プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

国境なき医師団(MSF)日本
会社概要

コンゴ民主共和国:エボラ治療薬の効果を測る臨床試験に参加

国境なき医師団

国境なき医師団(MSF)は、エボラ出血熱が流行しているコンゴ民主共和国(以下、コンゴ)の北キブ州で、エボラ治療に効果が期待されている4つの治療候補薬を対象にしたランダム化比較試験(RCT)に参加する。臨床試験はコンゴ保健省と連携したうえで、現在、流行の中心地となっているカトゥワとブテンボにあるMSFのエボラ治療センターで始まる。

カトゥワのエボラ治療センター © Lisa Veran/MSFカトゥワのエボラ治療センター © Lisa Veran/MSF

最も効果の高い治療薬を特定する

RCTは研究対象となる人を無作為に2つの集団に分けて比べる試験手法。今回の臨床試験の目的は、対象となる4つの治療候補薬、レムデシビル、mAb114、REGN-EB3、ジーマップのうちどれが最も高い効果を示すか特定することだ。

コンゴ保健省は、2018年8月1日にエボラ流行宣言を出し、同年11月には北キブ州内にあるエボラ治療センターで候補薬の臨床試験を開始した。この4つの治療候補薬はそれ以来、「新しい未承認治療の実験的使用(MEURI)」に則って患者に勧められてきた。一連の臨床試験で得られる科学的データによって、治療候補薬の有効性に結論を出せると期待されている。

今回の臨床試験は世界保健機関(WHO)が召集した運営委員会の監督下に置かれ、コンゴの国立医生物学研究所(INRB)と米国国立衛生研究所ほか、コンゴ国内または国際的な団体や機関と連携して行われる。ブテンボでは2月7日に開始、カトゥワでも近日中に開始を予定している。

ブテンボにあるMSFのエボラ治療センターは96人まで患者の受け入れが可能で、2019年1月月に開院したカトゥワの治療センターは62床を備えている。現在までに、MSFはこの2つのセンターで2100人以上の患者を受け入れた。このうち250人が確定例と診断され、そのうち110人は既に回復している。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー新規登録無料

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
その他
関連リンク
https://www.msf.or.jp/
ダウンロード
プレスリリース.pdf
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

国境なき医師団(MSF)日本

29フォロワー

RSS
URL
https://www.msf.or.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都新宿区馬場下町1-1  FORECAST早稲田FIRST 3階
電話番号
03-5286-6123
代表者名
村田慎二郎
上場
未上場
資本金
-
設立
1992年12月
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード