アドビ、Adobe Experience Platform AI Assistant(英語版)を提供開始、企業の生産性を飛躍的に向上
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「Adobe Experience Platform (AEP) AI Assistant」は、生成AIを搭載した会話型インターフェイスでタスクの自動化、結果のシミュレーション、新しいオーディエンスとカスタマージャーニーの生成を実現
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本日提供開始する機能により、ユーザーはAdobe Real-Time Customer Data Platform、Adobe Journey Optimizer、Adobe Customer Journey Analyticsなどのアドビのアプリケーションを横断し、ソリューションに関する専門知識の取得と業務の効率化が可能。今後、コンテンツとオーディエンスの生成、自動化、予測インサイトといった機能の追加を予定
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General Motorsをはじめとする企業は、AEP AI Assistantの活用で生産性を向上させ、価値創出までの時間を短縮するとともに、組織全体にわたり本機能の活用を推進
※当資料は、2024年6月6日に米国本社から発表されたメディアアラートの抄訳です。
【2024年6月7日】
アドビ(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は本日、2024年3月に開催した「Adobe Summit」にてプレビュー公開された「Adobe Experience Platform (AEP) AI Assistant(英語版)」を提供開始します。この新しいソリューションは、生成AIで顧客体験の向上を目指す担当者の生産性を向上し、コンテンツ制作やインサイト、 ワークフローにより多くの従業員を巻き込むことで、エンタープライズ、アプリケーションへのアクセスを民主化します。Adobe Experience Platformは、顧客に関する情報を一元管理し、あらゆるチャネルで顧客とエンゲージメントを築くための機能として、Coca-Cola Company、Major League Baseball、Marriott International、General Motors、TSB Bank、Real Madridなどの主要企業に採用されています。AEP AI Assistantにより、企業はデータの深い理解とワークフローの合理化を実現する会話型インターフェイスを通じて、組織全体に価値を提供できるようになります。
Adobe Real-Time Customer Data Platform、Adobe Journey Optimizer、Adobe Customer Journey Analyticsなどの Adobe Experience Cloudアプリケーションに組み込まれたAEP AI Assistantは、技術的な質問への回答を提供し、タスクの自動化、結果のシミュレーション、新しいオーディエンスやカスタマージャーニーの生成を実現します。これらの機能は、「Generative Experience Models」によって実現されます。このモデルは、アドビ製品に関する知識とインサイトを、企業の独自のデータ、キャンペーン、オーディエンス、ビジネスゴールに基づいて取得します。そしてすべてがブランドに沿った方法で、プライバシー保護を最優先に行われます。
Adobe Experience Cloud担当シニア バイス プレジデントのアンジュル バンブリ(Anjul Bhambhri)は次のように述べています。「AEP AI Assistantは、エンタープライズソフトウェアのパラダイムシフトを推進し、新しいユースケースや初めての利用者の参入障壁を劇的に低くします。Adobe Experience Platformが処理するプロファイル、キャンペーン、インタラクションの規模は、データとしては40ペタバイト、1日あたり50億のエッジインタラクションにのぼります。アドビは、このデータを活用したインサイトと自動化を実用的なソリューションとして提供できる唯一の企業です。」
AEP AI Assistantの機能は以下のとおりです。
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ソリューションの専門知識:AEP AI Assistantは現在、幅広い運用タスクを実行し、ユーザーが置かれた状況や製品利用経験を問わず、問題の発見と解決に費やす時間を短縮するインサイトを提供します。例えば、実務担当者は、「オーディエンスセグメントを構築するにはどうすればよいか」や「アイデンティティマップは何か」などの製品に関連した質問に対しすぐに回答を得られます。また、社内の製品サポート担当者は、不慣れなシナリオをすばやくトラブルシューティングできるため、負担を減らすことができます。 ユーザーは、「私が作成したセグメントはどのくらいの頻度で使用されているか」といった質問をするだけで、クエリを実行することなく、データセット、オーディエンス、カスタマージャーニーに関する運用インサイトも得ることができます。
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コンテンツ生成と自動化:企業は、AEP AI Assistantを使った新規の顧客体験に加え、パーソナライズキャンペーンの対象者、データ分析の可視化まで、あらゆるものを生成できるようになります。これには、Adobe Fireflyを使用したコピー、デザイン、画像付きの電子メールや webページといったマーケティングアセットそのものの生成も含まれ、試行錯誤の繰り返しも容易です。AEP AI Assistantは、PDF、スライド資料、Word文書などの既存のアセットからクリエイティブブリーフを自動生成することも可能なため、コンテンツ製作が加速します。また、AEP AI Assistantは、データセグメントをフォルダに整理するといった退屈な作業や、AIが生成したコンテンツがブランド基準を満たしていることを確認する作業を自動化できるため、担当者を煩雑な作業から解放します。
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予測インサイトとレコメンデーション:AEP AI Assistantに今後実装される機能により、担当者はマーケティング施策の結果を事前にシミュレーションして最適化することも可能になり、さらに短納期で正確なマーケティング活動を実現できるようになります。例えば、ユーザーは「セグメント Xからどの程度のコンバージョンが見込めるか」、「セグメントフィルタを追加した場合、コンバージョンはどのように変化するだろうか」といった複雑な質問に対して、ほんの数秒で回答が得られる予測インサイトを利用できるようになります。AEP AI Assistantはまた、特定の顧客層を対象としたカスタムプロモーションオファーなど次善のアクションをレコメンデーションすることも可能になるため、結果としてコンバージョン率を向上させられます。
■「アドビ」について
アドビはデジタル体験を通じて世界に変革をもたらします。
アドビに関する詳細な情報は、webサイト(https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html)をご覧ください。
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