JOGMEC Techno Forum 2018 開催報告
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)は、11月27日(火)に、パレスホテル東京にてJOGMEC Techno Forum 2018を開催しました。例年は2日間の開催としていたところを、今年は1日に凝縮したプログラムとなりましたが、会場内の増席が必要なほど多くの方にご参加いただき、「ガス・LNG」、「デジタル技術」というテーマに対する関心の高さがうかがえました。
JOGMEC Techno Forumは、技術を梃子とした資源保有国等との協力関係を深める活動の一環として2013年より毎年開催しているイベントです。6回目となる今年は、”Energy Industry at Turning Point”と題し、油価回復の兆しが見えつつも、「ガスシフト」や「デジタル革命」という潮流の中で大きなターニングポイントを迎えている「資源開発業界の今」を発信しました。
■ JOGMEC Techno Forum 2018 開催結果
日時:2018年11月27日(火)
場所:パレスホテル東京
共催:経済産業省 資源エネルギー庁
講演者・登壇者:国営石油会社(NOC)、国際石油会社(IOC)、国内外企業等より計18名
技術紹介パネル展:先端技術を保有する日本企業7社およびJOGMEC備蓄・金属部門
参加者総数:約800名
詳細(プログラム、出展企業等)につきましては、下記HPをご参照ください。
http://techno-forum.jogmec.go.jp
■ 基調講演
午前中は、産油・産ガス国NOCを代表してSOCAR(アゼルバイジャン)、ADNOC(アブダビ)およびPTTEP(タイ)幹部より、またIOCを代表してTOTAL幹部より、各国や各企業の資源開発戦略や技術開発動向、JOGMECや日本企業との協力内容等について基調講演をいただきました。
■ 午後A会場:ガス・LNGセッション
午後は会場を分割し、2会場同時進行で2つのテーマを取り上げました。
A会場では「ガス・LNG」をテーマに取り上げ、INPEX社が日本企業初の大型LNGプロジェクトのオペレーターとして事業を推進する「イクシスLNGプロジェクト」を軸に、昨今のガス・LNG市場における「短期・小口化」をキーワードとして講演をいただきました。ガス・LNGバリューチェーンの各段階においてビジネスを展開するそれぞれの企業の視点から、今後の事業戦略が示されました。
また本セッションの総括として、「多様化するLNGビジネス環境」をテーマに行われたパネルディスカッションでは、同様の課題を抱える企業の皆様によりガス・LNGバリューチェーンの可能性や需要創出の重要性について活発な議論が交わされました。
■ 午後B会場:デジタル技術セッション
B会場では「デジタル技術」をテーマに取り上げ、ADNOC、TOTAL、McKinseyの3社より、NOC、IOC、グローバルコンサルタントという三者三様の視点からデジタル化への取り組みやデジタルトランスフォーメーション戦略についての技術講演をいただきました。また、後半は「資源開発とデジタル技術」と題し、本邦を代表するエンジニアリング企業3社による個別講演とパネルディスカッションが行われました。
個別講演では、資源開発業界でデジタル化を進めていく上での考え方について各社の見解をご紹介いただき、続くパネルディスカッションでは、「デジタル技術のメリット」、「データ」、「デジタルの未来」、「人材育成」といったテーマについて、資源開発・エンジニアリング業界における実例等を踏まえた議論が交わされた結果、「デジタルは分野・業界の壁を取り払う力を持つ」、「デジタル技術の適用はマインド・カルチャーも同時に変革して初めて可能となる」といった見解が導かれました。
■ 技術紹介パネル展
講演と並行して、日本企業やJOGMECが有する先端技術を紹介するパネル展が実施されました。ポスターに加えて実機や模型等の展示があり、休憩時間には多くの参加者でにぎわい、担当者の説明に熱心に聞き入る光景が見られました
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_01_000128.html?mid=pr_181130
■ JOGMEC Techno Forum 2018 開催結果
日時:2018年11月27日(火)
場所:パレスホテル東京
共催:経済産業省 資源エネルギー庁
講演者・登壇者:国営石油会社(NOC)、国際石油会社(IOC)、国内外企業等より計18名
技術紹介パネル展:先端技術を保有する日本企業7社およびJOGMEC備蓄・金属部門
参加者総数:約800名
詳細(プログラム、出展企業等)につきましては、下記HPをご参照ください。
http://techno-forum.jogmec.go.jp
■ 基調講演
午前中は、産油・産ガス国NOCを代表してSOCAR(アゼルバイジャン)、ADNOC(アブダビ)およびPTTEP(タイ)幹部より、またIOCを代表してTOTAL幹部より、各国や各企業の資源開発戦略や技術開発動向、JOGMECや日本企業との協力内容等について基調講演をいただきました。
■ 午後A会場:ガス・LNGセッション
午後は会場を分割し、2会場同時進行で2つのテーマを取り上げました。
A会場では「ガス・LNG」をテーマに取り上げ、INPEX社が日本企業初の大型LNGプロジェクトのオペレーターとして事業を推進する「イクシスLNGプロジェクト」を軸に、昨今のガス・LNG市場における「短期・小口化」をキーワードとして講演をいただきました。ガス・LNGバリューチェーンの各段階においてビジネスを展開するそれぞれの企業の視点から、今後の事業戦略が示されました。
また本セッションの総括として、「多様化するLNGビジネス環境」をテーマに行われたパネルディスカッションでは、同様の課題を抱える企業の皆様によりガス・LNGバリューチェーンの可能性や需要創出の重要性について活発な議論が交わされました。
■ 午後B会場:デジタル技術セッション
B会場では「デジタル技術」をテーマに取り上げ、ADNOC、TOTAL、McKinseyの3社より、NOC、IOC、グローバルコンサルタントという三者三様の視点からデジタル化への取り組みやデジタルトランスフォーメーション戦略についての技術講演をいただきました。また、後半は「資源開発とデジタル技術」と題し、本邦を代表するエンジニアリング企業3社による個別講演とパネルディスカッションが行われました。
個別講演では、資源開発業界でデジタル化を進めていく上での考え方について各社の見解をご紹介いただき、続くパネルディスカッションでは、「デジタル技術のメリット」、「データ」、「デジタルの未来」、「人材育成」といったテーマについて、資源開発・エンジニアリング業界における実例等を踏まえた議論が交わされた結果、「デジタルは分野・業界の壁を取り払う力を持つ」、「デジタル技術の適用はマインド・カルチャーも同時に変革して初めて可能となる」といった見解が導かれました。
■ 技術紹介パネル展
講演と並行して、日本企業やJOGMECが有する先端技術を紹介するパネル展が実施されました。ポスターに加えて実機や模型等の展示があり、休憩時間には多くの参加者でにぎわい、担当者の説明に熱心に聞き入る光景が見られました
→全文を読む
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_01_000128.html?mid=pr_181130
すべての画像