤前や退勤後、お昼休みなどの業務時間外に送付することも効果的。これも内容と同様に複数パターンを作って検証していくと良い。時間帯や曜日など絞って変えていきながら効果的なタイミングを探すこと。退勤するちょっと前に送ったりすると、メールを開いたときに一番上に出てくるため開いてもらいやすい、というテクニックも。
ただ量を増やしたから上手くいくというわけではない。あくまで重視すべきは「検証量を増やす」「勝ちパターンを作る」ということ。
タイミングを逃さないという観点では人力よりも自動化ツールの方が優秀。また土日に動いて欲しい、出勤前の時間や退勤後に送ってほしい、といった時間の融通の観点でも自動化ツールに分がある。ただ送信を代理してくれるだけではなく、データの収集、PDCAサイクルを回すこともツールによって容易になる。
3つすべて同時に始めなければ行けないというわけではないため、できることから1つずつ改善していくことで、良い採用活動につながる。
登壇者紹介
株式会社R&n 専務執行役員
月岡佑介(ツキオカユウスケ)
大手メーカーへ新卒入社。家電量販店の営業を担当し、入社1年目で事業部MVPを獲得。銀行・損保の営業を経て、事業戦略部門で役員秘書や数値分析・戦略立案を遂行。資料作成業務の膨大さに悩んでいたところ、友人である当社代表から紹介された業務自動化により解決したことをきっかけに当社へ入社。自動化エンジニアとしてシステム開発を行い、データ集計加工・ファイル作成・Webページの更新などPCのあらゆるルーティン業務を自動化しクライアントを支援している。
株式会社営業ハック 代表取締役社長
笹田裕嗣(ササダヒロシ)
20歳の頃から営業のキャリアをスタート。新卒で大手人材会社に入社し、入社半年で営業成績トップになる。メガベンチャーに転職した後、営業フリーランスとして独立。独立後は営業代行事業・コンサルティング事業で、営業支援を100社以上実施する。2018年4月「営業の悩みを0にする」ミッションを掲げ、株式会社営業ハックを創立。営業コミュニティの運営も行い、これまで累計200人を超える営業職の支援を行う。2022年には日本最大級の営業の大会第6回『S1グランプリ』にて最終決戦で満票を獲得し優勝者となる。
株式会社営業ハックについて
株式会社営業ハックは「売上を2倍にするお手伝い」をさせていただき「営業の悩みを0にする」会社です。代表の笹田の体験・経験から、営業戦力不足を解決することで売れる組織をつくることができると考え、営業マネジメントコンサルティングを含めた営業代行事業を展開しています。「誰よりも現場を知る営業コンサルタント」として営業に関する実態調査や分析を行い、時代に合わせた営業とは何かを常に追いかけています。
会社概要
会社名:株式会社営業ハック(カブシキカイシャエイギョウハック)
所在地:〒150-0013 東京都港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F
代表者:笹田裕嗣
設立:2018年4月13日
事業内容:営業コンサルティングおよび代行支援事業
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