【新刊書籍のご案内】『クロスカルチャー・マーケティング 日本から世界中の顧客をつかむ方法』12月6日発売
国内外の外国人消費者、インバウンド需要を取り込み市場拡大へ!
マーケティング・広告・広報の専門誌を発行する株式会社宣伝会議(本社:東京都港区)は、新刊書籍『クロスカルチャー・マーケティング 日本から世界中の顧客をつかむ方法』(作野善教著)を、全国の有力書店とオンライン書店で12月6日より順次発売します。
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優れた商品を世界の消費者へ これからの日本企業への指南書
外国人ほか多様な文化的背景を持つ人の購買を念頭に置いたマーケティングで、世界の顧客をつかむ——。国内市場の成熟が進むなか、日本・アメリカ・オーストラリアで企業のマーケティングを支援してきた筆者による、これからの日本企業への処方箋。
日本人による日本人のためのマーケティングはすでに限界。海外の消費者や国内に住む外国人、訪日旅行客を見据えることで、成長の可能性は何倍にも広がります。そのために必要な「クロスカルチャー・マーケティング」の考え方、また組織づくりからリーダーシップ、市場・顧客分析、クリエイティブ、仕事の進め方などについて解説します。
<著者>
作野 善教 (さくの・よしのり)
doq(ドック)創業者・グループマネージングディレクター
シドニーのマーケティングカンパニーdoq創業者・グループマネージングディレクター。兵庫県芦屋市出身。2001年に外資系広告代理店ビーコンコミュニケーションズ入社。2005年に渡米し、米系広告代理店レオ・バーネットのシカゴ本社でAPACおよび欧米市場向けマーケティング立案を経験。その後オーストラリアに拠点を移し、2009年シドニーにてdoqを創業。異なる文化と背景を持つ多様性に富んだチームとともに、20年で50社以上の越境マーケティング戦略立案を手がける。2001年立命館大学経営学部卒。2008年シカゴ大学ニューアントレプレナーズプログラム修了。2011年ニューサウスウェールズ大学AGSMにてMBAを取得。日本発ブランドを世界中の消費者に訴求する「クロスカルチャー・マーケティング」の重要性を唱える。
インバウンド需要で実績をあげる星野リゾート代表の星野佳路氏、
アマゾンジャパンでファッション部門のマーケティング責任者を務める
ジョン・キング氏と筆者との対談を収録
<本書より>
- オーストラリアには約270の異なる「オーストラリア人」がいる
- 話題の「越境EC」は、テストマーケティングの手段ととらえるべき
- 文化の違いは、本質的には体得できないという前提に立つ
- 日本人のみでチームを構成すべきではない
- はじめから細部を詰めるのではなく、ビッグアイデアの共有を
- 単純な日本語の「翻訳コピー」では海外では通用しない
- 日本語のみのウェブサイトは、97%の人を無視しているに等しい
- マス広告より細かいセグメンテーションが可能なデジタルメディア
- 日本にいても環境次第でビジネス英語は上達する ほか
<クロスカルチャー・マーケティングとは>
企業や組織が自国で培ってきた文化やサービスの特長を活かしながら、対象市場(海外)の現地特性に合わせたマーケティング戦略を立案し、多様性に富んだチームの潜在的な能力を用いて最適化していくこと
<本書の構成>
はじめに 成長の鍵は外に目を向けることから
Prologue 世界で成功する先駆者たち
クロスカルチャー・ビジネス成功事例 ヤクルト/星野リゾート/セイコー/伊藤園
Chapter 1 クロスカルチャー・マインドセット
「クロスカルチャー・マーケティング」の価値と実現に必要な要素/語学に自信ありのはずがDJの会話がまったく耳に入ってこない!/約270の異なるバックグラウンドを持つ「オーストラリア人」がいる/同じ国でもこれだけ違う行動スタイル/海外市場「エリアマーケティング」の有効性
Column 話題の「越境EC」はテストマーケティングの手段ととらえる
Chapter 2 クロスカルチャー・チーム
文化の違いは本質的には体得できないという前提に立つ/クロスカルチャー・チームを構成し、機能させるための心得/日本国内でも可能なクロスカルチャー・チームの構築
Column 組織はボスの覚悟がすべてを決める
Chapter 3 クロスカルチャー・リーダー
日本人のみのチームと多国籍チームにおけるリーダーシップの違い/「えらい人」と「すごい人」の違い/状況に応じて使いわけるシチュエーショナル・リーダーシップ/クロスカルチャー・チームにおけるパーパス・ドリブンの重要性/パーパスを明確にすることで、多様な人材で強固な組織ができる
Column クロスカルチャー・チームのリーダーとして、面食らったこと
Chapter 4 クロスカルチャー・パートナー
日本的すぎる仕事の進め方は、「めんどくさい奴」だと思われる/初めから細部をつめようとする日本。ビッグアイデアを重視する海外/エレベーターピッチで大枠として達成したいことの理解と支持を得る/打ち合わせは要点をしぼり、必ず目的を明確に/組織を見る日本。個人を見る海外/パーソナル・ブランディングの重要性/感謝はオーバーリアクションくらいでちょうどよい
Column どこまでを自分たちで行い、どこからはパートナーに任せるべきか?
