徳間文庫復刊レーベル「トクマの特選!」 矢野徹『カムイの剣』、山田正紀『囮捜査官 北見志穂4』、笹沢左保『他殺岬』3冊刊行!
株式会社徳間書店(本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、2022年6月8日(水)、『The Vagabond 流浪者たちの肖像#1 カムイの剣』(矢野徹/著)https://www.tokuma.jp/book/b607342.html、『山田正紀・超絶ミステリコレクション#5 囮捜査官 北見志穂4 芝公園連続放火』(山田正紀/著)https://www.tokuma.jp/book/b607340.html、『有栖川有栖選 必読!Selection5 他殺岬』(笹沢左保/著)https://www.tokuma.jp/book/b607341.html の3冊を発売したことをお知らせいたします。
2021年10月にスタートした復刊レーベル、徳間文庫「トクマの特選!」は、これまでミステリー、SFなどを中心に復刊してまいりました。
6月刊のラインナップも、今秋に新作リブートを控えている山田正紀さん「囮捜査官 北見志穂」、有栖川有栖さんが選者となり生涯380冊もの著作を遺した笹沢左保さんの本格ミステリをセレクトするシリーズ第5弾「他殺岬」に加え、今回「トクマの特選!」としては初の幕末冒険小説、過去にアニメ化もされた矢野徹さん「カムイの剣」を刊行いたしました。
今回も〈いつ読んでも、誰が読んでも面白い〉作品を集めて刊行する「トクマの特選!」に相応しい、強力なラインナップとなっております。
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- 『The Vagabond 流浪者たちの肖像#1 カムイの剣』(矢野徹/著)
17世紀末、海賊王キャプテン・キッドが遺した莫大な財宝──在り処を探る鍵はアイヌと和人の間に生まれた孤児・次郎が握っていた。母と姉を殺した汚名を着せられ、怪僧・天海の許、忍者修行を積んだ次郎は、父の遺品カムイの剣を手に、世界を股に掛けた放浪の旅へ。刊行以来半世紀、多くのエンタメ作品に影響を与え、アニメ化もされた伝説の幕末冒険ロマンが令和に蘇る!
解説 マライ・メントライン
イラスト たけもとあかる
【人気声優、小林親弘さん絶賛】
「自分にとって馴染みのある言葉が沢山出てきて、ワクワクしながら読み進めました!
たまらないスピード感!!是非お手に取って読んでみてください!」
著者プロフィール
矢野徹(やの・てつ)
1923年愛媛県生まれ。神戸で育つ。43年学徒動員のため中央大学法学部より陸軍善通寺騎兵連隊に入る。2年余の軍隊生活を経験。戦後、住宅関連会社に勤務しながら、アメリカのSFを読み続け、少年雑誌に小説を連載するようになった。SFと冒険小説の創作と翻訳をあわせて400冊近くを出版。主な著書に『折紙宇宙船の伝説』、『昇天する箱船の伝説』、訳書にR・A・ハインライン『月は無慈悲な夜の女王』、F・ハーバート『デューン 砂の惑星』等多数。04年逝去。
- 『山田正紀・超絶ミステリコレクション#5 囮捜査官 北見志穂4 芝公園連続放火』(山田正紀/著)
芝公園周辺で頻発する高級外車の放火事件。深夜の邀撃捜査の現場、停電の6分間の闇を突いて、剃毛され日焼け止めクリームを全身に塗られた女性の全裸死体、そして被害者のミニチュアのように添えられたユカちゃん人形が発見された。大胆不敵な殺人死体遺棄事件。人形連続殺人に隠されていたのは過ぎし日々──高度経済成長が生んだ哀しい歪な構図だった。終焉を迎えた昭和への鎮魂歌。
解説 太田愛
イラスト KENTOO
2022年秋、「囮捜査官 北見志穂」令和に帰還!
執筆好調! リブート完全新作発売予定。
1990年代、トクマ・ノベルズを舞台に連続刊行された『囮捜査官 北見志穂』シリーズ、奇跡の復活が実現。令和のテクノロジーと分断社会の闇に暗躍する悪に「究極の被害者」北見志穂が挑む。
著者プロフィール
山田正紀(やまだ・まさき)
1950年生まれ。74年『神狩り』でデビュー。『地球・精神分析記録』『宝石泥棒』などで星雲賞、『最後の敵』で日本SF大賞、『ミステリ・オペラ』で本格ミステリ大賞・日本推理作家協会賞を受賞。SF、本格ミステリ、時代小説など、多ジャンルで活躍。
- 『有栖川有栖選 必読!Selection5 他殺岬』(笹沢左保/著)
ペンの暴力か? それとも正義の報道か? 美容業界のカリスマ・環千之介の悪徳商法を暴露したフリーライター・天知昌二郎。窮地に陥った環と娘のユキヨは相次いで自殺。残された入婿の日出夫は報復として天知の息子を誘拐、5日後の殺害を予告してくる。ユキヨの死が他殺と証明できれば息子を奪回できる可能性が。タイムリミット120時間。幼い命がかかった死の推理レースの幕が上がった……。
有栖川有栖がセレクトする、笹沢左保の傑作ミステリー第5弾。
帯には毎巻、有栖川氏直筆の推薦コメントも入っており、ファンには見逃せないシリーズになっている。
解説 有栖川有栖
イラスト 夢子
著者プロフィール
笹沢左保(ささざわ・さほ)
1930年生まれ。60年、初長篇『招かれざる客』が第5回江戸川乱歩賞候補次席となり、本格的な小説家デビュー。 61年『人喰い』で第14回日本探偵作家クラブ賞を受賞。 テレビドラマ化されて大ヒットした『木枯し紋次郎』シリーズの原作者として知られ、推理小説、サスペンス小説、恋愛論などのエッセイ他、歴史書等も著し、380冊近くもの著書がある。02年逝去。
- 書誌情報
【タイトル】The Vagabond 流浪者たちの肖像#1 カムイの剣
【著者】矢野徹
【定価】1,056円(税込)
【発売】2022年6月
【仕様】徳間文庫、530ページ
【ISBN】978-4-19-894752-1
【出版社】徳間書店
【商品ページ】https://www.tokuma.jp/book/b607342.html
【タイトル】山田正紀・超絶ミステリコレクション#5 囮捜査官 北見志穂4 芝公園連続放火
【著者】山田正紀
【定価】891円(税込)
【発売】2022年6月
【仕様】徳間文庫、402ページ
【ISBN】978-4-19-894753-8
【出版社】徳間書店
【商品ページ】https://www.tokuma.jp/book/b607340.html
【タイトル】有栖川有栖選 必読!Selection5 他殺岬
【著者】笹沢左保
【定価】880円(税込)
【発売】2022年6月
【仕様】徳間文庫、386ページ
【ISBN】978-4-19-894748-4
【出版社】徳間書店
【商品ページ】https://www.tokuma.jp/book/b607341.html
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