博報堂シニアビジネスフォース × 趣味人倶楽部「アクティブシニア調査」 【オンライン行動編】
オンライン行動を更に進化させるアクティブシニア
2020年4月に実施した調査と結果を比較したところ、コロナ禍をきっかけに活性化したオンライン行動をさらに進化させながら、不安な日々を乗り切ろうとするシニアの姿が見えてきました。
※本調査は「趣味や交流を楽しんでいる活動的な60歳以上のアクティブシニア」を対象としています。
【主な調査結果】
- 「ネットニュースを読む」は減ったが、「動画投稿サイト」「ネットショッピング」「WEB会議ツー ル」など、1年前と比べ10pt以上増加し、オンライン行動の多様化が見られた。
- 「コロナ前と比べネットショッピングの利用が増えた(20年:9.6%⇒21年:30.5%)」と答えた人は約3倍に。
- コロナに関する情報収集は、昨年と変わらず「テレビ(9割)」と「ネット(8割)」が二強。 女性と後期高齢者は「家族」からの情報収集が上昇。
- 孤独を感じている人は昨年より増加(20年:39%→21年:44.8%)。 「女性」及び「後期高齢者」で上昇。女性の2人に1人はコロナ前と比べ孤独に。「エンタメコンテン ツ」と「メッセンジャーアプリ」で孤独を癒す。
【調査結果詳細】
■「ネットニュースを読む」は減ったが、「動画投稿サイト」「ネットショッピング 」 「WEB会 議ツール」など、1年前と比べ10pt以上増加し、オンライン行動の多様化が見られた。
• オンラインで行うことについてコロナ前より増えたと答えた数値を2020年4月の調査と比較すると 「ニュースを読む」は減少(20年:60.9%⇒21年:49.8%)。
• 逆に「動画投稿サイトの視聴(20年:27.6%⇒21年:39.6%)」「ネットショッピング(20年:12.9% ⇒21年:30.0%)」「メッセンジャ―ジアプリ(20年:10.6%⇒21年:16.3%)」「web会議ツール) 20年:2.3%⇒21年:11.9%)」は増加。
■「コロナ前と比べネットショッピングの利用が増えた(20年:9.6%⇒21年:30.5%)」 と答えた人は約3倍に。
• 買い物頻度の変化について聞いたところ、「コロナ前に比べ、ネットショッピングでの買い物が増え た」と答えたのは20年9.6%に対し21年は30.5%と、約3倍に増えた。
• オンライン購入が多いものは「衛生商品(マスクなど) (20年:15.9%⇒21年:15.3%)」「趣味関 連商品(20年:11.6%⇒21年:18.9%)」「食品(20年:9.9%⇒21年:15.2%)」。
• オンライン購入が増えたものは「家電・電化製品(20年:3.6%⇒21年:13.3%)」「趣味関連商品 (20年:11.6%⇒21年:18.9%)」「衣類(20年:3.2%⇒21年:10.4%)」。
■コロナに関する情報収集は、去年と変わらず「テレビ(9割)」と「ネット(8割)」が二強。 女性と後期高齢者は「家族」からの情報収集が上昇。
• 新型コロナウイルスに関する情報収集については昨年と変わらず、1位「テレビ(20年:93.3%⇒21年 : 92.3%)」、次いで「ネット(20年:82.7%⇒21年78.9%)」 。
• 女性と後期高齢者については「家族」が情報源と答える割合の増加が著しい。「女性(20年:29.5% ⇒21年 :35.4%)」「後期高齢者 (20年:20.2%⇒21年31.8%)
■孤独を感じている人は昨年より増加(20年:39%→21年:44.8%)。 「女性」及び「後期高齢者」で上昇。女性の2人に1人はコロナ前と比べ孤独に。「エンタ メコンテンツ」と「メッセンジャーアプリ」で孤独を癒す。
•コロナ前より孤独感じている人は1年間で約5ポイント増加。特に女性(20年:38.0%⇒21年 50.5%)と後期高齢者(20年:43.3%⇒21年51.9%)とともに過半数を超えている。
•孤独感を和らげる助けになっているものの1位は「テレビ・動画・本を楽しむ(58.8%)」次いで「メッセンジャーアプリやメールのやりとり(48.8%)」、「メッセンジャーアプリでの通話(21.1%)」が続く。
調査の詳細はこちらからご覧ください。
https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/90696/
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