Chapter 5 クロスカルチャー・メッセージ
どれだけ英語力を伸ばしてもネイティブレベルのコピーライティングはできない? /日本語を現地の言葉に変換した単純な翻訳コピーは通用しません! /「螺旋型思考」と「直線型思考」、言語の違いで生まれる思考のクセ/アマゾン、レゴから学ぶストレートな表現を好む英語圏のクリエイティブ/ヤクルトオーストラリアの「Do you Yakult?」キャンペーン
Column 欧米系と日系のグローバル企業、ブランドメッセージの違いはなぜ起きるのか
Chapter 6 クロスカルチャー・コミュニケーションデザイン
COVID-19がもたらしたDXの波/機会損失に気づかない内需向けオンリーのマーケティング/中華圏やEU圏向けウェブサイト(オウンドメディア)多言語化の注意点
Column 海外市場におけるメディアプランニングはデジタル中心
Chapter 7 クロスカルチャー・デジタルマーケティング
「虹の色は?」の問いに対する答えは国によって変わる/カンボジア市場に向けた仕事、クメール語への翻訳以外に注意したこととは? /異なるルーツ、多国間でのオンライン広告運用
Column 細かなターゲティングができることもネットメディアの利点
Chapter 8 クロスカルチャー・マーケティングの未来
コロナ下、フルリモートでも国を超えて仕事ができた/シドニーでいちばんホットな料理はラーメンかパッタイか!? /日本にとって、オーストラリアをより身近な国へ
Column インフルエンサーの活用をどう考えるべきか?
Chapter 9 クロスカルチャー・アントレプレナーシップ
阪神・淡路大震災で学んだ「一度きりの人生の使い方」/吉本興業でのインターンシップを通して「日本と世界」をつなぐ/消費者として参加したプロモーションを仕事にして企画側から運営へ/最も英語力が伸びた東京でのサラリーマン時代/このうえなくやりがいのある仕事でも見つからなかった答え/シドニーで日本ブランドの海外進出に特化したマーケティング会社を起業した理由/一杯のコーヒーを買うのにも躊躇した日々/初めての大型キャンペーンの受注、メディア購入でクレジットカードを限度額まで使いはたす/人種のるつぼのオーストラリアで問われた「おまえは何者なのか?」/会社は成長し、NSW州のクリエイティブ産業部門にて最優秀輸出企業に選出
Epilogue クロスカルチャー対談
ユニバーサルなデザインやサービスを志向することで日本発ブランドは成長できる
対談: ジョン・キング × 作野善教
日本のホテルや観光施設が成功するためには、「クロスカルチャー・マーケティング」の理解が不可欠だ
対談: 星野佳路 × 作野善教
おわりに 日本から世界の顧客を射止める
- 本書について
クロスカルチャー・マーケティング
日本から世界中の顧客をつかむ方法
発売日:2022年12月6日
著 者:作野善教
定 価:2,200円(本体2,000円+税)
判 型:四六判 268ページ
ISBN978-4-88335-559-4
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