出光カーボンオフセットfuel販売開始について
需要家の脱炭素への取り組み・企業価値向上を支援
「出光カーボンオフセットfuel」は、ボランタリークレジットを活用して、燃料油を使用する際に排出されるCO2をオフセットします。商品ラインアップは、CO2排出量に対しボランタリークレジットを100%/50%/10%分付与するもの(3種類)です。 CO2排出量をオフセットにした証明として、当社がCO2排出削減量の証書を発行します。
本商品は当社グループ会社の出光リテール販売株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:原口 克己)と出光エナジーソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:河原 勇人)の2社から販売し、商品ラインアップ拡大を視野に入れた検討と、ボランタリークレジットの調達・運用を確認します。本年10月には当社の系列特約販売店で販売開始を予定しています。
販売先は主に工場などで燃料油をお使いの需要家が対象となります。また、販売する油種はA重油から開始し、需要の状況を確認しながら順次販売油種を拡大します。
オフセットに活用するボランタリークレジットは、当社のシンガポールトレーディング拠点である出光アジア(社長:坂田 貴志)が、信頼性の高い第三者認証機関Verra(ヴェラ)等のプロジェクトから選定、調達します。
なお、出光カーボンオフセットfuelへのボランタリークレジット付与完了の妥当性について、一般財団法人 日本海事協会※2による第三者認証取得に向けた手続きを進めており、本商品の信頼性をより一層高めてまいります。
日本海事協会より第三者認証取得手続き中。
当社は2022年11月に発表した「中期経営計画(2023~2025年度)」において、下記3つの事業領域の社会実装を通じ、事業ポートフォリオ転換を推進することを表明しました。
事業ポートフォリオ転換に向けた3つの事業領域
本取り組みは上記3つの事業領域のうち「一歩先のエネルギー」の開発と社会実装に向けた取り組みと位置付けています。
当社は現在事業化を検討しているバイオ混合燃料の使用や脱炭素化への移行期において、お客様が削減困難なCO2排出量に対してはカーボンクレジットなど様々な手法を用いて低炭素化に貢献します。
※1ボランタリーカーボンクレジット
民間セクター・NGOなどによって発行されるクレジット
※2日本海事協会
船舶・海洋に関する各種国際条約の認証に加え、ISO関連のマネジメントシステムや再生可能エネルギー、温室効果ガスに関する認証を手掛ける国際協会。
【購入頂いたお客様のお声】
「いち早く作業船向け燃料のCO2排出オフセットに取り組めたことは社会的意義が大きい」
株式会社小島組(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:小島 智徳)
【商品ラインアップ】

出光カーボンオフセットfuel100 | CO2排出量に対する100%のボランタリークレジットを付与 |
出光カーボンオフセットfuel50 | CO2排出量に対する50%のボランタリークレジットを付与 |
出光カーボンオフセットfuel10 | CO2排出量に対する10%のボランタリークレジットを付与 |
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