被爆80年 平和の祈りを長崎へ 折り鶴平和大使に思いを託す / 兵庫県川西市
今年で20回目 市に寄せられた千羽鶴を市長から大使2人へ手渡し
兵庫県川西市では、7月28日、今年の「折り鶴平和大使」となった川西市立牧の台小学校6年生 草島 采和さん(くさじま さわ、12歳)と川西市立川西南中学校1年生 中井 紗映さん(なかい さえ、12歳)が、川西市役所を表敬訪問。それぞれに対し、越田謙治郎川西市長から市民の平和への想いが込められた折り鶴約11,000羽のうち、500羽2束が手渡されました。通算20回目となる今回、2人は8月9日に長崎で開催される平和祈念式典に参列します。

市民が平和の祈りを込めて折った折り鶴を平和の使者として届ける「折り鶴平和大使」。
この派遣事業は平成16年から始まり、今回で20回目。毎年、市花「りんどう」にちなんだ「りんどう色の折り鶴」を市民の代表として広島に送り届けていますが、今回は長崎で開催される平和記念式典に参列します。2人は同式典で、かわにし人権・平和展などに寄せられた千羽鶴と川西市民の平和への熱い思いを届けるだけでなく、川西市に戻ったあと、長崎から世界に発せられる平和のメッセージを川西市民に届けていただきます。
折り鶴平和大使については、応募のあった14人(小学生12人・中学生1人・成人1人)から応募動機などをもとに選考し、草島 采和さんと中井 紗映さんが選ばれました。

折り鶴を託された草島さんは「これからの日本を、そして世界の平和を守るため、何か役に立ちたい。また、見たこと、感じたことを伝える活動をしていきたい」、中井さんは「被爆地、長崎について、知らないことがたくさんあり、長崎の人々の平和への考えに触れ、より深い理解と視点を持ち、長崎のことや、これからの平和に関心をもってもらえるように啓発していきたい。」などと話していました。

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